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⚠️注意⚠️

枢軸(兄含め)の夢小説です

苦手な方はご注意ください















今好きな人いる?と言われたときの反応







フェリシアーノ・ヴァルガス

「え…っと……」

一瞬だけ、ほんの一瞬、動揺して固まってしまう。が、腹をくくると彼は強い。頬を染めて照れながらも、柔らかく魅力的な笑顔で

「うん、いるよ。今、目の前にね。この先、君の隣を歩く人は、俺じゃ…ダメかな?」

と言いながら手を取って優しく握ってくれる。振り向いて欲しくて頑張って攻めてみるも、ヘタレの自覚があり少しだけ自信無さげになってしまう。手を握り返してYesと返せば、

「本当?俺、嬉しいよ〜!」

と目を輝かせて嬉しそうにニコニコ笑ってくれます。



ロヴィーノ・ヴァルガス

「なっ、何言ってんだコノヤロー!!」

照れ隠しにキレる。結構勢いよく言ってくるので少しビビる。しかし、次の瞬間

「お前……が好きだぞちくしょー……」

と、とても小さい声で聞こえる。ばっちり聞こえていたのでからかってやろうと思い、私はロヴィーノさんのこと好きですよ、と言うと、彼は

「な、な…!」

と声をもらしながら顔をトマトのように真っ赤にする。しばらく顔を真っ赤にしてあたふたしているが、少し時間が経って落ち着くと、彼にしては珍しい穏やかな表情で、まだほんのり頬が赤いまま、嬉しそうにふっと笑って

「よろしく…な…」

と言ってくれます。



ルートヴィッヒ

「あ〜んん…その質問は少し返答に困るな…」

と言われる。迷惑だったかと謝ると、

「あぁいや、別に迷惑ではないんだ。ただ…好きな人に好きな人がいるかと聞かれた時に、どう返せばいいのかわからなくてな…」

と、予期せぬところで好きだとカミングアウトされる。あまりに急だったため信じられず、私が好きな人なのかと確認を取ると、

「な、なぜわかったんだ!?……あっ…!い、いや、その…っ忘れてくれ!頼む!

……くっ…伝え方は綿密に計画していたのだが…まさかこんな形で伝えてしまうとは……」

と、彼は自らの失態に気付き大ダメージを受ける。落ち込んでいる彼に私も好きだと伝えると、

「ほ、本当か…!」

と一瞬目を見開き喜ぶも、

「いや、後日改めて伝えさせてくれ。これでは格好がつかん…」

と言う真面目な彼。彼のそういうところに惚れたんですよね。



ギルベルト・バイルシュミット

「え?…あぁ…まぁ…いるにはいる、な」

珍しくしおらしい雰囲気で独り言のように呟く。本当かと聞き返すと、

「あぁ、本当だよ。伝えるつもりはねぇけどな。」

と寂しげに微笑まれる。普段は元気で明るくて俺様なのに、いつもと違う憂いを帯びた雰囲気に困惑する。あなたは素敵なのに、伝えないなんてもったいない、と励まそうとすると、ふっと微笑んで

「…ありがとな。

そうだよな!この華麗でカッコイイ俺様に惚れないやつなんていないよな!

…でも、そいつのことを考えると、言わないのが得策なんだよ。」

と頭をくしゃりと撫でられる。自分のことだと言われた訳ではないのに、なぜか自分に言われているような気がして、彼と自分との間に見えない壁を感じたのだった。



本田菊

「……そんなことを私に聞いてどうするのですか?」

ほんの少しだけ頬を染めてそう返される。単純に気になっただけだと言うと、

「そうですか……

…実は、私には密かにお慕いしている方がいるのです。このことは、あなた以外の誰にも言っていませんから、あなたと私の秘密、ですよ?約束できますか?」

と顔を覗き込まれる。はい、と言うと、

「ふふっ、ありがとうございます。良かったです。約束、あなたなら守ってくださると、信じておりますからね?」

と微笑みながら圧をかけられる。そんなに知られたくないのかと訊ねると、

「そうですね…誰かに知られてしまうのは、やはり気恥ずかしいですし…この恋は、恋をしている私とそのお相手との間に、留めておきたいのです。」

と言われる。

想い人がいることは自分以外に教えていない、

誰にも言うなと圧をかけられた、

そして、自身と相手に留めておきたい、と言われた、

ということは、唯一教えられた自分が、その想い人だということだ。

少々回りくどい。少々回りくどい上に、二人の仲を誰にも邪魔されたくない、誰にも立ち入って欲しくない、というほの暗さや微かな重たさを感じる。振られたとしても、私があなたに恋をしていたことは誰にも言わないでくださいね、と圧をかけるだろう。たとえ振られても、この恋を邪魔されたくない、汚されたくないのだ。それ程までに、愛しているのだ。

少々回りくどく、少々ほの暗い、この愛の告白。あなたなら、どう返しますか?

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