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――番外編。
放課後。
駅前。
青城バレー部。
買い出し帰り。
及川。
「いや~体育祭の打ち上げどこにする?」
花巻。
「まだ早くね?」
松川。
「及川が仕切ると長い」
岩泉。
「早く歩け」
国見。
死んだ目。
隣。
金田一。
なんとなく。
いつもの距離。
近い。
及川。
後ろから。
にやにや。
「いやぁ~今日も仲良しだねぇ」
「付き合ってないんだよねぇ?」
金田一。
「付き合ってません!!」
国見。
ぼそ。
「……うるさい」
***
その時。
少し前。
コンビニ前。
金田一。
ひとり。
自販機へ。
国見。
少し後ろ。
ぼーっと待機。
その瞬間。
「ねぇ君」
知らない男。
少し年上っぽい。
金田一。
「……え?」
「めっちゃ背高いね。暇?」
金田一。
停止。
(え)
(俺???)
(なんで???)
男。
にこにこ。
「よかったら連絡先――」
金田一。
処理落ち。
「え、あ、いや……」
遠く。
及川たち。
静止。
花巻。
「え?」
松川。
「ナンパ?」
岩泉。
「……金田一?」
及川。
「え、待っておもしろ――」
その時。
空気。
ぴたり。
止まる。
国見。
無言。
歩く。
ゆっくり。
金田一の横。
すっ。
自然に。
立つ。
死んだ目。
男を見る。
数秒。
沈黙。
そして。
低い声。
「……何してんの」
空気。
変わる。
男。
少し引く。
「あ、いや、ちょっと話してただけ――」
国見。
一歩。
前。
金田一。
少し後ろに隠れる形。
「困ってるんで」
低い。
静か。
でも。
圧。
強い。
男。
「あ、いやでも――」
国見。
じー。
数秒。
ぼそ。
「……帰って」
静か。
なのに。
怖い。
男。
「……す、すみません」
退散。
秒速。
***
沈黙。
金田一。
停止。
及川たち。
遠くで停止。
花巻。
「え、今のかっこよ」
松川。
「静かな圧えぐ」
岩泉。
「国見、珍しく前出たな」
及川。
「青春ーーーー!!」
***
金田一。
まだ固まってる。
国見。
振り向く。
じー。
「……大丈夫?」
いつもの声。
金田一。
数秒。
「……助かった」
小声。
少し赤い。
国見。
ぼそ。
「……変なのについてかれたら困るし」
金田一。
「え?」
国見。
視線逸らす。
小さく。
「……隣いなくなると、落ち着かない」
静止。
遠く。
及川。
「え????今の聞いた!?!?」
花巻。
「ほぼ告白」
松川。
「国見が独占欲出してる」
岩泉。
「お前ら静かにしろ」
その時。
国見。
無言で。
金田一の制服の袖。
ちょん。
「……帰る」
ぼそ。
数秒。
「今日は近くいて」
金田一。
顔。
真っ赤。
及川。
「もう付き合えぇぇぇぇ!!!!」
コメント
3件
うん、はよ付き合え
えっ待って国見の「……隣いなくなると、落ち着かない」ってそれ完全に告白じゃん!?!?!😭💕 しかも「今日は近くいて」って小声で言うのずるすぎる〜〜!!金田一が真っ赤になってるの想像しただけで胸きゅんが止まらない…! 及川さんが「もう付き合えぇぇ!!」って叫んだ気持ち、めっちゃわかるよ!! 短いのに詰まってるエモさが天才すぎる😇✨