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姉ちゃんは、「田舎の夜って涼しくて心落ち着くよね。」って呑気な事を言っている。僕は、「こんな夜中にお墓で心落ち着くとか馬鹿じゃないの。幽霊とか出るかもな。はははは。」と言うと「その時は、景都が守ってくれるよね?私の事好きだから。」と言ってきた。「誰がこんな馬鹿な姉ちゃんの事が好きかよ。幽霊が来たらほぽって逃げるわ。バーカ。」と言い返した。そん事を言い合ってるうちにお墓の奥にある桜の木の前にやってきた。「この桜の木の枝を折って持ってたらいいだよね。」と姉ちゃんがら言ってきた。「そうだよ。その木で合ってるよ。さっさと行こうぜ。」と言ったその時に桜の木から嫌な感じ、こうなんて言うのかな悪寒って言うのかなとてつもない寒気が感じた。これを折ったらダメだ。これを僕ら折ったらダメだ。ダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだ、そんな事を、感じた。いや、本能がそう言ってきた。「ダメだ、姉ちゃんそれを折ったら。」と言うと「え?どうして?」と言い姉ちゃんがもう折っていた。そしたら、周りからとてつもない笑い声が周りを響いた。この笑い声が人間のものでは無いと言うのが何も知らない僕でも分かった。けれど、その声の中に姉ちゃんの方からも聞こえた。いいや、姉ちゃんも出していた。この世で見た事のない顔で笑っている。何か取り憑かれた様に。僕の意識が、薄らいでいく。元々いたのかわからない、黒い影いや何かに焼かれた何かが僕を笑っている。最後に聞こえた、「やっと見つけた。ケラケラケラ。もう君を呪いつづけるから。ケラケラケラ。」と何かが笑ってる。「あぁあ、こんな事をしなきゃ良かった。もっと早く気づければ姉ちゃんがあんな顔を、しなかったのかな。はははは…。」