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あるところに少女が一人いました。
けれど、その少女が死んでしまいました。
少女の親友は絶望しました。
少女をこのようにした人物を許さないと決意しました。
少女は幽霊になりました。
何故自分が死んだのかよくわからないまま、街を彷徨いました。
中学のころお世話になった恩師の姿を思い浮かべながら、少女は叶わない願望を抱えました。
死にたくない
まだ生きていたい
助けて
ですが、少女の願望は誰にも聞こえることもなく、暗闇へと向かって行きました。
そんなとき、誰も見ていない部屋で男が一人、不気味に笑っているのでした。
《 夏の日 》