「法愛」(読み方→のあ
『モンキー・D・ルフィ』
──
「やっと居た……!」
「ルフィ!今度は逃がしはしないわ!」
『うげっ…!』
『あいつと戦いたくねえんだよ〜!!』
「わ、私だって……」
『んぁ?お前も戦いたくねえのか〜?』
キキィイィ
「えっ、いやいや、そんなわけないでしょ!」
「私は海軍よ!」
『む……海軍とか関係ねえ!』
「ち、近ずかないで!」
私は海軍なのよ?!
海賊を捕えなきゃ
─海軍と海賊の恋─
〈あ、法愛さん!〉
「ん?あ、コビーくん!」
彼はコビー、私の憧れの同級生だ
彼は優しいし強くてかっこいい
私もそんなコビーくんみたいになりたい
_
〈コビー〉
_
「どうしたの?」
〈それがですね…〉
____
「ん……?麦わら?」
「あ〜あの頂上戦争の」
〈はい〉
〈それで麦わらの一味を調査というか……監視?をお願いします!〉
「えっ、私でいいの?」
〈はい!法愛さんは僕の憧れの人なので!〉
かっこいいけど……可愛いんだよなぁ
〈でも相手は麦わらの一味です〉
〈怪我の無いようお願いしますね〉
「はい!コビーくんのお願い受け取ります!」
〈ありがとうございます!〉
───
─法愛の部屋─
「(服は海軍じゃない方がいいよね)」
もういっそ船に迷い込んでみる?
いいねその作戦!
これで行こう!
バッ
法愛はダボッとしたシャツに短パン、長めのカーディガンを着て行った
──
─海の近くの崖─
ブルブルブル
あ、でんでん虫だ
ガチャ
「はーい」
〈法愛さんですか?〉
「うん!どうしたの?」
〈麦わらの一味は今__島に向かっているそうです〉
「ん!ありがとう」
「すぐ行くわ」
〈気をつけてくださいね〉
「ええ!」
ガチャ
─浜辺─
来てみたものの、
船が一向に見えないな……
((あら見ない顔ね
「あ、こんにちは!この村の方ですか?」
((ぇぇそうよ
((貴方…どこの方?
「私は海軍海賊を探しているの」
((そうなのね…頑張ってちょうだい
「ぇえもちろんよありがとう」
「言ったそばから!」
あれは!
麦わら帽子を被ったドクロに
ライオンの頭の付いた船!
これだ!
ダッダッダッ
──
『よっと』
「あ、貴方達!」
『なんだ?』
思っていた雰囲気と違うわね
「この村の人を傷つけたらタダでは犯さないわよ!」
『んな事しねえよ(笑)ちょっと間ここに居るらしーぞ』
{えぇ、そうなの、攻撃するつもりは無いわ}
─
{ナミ}
【ロビン】
─
「そ、そう」
【貴方……その傷】
【海軍の……】
「えっ?あっ、これは、普通に怪我しちゃったのよ」
バレちゃう💦
【そう】
「ねぇ海賊さん達」
『んだ?』
「こっちに来て」
─森─
「貴方達ほんとに海賊なの……?」
『ん?そーだぞ!』
「海賊ってこんなに優しいの……、?」
{そうね〜私達は他の海賊とは一味違うわ}
「ほほう……」
「じゃ。じゃあ、ほんとに麦わらの一味……?!」
【ええそうよ】
「へぇ……」
なんかこうもっと怖い人かと……
まずは絆作りから
そこから情報を聞きとるわ!
─
「ねぇ!その……麦わらの一味の皆さんたち!」
「私の住んでる家に来なよ!」
《法愛ちゅわんの家にぃいい?!》
─
《サンジ》
─
「だって住む場所無くなるでしょ?」
【そうね】
{あらいいの?}
「う、うん!」
はぁ……海賊と暮らすなんて……最悪だわ
でもこうもしないと近ずけないし
「こっち」
─家─
「どーぞ〜」
【なんていい匂いなんだァァ!!】
まあ借りてる宿なんだけどね
─一日が終わり
「えっ……もう帰るの……?」
《えぇ一日だけだったけど法愛の、おかげで食料も調達できたわ》
{ありがとう}
「じゃ、じゃあ」
こんなの全然情報取ってないよ……
「私!麦わらの一味の船に……のせてくれないかな?」
【え?】
「そ、その急だけど……」
「私!海賊に憧れてて」
そんなことないのだけれど
「だ、だから……!」
『いーぞ』
{えっ、ちょっとルフィ}
{貴方ほんとに大丈夫なの?}
「うん!」
「だってこんなにきたえてるのよ!」
《ははっそんな法愛ちゃんも可愛いよ》
─サニー号─
「わ、凄、広っ」
『な!これフランキーが作ったんだ!すげーだろ!』
「う、うん!」
『サンジ〜!飯〜!』
《わぁったよ》
《法愛ちゃんは大丈夫かい?》
「え、あ、大丈夫」
毒入りでしょ
『んめぇー!』
おどしね
─夜ご飯─
《お前ら〜!飯の時間だ!》
どうせ毒入りでしょ
少しぐらいなら食べても問題ないわ
特訓したんだから!
「い、頂きま〜す…」
パクっ
《法愛ちゃんのお口にあったかな?》
「ん……」
なに…これ
「美味しい!」
《ははっそれは良かったよ》
ご馳走様でした〜!
─皆が寝た頃─
「船の作りだけでも」
へぇ……
凄
『んぁ……』
「ひっ」
びっ、びっくりしたぁ……
「ル、ルフィ」
「まだ起きてたの?」
『法愛まだ起きてたのか』
寝起き?
『早く寝ろよ〜』
わっ、近ずいてくるっ
まさかっ、
ナイフ?、それともピストル、?
そうはさせない……!!
『こっち来いよ』
「んえ……?」
なんだそんなこと
─アクアリウムバー─
「わ、凄」
『にしし』
『すげ〜よなぁ〜』
「寝ないの…?」
『法愛が寝るまで』
何それ……
完全な警戒じゃん
「わ、わかった」
『ん……む……』
……?
「……?!」
「ル、ルフィ?!」
これっていわゆる、膝枕って奴?!
なんでよりによって初めてが海賊なのよ!
『早く寝ろぉ〜……』
いやいや恥ず……
だ、ダメダメこんな感情持ったら
あ、でも私も眠く……
─朝─
『えっ』
『お、俺』
『昨日の夜何したんだ?!』
『なんで法愛とベットで寝てんだ?!』
「ん……?」
「まだ眠い……」
『あっ、の、法愛!起きろって』
「やだ〜」
何よ急に
『な、』
『俺起きるっ』
「ルフィ暖かいじゃん……」
あれなんでこんなに焦ってるの
「……?」
えっ
「えっ」
「ル、ルフィ?」
「なんで……?どうしたの?」
「大丈夫…?顔赤いよ……?」
『赤くねぇ!』
「熱?」
『し、しらねっ』
何それ
『む……』
何こいつ可愛い
赤面しちゃって…
「ん…」
「なんでそんなに焦って…?」
『あ、あちいから』
何それ
口を膨らませて赤面するこいつは可愛いかった
あれ……私…ダメダメ
可愛いだなんて
コメント
4件
おっとぉ?むぎちゃんの推しでは有りませんか…?( ≖ᴗ≖) まぁ私も推しですけどね、相変わらず可愛い過ぎr(((
わーい