世界の誰しもが『個性 』という頂上的な力を持っている世界
そしてその『個性』を使い悪事を働くヴィランと、ヴィランを退治するヒーローがいた
これが当たり前の世界
《病院》
看護師「先生!急患です!」
『了解です人数は。』
看護師「雄英高校から運ばれてきたヒーローが1名…肩肘や頭の損傷意識がないようです!」
『…雄英高校ですか。』
私は思うんだよ。
どうして素直に死んでくれたらこっちだって楽なのにな…と。
どうしてヒーローばかり目立って。
ヒーローはアイドルなのか?
とても怠惰で傲慢なヤツらだ。
もう何年もこの仕事をしているが…当たり前のようにヴィランに重症を追わせるヒーロー…それは本当にヒーローなのか?
看護師「先生?」
『…すみません。その方は治療室に運んでくれ。』
看護師「分かりました。」
数十分の治療が終わり…
その急患は雄英高校の教師『イレイザーヘッド』であり、ヴィラン連合と名乗るものが雄英高校に襲撃した事がニュースで明らかになった
2日後…患者の意識が戻ったらしいので、話をしに行く。
すると病室には、もう1人居るようだ。
イレイザー「…どうも。」
?「貴方が相ざ…イレイザーの治療をしてくれた先生ですか?」
『こんにちはそうですよ。あなたは同僚さん…ですかね?』
マイク「はい。プロヒーローのプレゼントマイクです。」
『貴方が…。サイン…いや…今はイレイザーさんの状態を…。』
『肘の皮と中の肉がボロボロとなっていましたが…骨は大丈夫だったみたいなので簡単な治療としてます。』
イレイザー「…。(折れていなかった…てっきり…。)」
『ですが…暫くは腕を使った運動やお仕事はしない方がいいですよ。悪化する場合がありますので…定期の受信を。』
イレイザー「…。」
『…ゼッタイに守ってくださいね、イレイザーヘッドさん。』
イレイザーの顔を見て言う
『守ってもらわないと…まぁ…お仕事に支障が出ますので。 』
イレイザー「(…?)…分かりました。」
『とりあえずカルテはマイクさんに渡しておきますので。どうぞ。』
マイク「…ありがとうございます。」
病室を出る
『ヒーローねぇ…。』
俺はいつまでこんな生活を送るのだろう
そんなことを思っていた…
あの『事件』が起きるまでは。
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