テラーノベル
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ぽてと。
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20××年×月×日
朝の光が教室に差し込んでいる。
窓は少しだけ開いていて、風がゆっくりとカーテンを揺らしていた。
教室には、いつも通りの音がある。
笑い声。
机を引く音。
誰かの呼びかけ。
ドアが勢いよく開く。
こさめ「おはよーーー!!」
こさめがいつも通り元気に入ってくる。
捺が机に突っ伏したまま返事をする。
捺「うるせぇ朝から」
こさめ「え〜ひどくない!?今のひどくない!?」
こさめがなつの机を軽くゆさぶる。
捺「やめろ眠い」
こさめ「起きろ〜!」
いるまが横からため息。
いるま「朝から元気すぎだろお前ら」
こさめ「元気なのが取り柄なのさっ!」
尊琴「なんなんそれww」
尊琴が後ろから笑う。
蘭「朝からコントやめろよ〜」
蘭はプリントを配りながら言う。
こさめ/捺『コントじゃない!/じゃねえ!』
蘭「はいはい、席つけー」
こさめ「先生みたいなこと言うな!」
蘭「いや俺のほうが先生より仕事してるだろ」
須千がぼそっと言う。
須千「このクラスうるさすぎて逆に落ち着くんだよな~」
尊琴「それ褒めてるん?」
いるま「たぶん違う」
◇◇◇
休み時間。
捺といるまが机でだらだらと話している。
いるま「なつ、お前昨日の宿題やった?」
捺「あっやってねー」
いるま「だろうな」
捺「お願い!いるま写させて~」
いるま「別にいいけどw自分でやれよ?」
笑いながら軽く机を叩く。
こさめが横から割り込む。
こさめ「ねえねえそれよりさ!」
「今度、みんなでどっか遊びに行かない!?」
捺「どこに?」
こさめ「えーと……コンビニ?」
いるま「小さすぎるだろ」
こさめ「じゃあハワイ!」
捺「急にスケール上げるな」
尊琴「結局どこでもいいやつやんそれw」
尊琴が笑いながら言う。
こさめ「やっぱこさクレープ食べたい!」
捺「クレープ!?なら行く!!!」
須千「急に元気じゃんww」
いるま「クレープ好きなの可愛いでちゅね~」
捺「うるせぇ!クレープは美味いからしかたねえだろ」
こさめ「こさ、スルメイカクレープ!!」
尊琴「なんなんそれw美味しいん?」
◇◇◇
昼休み。
こさめ「それ一口ちょうだい!」
いるま「いやだ」
蘭「即答かよ」
こさめが捺の弁当をのぞく。
こさめ「一口!」
捺「ダメ」
こさめ「けち!」
捺「これはいるまが作ってくれたやつだから…//だめ!」
いるま「なつ…//」
蘭「毎日同じやり取りしてね?」
尊琴「してるな」
須千「してるね」
こさめ「いちゃいちゃするなー!!」
蘭「リア充爆発しろ!!」
須千がパンを食べながら言う。
須千「この時間が一番平和~」
蘭「いや平和ではないだろ!」
◇◇◇
放課後。
チャイムが鳴る。
「帰ろーぜー」
「だる」
「帰る」
こさめがリュックを背負いながら言う。
こさめ「ねえねえ明日も一緒に遊ぼうね!」
捺「いいわけねえだろ!うるさすぎるんだよ!!」
こさめ「えー!」
いるま「でも結局明日もこうだろ」
尊琴「まあね」
蘭が扉を開ける。
蘭「ほら、さっさと帰れー」
須千が最後に言う。
須千「まぁいつも同じだからこそいいんだけどね~」
◇◇◇
帰り道。
こさめが転びそうになる。
捺「危な」
無意識に腕を掴む。
こさめ「助かった~!」
捺「次転んだら置いてく」
こさめ「なつくんありがと!やさっしー!」
「こういうのがメロいってやつか…」
捺「違ぇわ!」
◇◇◇
「また明日なー」
「またねー!」
「おつかれー」
それぞれバラバラに帰っていく。
ただの、いつもの日だった。
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コメント
1件
読み終わりました〜!日常の軽快な掛け合いが心地よくて、読んでるこっちまで自然と笑顔になりました☺️ こさめの元気いっぱいな感じと捺の不器用な優しさのバランスがすごく好きです。「無意識に腕を掴む」とこ、ちょっと胸がきゅんとしちゃいましたね🫣 何気ない会話の一つ一つが生き生きしてて、このクラスの空気感が文章からじんわり伝わってきます。続き、気になります…!🌙