「…この人知ってる…?」
「え」
インターホンの画面を見ると、そこには、見たことのない女が立っていた。
そいつはいふくんに僕の友達と言ったそうだ。
「し…知らない」
予想が的中した。1番嫌だったことが起こった。
《身バレ》
どうしよう…身バレは、1人にバレたらどんどんバレていくものだ。
女がインスタやXに拡散でもしたら…
僕は、女に言った。
「…誰だよ」
『え!いむくんがでてきてくれたっ!ごめんいむくーん?聞こえなくてぇ!もっかい言ってくれな_』
「誰だよ!お前っ…なんで僕の家知ってんだよっ………きもっ」
『は?今、なんて言った?』
やば…喧嘩になっちゃう………落ち着けっ…
…でも…いっそのこと落ち着かずに…
『だからさぁ、そーやって家の中で閉じこもって?メンバーに守られないとダメなんてカッコ悪ww』
『いむくんなんでしょ?いつもみたくさ、笑い飛ばせばいーじゃん?www』
プツッ
なにかが、切れた音がした。
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