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#1 君と僕の出会い
knt 『』
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srf 【】
side knt
高校入学してすぐ、
僕に好きな人が出来ました。
『声掛けちゃおっかな〜、』
[行ってみたらどうです？]
『アキラもそう思う？』
[何かしらアクションは起こした方がいいですから ]
彼は中学からの友達で僕の良き相談相手
[でも珍しいですね？奏斗に好きな人なんて]
『だよね！？』
[じゃあ、今日のノルマ。あの人に話しかけること。]
『うぇぇ、”“』
[…何も話さず拗らせて終わらせるんですか？]
『それの方が嫌！！』
渋々僕はその人に話しかけに行った
入学してすぐだった為幸運にもまだクラス内で固定のグループが出来ていなかったからまだ話しかけに行きやすかった
『あの、はじめまして』
「…ぁ、俺？はじめまして〜！」
「どしたん〜？」
『いや、同じクラスだし話してみたいな〜って思って声掛けた』
「え〜！ありがとな！」
「俺、渡会雲雀！」
『雲雀くん、僕 風楽奏斗！』
「呼び捨てでいいよ笑 奏斗か！よろしく！」
『ひばり！よろしく！』
社交的だった、くっそ陽キャ
無視されるかなとか思ったら全然そんなことなくて名前も知れて大満足！
いい人すぎてもっと好きになっちゃった！！
『アキラぁぁ〜！！』
[よく出来ましたね〜！]
『僕まじで頑張ったくね〜？』
『入学式で話しかけるとか至難の業すぎ〜！』
[自己肯定感が高くて良かったです]
[で、名前は知れたんですか？]
『うん！ひばりって言うんだって！』
[…呼び捨て！？]
[いろいろ早すぎて私もうついていけない…]
『いや、呼び捨てでいいよ〜って言われたし、』
[ほう、]
【凪ちゃーーーん！！！】
[ぉ、セラ夫じゃないですか]
【同じクラスなのに席遠いとあんま話せないじゃーん！】
[休み時間に毎回話せばいいんですよ、]
『…お前、顔広いな！？』
[ん、そーですか？]
【ぁ、はじめまして〜！】
【セラフ・ダズルガーデンです〜よろしく】
うわイケメン、何この笑顔、女の子みんな惚れるんじゃね
『風楽奏斗です よろしく！』
今日だけで覚える名前が2つ…
黒板になんかプリント貼られてるなにあれ
「ぇ”明日宿題提出あんの？！」
絶望してるひばり…
『かわいっ、』
[出てますよ]
『え、なに』
【無意識？】
【奏斗、あの人のこと好きなんでしょ】
『察しがいいねえ』
[あんたがわかりやすいんだよ！！]
『まじ！？』
【気をつけないとね〜】
初めて知った、僕ってわかりやすいんだ、
つんつんっ
『はぁい！？』
「うぉぉ、声でか」
『…ぇ、ぁ、？』
『っ、どうしたの！！』
「一緒帰んね？｣
『へ、ぁ、いいよ！！！』
「この辺あんま道わかんないんだよね」
うわかわい、（※あほ）
『かえろ！ね！』
「ありがと！」
成仏できるわ
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