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毎日不安。なにか特別なことがある訳でもないのに
松岡 瑠璃(まつおか るり)12歳。リスカとか平気でしてる。義父と義妹きもい。死ね
…って思ってるけどまぁ、言わないよそんなの。怒られるしね
瑠璃は部屋の時計をじっと見つめる。
「時止まれば、あいつら殺せて、私無罪になるし、通り魔にやられたとか言えば何ともならないのになぁ」
瑠璃は唾を吐くように言う。
「──瑠璃〜!入るよ」
お母さんがドアをノックもせずに、入ってくる
「うわっ?!なに!入るなら言葉だけじゃなくてノックくらいしてよねっ」
瑠璃は少し怒り気味に言う。
「ノックしろって…あなたこそしてないことが多いじゃないの。…って、またリスカしたの?」
お母さんは私を注意しながら、リスカの話をし始めた。私の嫌いな話
「…別に〜?これからはもうやらないって〜!」
「本当…?瑠璃っていつもそうよね、リスカばっかして。病気で肌が荒れてたりする子だっているんだから、大事にしなきゃダメだよ」
…うるさいなぁ。私別に病気の話してないんですけどぉ〜…すぐそういうのやめて欲しいわ
「…まぁ、いいわ。夕飯出来てるから、冷めないうちに来てね、この前みたいに残しすぎはだめだよ」
「へいへーい」
瑠璃は面倒くさそうに返事をする
(ダイエット中なんですけど〜…151cmで37kgって…この前は35kgだったのに。ったく…あの一軍共…!ジャン負けで寿司皿追加で8皿なんてやったから…)
瑠璃は少し黙ってから、また喋り始めた
(………)
「別に、私は病気の子が良かったよ。普通の子なんてなりたくなかったし、こういうなり方で異常にはなりたくないしね。」
………
「…行くかぁ」