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第8話、読んでいただきありがとうございました!!


今回はあとまぜ展開でまぜ太くん目線です。そしてもう一人、登場します。


このメンツ、見覚えある方も多いのでは・・・?


第9話 まぜ目線


今日も会社で出勤日。

季節は梅雨に入り、ヒカリエの外は雨に覆われた東京の街と化している。

俺はあっとに呼び出されて共有スペースのとある一角に座っていた。


❤️「まぜ、お待たせ〜」


俺に気づいたのか、あっとが声をかけてくれる。

先に着いていた俺は編集作業をしていたPCの画面を閉じ、あっとの方に顔を向けた。


💜「おう、あっと。話ってなんだ?」


そう聞くとあっとは俺の隣に座り、ためらいがちに口を開いた。


❤️「まぜ、単刀直入に聞くけど、、、けちゃのこと避けてる?」

💜「え、、、」

❤️「けちゃが、まぜのことで悩んでたんだ」


相方が少しだけ眉根を寄せて、まっすぐ視線を向けてくる。

本当に、こいつの目には嘘がつけない。


❤️「なぁ、まぜ。。けちゃがどんな顔していたか、想像つくか?」


けちゃおのことだ、多分今頃、俺のことでめちゃくちゃ悩ませていることは簡単に想像がつく。

そうだよな、ろくに本人に話すこともなく、俺は一方的にけちゃおから離れているんだ。


💜「そりゃあ、なんとなくな。」

❤️「だよな。まぜは分かりにくいけど、ちゃんと相手のこと考えて動いてるんだもんな。」

💜「あっと、俺はお前の言う通り、確かに最近けちゃおのことを避けてる。

俺も普通に接したい。だけど、どうすればけちゃおを悲しませなくて済むのかわからないんだよ」


俺はめちゃくちゃエゴサをする。だからこそ、けちゃおの話をすると動画で切り抜かれているのも知っていたし、けちゃおと一緒にいればいるほど、あいつのことが頭から離れなくて、ずっとその話題を語ってしまう。


❤️「まぜ、お前はけちゃを悲しませていると本気で思っているのか?」

💜「それ以外に、理由が他にあると思うか?」


俺とばかり絡むことによって、けちゃおはどうなる。

俺との切り抜き動画ばかり流れてきて、変に意識して俺に構おうとしてるんじゃないか。

本当だったら、色んな繋がりがあるはずなのに、そこでのおもろい部分とか俺が独占してるんじゃないか。

それが切り抜き動画に対する違和感の正体だった。

それが怖くて、二人だけでご飯に行くことも配信も減らすようにしてきた。


最後に二人だけで話したのはいつだったんだろうか。

けちゃお、俺はお前と二人でアンプ結成したてのあの頃みたいに話がしたい。。


❤️「他に理由ね、、、」


と、あっとが言いかけた時、


🐐「お〜?あっちゃんとまぜちじゃん!!!」


聞き覚えのある、あの偉大なガサガサボイスが背後から飛んできた。

あまりに突然だったので、俺もあっともびっくりしてお互いに顔を見合わせる。


💜「師匠おぉ?!」

❤️「ころんくん?!」


あっとに、お前が呼んだんじゃないよな?と目線をやると、絶対に俺じゃない、と首をぶんぶんと横に振った。

すごいタイミングで現れる。さすが運を持っているお方だ。


そして、このメンバーで話すのも、いちごマイクラ以来久しぶりのことだった。


あとがき


書き手に回って感じたことですが、やっぱり公式の尊さを越えることは難しい。

公式の尊さを大切にすることで、むしろ読み手側が公式様を見るのが楽しみになるように心がけています。


そして、初めてにも関わらず、私の妄想小話がこんなに愛されていることに驚きを隠せないです。

それもこれも、応援してくださる読者の皆様のおかげです。

感謝の一言に尽きてしまうのが勿体無い、本当にありがとうございます📣🩷💜❤️💛💚💙🌈

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