優先すべきこと

誕生日ラッシュきちいです

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･nmmn注意

･キャラ崩壊注意

･通報しないで欲しいです

･運営さん愛してます

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いふの誕生日当日の朝。事務所に集まる予定だった6人のうち、1人だけ来ない。

心配になってないこが電話すると、いむの声はかすれていた。

水「……ごめん、なんか熱、やばいかも……」

その一言で、全員の動きが止まる。

赤「がちか……」

りうらがぽつりと呟き、いふの顔を覗き込んだ

紫「えぇ、どうする？まろちゃん誕生日やん…？」

けど、いふは苦笑しながら上着を羽織った。

青「ええよええよ、誕生日なんかより、ほとけの方が大事やろw行こ、全員で」

5人はそのままいむの家へ向かった。

布団に沈むいむは、顔真っ赤で息が荒い。

目を開けると5人揃ってて、困ったように微笑む。

水「……いふくんの誕生日、なのに……ごめん……」

いふは首を振って、額に手を当てた。

青「謝らんでええよwまたどっかのタイミングでおめでとう言ってくれればそれで十分よ」

悠佑が冷えたタオルを渡し、初兎が薬を準備し、りうらが水を用意して、

ないこはそっと髪をかきあげてあげて、いむの体勢を整える。

5人がかりの看病に、いむの目が潤む。

水「……ありがと……ごめん……ほんとに……」

青「泣くなって。治ったらいくらでも謝らせたるからねぇんがははは」

いふは優しい声でそう言った。

いむがやっと深く眠った頃。

いふはそっと寝室のドアを閉じ、静かなリビングへ戻った。

ソファには、ないこと悠佑が小声で話しながら待っている。

テーブルの上には、小さな酒瓶とグラスが3つ。

ないこが気づいて笑顔で呼ぶ。

桃「まろ、おつかれ。こっち来なよ」

悠佑も軽く顎を上げる。

黒「誕生日くらい、ちょっとだけ乾杯しよーや」

いふは一瞬驚いた表情をしたが、

すぐに穏やかに笑って二人の間へ座った。

青「……ごめん気遣わせてもうた？ありがとね」

ないこがグラスに少量だけお酒を注ぐ。

桃「まろの誕生日なんだから当然でしょ！」

悠佑も同じように注ぎながら、

黒「ほとけのことは全員で見てる。お前は祝われとけ！w」

いふはその言葉に一瞬まばたきをして、

照れくさそうに鼻を触りながら笑う。

青「…wありがとうな」

3人でグラスを軽く合わせる。

控えめな音が静かな部屋に響いた。

ないこが口を開く。

桃「いむ、あんだけ熱あったらさ、今日どうしても看病してほしかったんだと思うよ。熱高すぎたしさ」

黒「せやね、誕生日で申し訳無さそうやったけど」

悠佑が苦笑しながら言う。

いふはグラスをゆっくり揺らし、

自分の胸の奥の気持ちを少しずつ言葉にした。

青「……俺さ。誕生日やからって、なんか特別にしてもらうの苦手なんよな。でも……こうやって二人が声かけてくれんの、普通に嬉しいわ」

青「やっぱ大人組は落ち着いてるから空間ほんま好きなんよなぁ」

ないこがぽつりと笑う。

桃「まろはさ、人のために動きすぎなんだよ。優しすぎんの。」

悠佑も続ける。

黒「大人組には普通に何でも話してええねんからな？気遣わんで」

いふは言葉を飲み込んで、ゆっくり頷いた。

青「……せやな。ほな……今日は2人に甘えとくわ」

その一言が、二人を柔らかく笑わせた。

いふの頬がほんのり赤く染まってきた頃、

ないこがふと思い出したように言った。

桃「あ、そうだ！まろの誕生日、これだけで終わりじゃないからね。いむが治ったら、ちゃんとやるつもり！」

悠佑もうなずく。

黒「ケーキもプレゼントも準備しとるしな。焼肉行こうやw」

いふは目を丸くして、少し笑う。

青「お！やったー！楽しみにしとくわ！」

青「パーティ中に泣いたらごめんなガハハ」

ないこが肩を軽く叩く。

桃「泣いていい日なんだってw誕生日だよ？」

悠佑もぽつりと。

黒「真面目に話すけどまろがおらんかったら、この6人はここまで来れてへんし、俺入っとらんかったし。それくらい大事な存在やからな」

黒「ちゃんと、分かっとってなそこは」

いふの指がグラスの縁をすべる。

喉が震えるのを悟られないよう、少し俯いた。

青「……そんなふうに言われたら……ほんまに嬉しいわありがとう」

静かだけど温かい空気が、深夜の部屋に満ちていく。

ないこが立ち上がる。

桃「そろそろ寝よっか。いむの様子も見なきゃだし」

悠佑が伸びながら同意する。

黒「明日もあるしな。続きは6人でやろか」

いふは最後の一口を飲み、

少し潤んだ目で二人に向き合った。

青「……ありがとう。ほんまに。ほとけの看病するってなった時若干寂しかったから、嬉しいわ」

二人は同時に笑った。

桃「それが聞けたら十分だよ」

黒「ごめんな誕生日潰れてもうて」

青「んーん、結果的に六人で居れて幸せな誕生日やで」

いふの静かな幸せが、深夜のリビングに確かに残っていた。

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うーん上手くいかなかったごめんね