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kt side
有難いことに俳優業も、アイドル業も忙しくさせて頂いて貰ってる。
ファンの人や、スタッフさん達から暖かいメッセージを沢山もらうと、同じくらいアンチも来る時期。
俺は、よくエゴサをしているが、ファンの人だけじゃなくアンチも目にする。
決していいものでは無いが、あまり気にしていない。
最近では、ネットだけじゃなく、リアルでもアンチを受けるようになった。
この日は、ドラマ出演クランクインの日だった。
共演者さんや、ドラマスタッフさんは優しく声をかけてくれた。
だが、一部のスタッフさんには嫌われているらしかった。
クランクイン最初のドラマ撮影は終わり、帰る直前で聞こえてきた声。
スタッフf「最近、超特急って人気あるけどさ、ぶっちゃけどう思う?」
スタッフd「みんないい人だけどさ、正直、草川はいらねぇよな笑」
拓「ッ、」
たまたま耳に入ったのか、わざと聞こえるように言ってるのか、。
その日は、一睡もできないまま、次の日仕事に向かった。
その悪口は、この日だけでなくどんどんエスカレートしていった。
超特急の冠番組、トレタリの撮影日。
楽屋で収録まで時間があった為、携帯を弄っていたら、
今度はドア越しに声が聞こえてきた。
スタッフf「今日の収録内容、草川の持ち込み企画なんだって」
スタッフd「えぇ笑まじか笑ウケる笑」
スタッフf「どうせつまんねぇの持ってくるんだろうな笑」
スタッフd「な笑」
ネットで言われるより、リアルの声聞く方が結構メンタル来る、。
今までアンチ言われることはあったけど、こんな直接聞くことはなかったから、すごく辛い。
収録時間になり、さっきまでの辛い感情を抑え、収録に挑む。
だが、いくら集中してても過ぎってくる「草川はいらねぇよな笑」の声。
(※目黒さんお借りしました。「目黒いらない」)
拓「〜〜..」
祐「タクヤ?」
拓「あ、ごめん笑 それでは次はこちら!」
今までの収録の中で1番長く感じた時間だと思うぐらい長かった。
スタッフd「今日の収録もダメダメだったな笑」
スタッフf「ほんとそれな笑」
やっぱりこれは、俺にわざと言ってると確信した。
メンバーには、聞こえていたことは今の俺はまだ知らない。
fr side
音楽番組の収録日。(※アロハ、怪我のためお休み。)
タクヤ以外が楽屋にいる。
珍しいタクヤの遅刻。
彼は、今朝から出演中のドラマと朝番組を行き来していた。
秀「タクちゃんが遅刻とか珍しいね」
悠「まだ時間はあるけど、集合まで1時間遅れるって滅多にないよね」
祐「心配だな、」
太「最近、タクヤ無理してる気がするんよなぁ、」
海「俺も、同意」
稜「実はさ、トレタリの収録の日。2人のスタッフさんがタクヤのこと悪く言ってんの聞こえて、さ。」
祐「それ俺も聞こえた」
政「それって、いつもトレタリ見に来てくれるスタッフさん?」
祐·稜「うん」
悠「?」
秀「2人して腕組んでドアの前で立ってる人」
悠「あぁ!」
太「俺らの大事なメンバーを虐めるとか許さへん!」
秀「最近、アンチも増えたよね、特にタクちゃん向けの。」
政「タクヤくん何も悪いことしてないのに!」
海「それにしても遅いな、」
祐「流石に心配だし、今日の収録先延ばしにしてもらう?」
稜「そうするか、田原さんに伝えてくるから全員タクヤん家行く準備して車で待ってて」
超特急 - 稜「はーい」
kt side
草川家
拓「ッ…(泣」
携帯を見て、涙を流していた。
拓「なんで俺がッ、…(涙 流」
とうとうタヒぬのを覚悟し、引き出しからカッターナイフを取って、洗面所に向かった。
ok side
全員、草川家に到着し、インターホンを鳴らすが出てくる気配がない、。
もし、家の中で倒れていたらどうしようと内心焦ってくる。
突然、一通のメールが来た。
みんなして、一斉に開いたのはグループLINE。
そこには、
『
さっきはごめん。
よく考えたら、
ウマが合うっていうのは、意気投合してるって意味だった。
尚更嘘はつけねぇよな、超特急のメンバーになれたこと
ラッキーだったよ!ありがとう。
』
タクヤを心配して家まで来てるのに何言ってんのか分からなかった。だが、タカシが何かを思い出したかのようにボソッと、“縦読み”と言った。
悠「まさかこれって!」
太「タクヤからのSOSや!!」
稜「ちょ!タカシ待って!!」
[勢いよくドアを開け突っ走って行ったタカシの後を追うリョウガ]
そう、タカシが言うには、縦読みをすると“さようなら”となっていることだった。
mt side
