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記憶

1 - 第1話

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2025年09月12日

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⚠VTA
















朝起きると知らない場所にいた。ここ…何処…?うわ!!??なにこれ!?生き物なのかな…?真ん中に宇宙みたいなやつあるし。ベッドから起き上がり周りを見渡すと見た目は違うものの見覚えのある彼らしき姿と知らない人達の写真が大事そうに飾ってあった。「ぴょん…?」久しぶりだな〜。此処で会えるのかな?此処に来た事ありそうな面してるし案内してもらお〜!そんなこと思いながらドアを開ける。

「おはよ蛸…って誰や!!!!??」

「わぁぁぁぁ!!???誰!?!?!?」

僕と白髪の人の声が廊下に響く。「何々〜?うるさいんだけど」また知らない人の声がした、と思ったらひとつの扉からまた知らない人が出てくる。「うわ!!?誰!?不法侵入!?!?警察通報するよ!!!」何此処。知らない人達しかいない。小柳くんいないの?「お前らうるせぇぞ。不審者は追い出せ…」また声が聞こえた。けどその声は聞き覚えのある声だった。ドアが開くと同時に声の主が現れる。「あ!!!ねぇぴょん!ここ何処〜?」

「なんや狼。知り合い連れてきたんなら言ってや!」

彼は固まったまま動かない。どうしたんだろ?なんか変?もしかして俺ブスすぎてびっくりしちゃってる!?泣いちゃうんだけど〜。「ぴょん〜?僕そんなブス?」彼の周りを歩く。未だに無反応流れに違和感を覚える。うーん。僕何かしたかな?えっとぉ。あ!この人達自己紹介してないからなんか思ってるのかな?そう思い発言しようとした時彼が動き出す。

「お前またか!?!?」

「またって何!?」

俺、なんか知らないうちにやらかしてた?またかってことは相当なことだよね…。心当たりないんだけど。小悪魔すぎて無意識かも。

「はぁー。とりあえず俺の部屋来い。リトとイッテツ呼ぶから」

「はーい」

でもなんでリトと一徹なんだろ。一緒のクラスだったりしたからかな?だとしたらずっと一緒だった千隼とかならわかるんだけど。「千隼は都合により無理。リトとイッテツしか無理なんだよ」声にでてたかな?うわ〜恥ずかし。とりあえずぴょんの部屋行かないと。出てきた場所だよね?ぴょんどっか行っちゃったし。とりあえず行くか。と、その前に自己紹介しないとだよね。そう思いくるっと二人の方を向く。

「初めまして!お二方!僕は星導晶って言います!迷惑かけてすいません。小柳くんによろしくお願いします!」

「「はっ?」」

「では〜!」

そういいながらぴょんの部屋に入る。あの二人びっくりしてたな。苗字珍しいって言われるしそれかな?それより2人とも元気かな〜?


「ねぇカゲツ。あの子星導ショウって言った?」

「言った」

「違う…よね、?」



――


彼奴が戻ってきた。何回困らせる気だ。とりあえず今、彼奴のこと知ってるやつ呼ばねぇと。リトとイッテツに連絡すると『までぃすか。一応急ぐわ』とくる。ドアが開き、ふたりが来る。ライとカゲツが共有スペースに来て第一声に「あの子、星導なの?」と言ってきた。詳細を聞けば彼奴が部屋に入る前に自己紹介をしてきたと言う。俺は頭を抱えた。また余計な説明増えさせやがって。「まぁ、色々あって。知らなくていいこともある」少し言い方がアレだったのだろう。カゲツがあからさまに不機嫌な顔になっている。ライも少し怒っていたがインターホンが鳴り、席を外す。ドアを開けると相当急いだのだろう。珍しく息が上がっている2人が立っていた。2人を中に入れ、簡易的な飲み物等を持ち部屋へ行く。中に入ると待ちくたびれたのだろう。彼奴が此方を向く。「あ〜!!リト!!一徹!!小柳くん!!!」元気に発せられる声はこちらの苦労を知らないようだった。

そこからは久しぶりに喋り倒した。懐かしい話を沢山していた。夜になると何時もより早めの時間に眠気がきたらしく、頑張って耐えていた。俺たちはもう夜も遅くなっているのでベッドに連れていくがそれが嫌なようで喋る。さすがに眠いなら寝た方が体にもいいので寝かせようとしたが「待って」と小さい声が漏れた。

「3人とも…あの子…頑張ってるから、、ゆっくり待っててあげて、…いつか、、思い出すと思うから…」

そう言うと完全に眠りについた。

「…。るべも頑張ってるんだから俺らも支えないとな」「るべくん、俺らも頑張るからね!」こういう時、前向きな言葉が出るところは尊敬しかない。「また、こうならないようにもな」

コンコン、と扉を叩かれライが少し顔を出す。

「もう大丈夫?リトとイッテツも遅いから泊まってきな。」

2人は承諾し、みんなで夕飯を遅めだが食べた。


次の日、星導は紫髪のやつになっていた。「星導。無理しなくても俺らはお前に寄り添うからな。手伝うから。」

「?なんの事?」

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