突っ走ったものの探してもおらん。
稜「こんな探していないなら洗面所とかにいるんじゃね?」
行ってみると、リョウガの勘は的中、洗面所におった。
そこには、カッターナイフを持ってリスカしようとしているタクヤがいた
太「タクヤ!!それはあかん!!絶対辞めとき!!」
拓「離せっ!(泣」
太「ダメや!!(抱」
[と、カッターナイフをタクヤから取り上げ、浴槽に投げ捨てる。]
拓「(大泣」
拓「な”ん”で”、な”ん”で”俺”が”!こんな、苦”しまなきゃい”け”ねぇんだ”よ”!(大泣」
太「(抱 背摩」
No side
洗面所の扉の前には、リーダー1人。
階段の下では、2桁号車を食い止める最年長とドジっ子。
太「(抱 背摩」
拓「タカシ…、」
太「ん?」
拓「止めてくれてありがと、(疲」
太「好きな人に怪我して欲しくないからね」
(ガチャ
稜「もう大丈夫か?」
拓「うん、わるいな」
稜「2桁は階段下にいるから大丈夫」
拓「そ、泣き疲れたから寝たい…」
稜「おけ」
洗面所から出てきた2人(太·拓)は、タクヤの部屋に向かった。
リビングに降りてきたリョウガ。
稜「しばらく寝てると思う」
海「この後仕事の人は、帰った方がいいよね」
祐「俺は、さっきこの後の収録延長してもらった」
悠「俺もドラマ延長してもらった」
秀「俺は音楽番組収録後はなんもなかったから大丈夫」
政「俺も友達と呑みいく約束してたけど、キャンセルしたし」
海「そしたら、今日はタクヤの家に泊まらせてもらうか」
秀「そしたら起きた時ようにお粥作ってくる!」
政「俺も手伝う!」
数十分経ち、タカシがリビングに降りてきた。
悠「タカシくん!」
太「タクヤぐっすり。」
稜「おけ。」
秀「手、何持ってんの?」
太「カッターナイフ。」
政「もしかしてそれって、」
太「せやで、リスカしようとしててん、。」
海「相当追い込まれてたんだろうな、。」
太「(バタ」
突然、その場に座り込んだタカシ
悠·政「タカシくん!?」
太「俺、なんもしてあげれんかった…、(泣」
太「タクヤ、苦しんどったの気づいてれば、少しは楽に、俺たちに相談してくれたかもやのに、(泣」
祐「これは、タカシだけが悪いんじゃない。気づいてやれなかった俺らも悪い、。(背摩」
海「タカシだけが責任を持つ必要は無い。(抱」
その後もしばらくメンバー同士ハグしあった。
翌日。
マネージャーからメンバー全員offとの連絡が入った。
秀「今日、全員オフだって!」
悠「久々のオフ〜!」
太「最近、ドラマ続きやったもんな!お疲れさん!」
悠「今日は甘えたいかも〜!タカシくん構ってぇ!」
太「ええで〜!」
リビングでそれぞれ過ごしていると、タクヤが降りてきた。
拓「ん…(寝惚」
秀「タクちゃん!おはよう!よく眠れた?」
拓「うん……」
拓「ってえ!?なんでいんの!?」
祐「すごい時差笑」
海「ほんと笑」
稜「タクヤのこと心配だから泊まらせてもらった」
拓「あ、そ。」
稜「相変わらず冷たいな笑」
政「タクヤくん食欲ある?シューヤと作ったんだけど。」
拓「少しだけ、」
政「今、温めるね!」
秀「タクちゃん!俺の隣来て!」
拓「ん。」
悠「やっぱ寝惚けてるタクヤくん可愛い!」
拓「はいはい」
太「適当やなぁ笑」
マサヒロがお粥を持ってくる。
拓「美味しそ、!いただきます」
拓「うまっ!まーくんこれ美味しい!」
政「喜んでもらえて良かった…⸝⸝」
完食。
稜「食欲無いと言っときながら、完食してんじゃん!」
拓「まーくん手作りお粥が美味しかったからつい笑」
政「そしたら、タクヤくんが風邪の時は、このお粥つくりに行きますね!」
拓「よろしく!笑」
祐「今日はオフって言ってたからゆったりしよ!」
悠「タクヤくん!今日こそ甘えない?笑 仕事頑張ったんだし!」
拓「うん甘える、/」
稜「いーなー!」
悠「今は俺のターンだから渡さないよ?」
稜「別にいいよ!後で甘えてきて貰うから!」
悠「だったらあっち行ってて!」
稜「あっち行け!ってなんだよ!」
悠「タクヤくんと2人きりになりたいの!」
拓「あ”ー”!2人ともうるさい、」
祐「タクヤおいで!」
拓「やっぱタカシが1番落ち着く」
太「そ、れは良かった…⸝⸝」
秀「タカシくん顔真っ赤笑」
海「ほんと笑」
後日、タクヤに悪口を行ったスタッフ2名は、芸能界事務所のトップに首をはねられたらしい、!(苦笑
ℯ𝓃𝒹☕︎︎𓂃 𓈒𓏸
____
今までの作品の中で1番内容が濃く、
納得いく作品ができたんじゃないかなって思います!
本当に💚が多いの申し訳ない…
そろそろ、タクヤの短編集になり兼ねない💦
(既に下書きには、体調不良5個タクヤが占めてますがw