テラーノベル
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叶が電気を消した
花火が打ち上がる
俺は窓際で花火を眺め、ため息を漏らす
「スゲェ‥‥こんなに近くで見るの初めてかも」
「冬に見る花火も良いよね」
隣に来た叶が俺にくっついて花火を見上げる
俺は少しの間花火を見上げ、隣の叶が気になり横を向いた
すぐ隣で叶が俺を見ていた
「‥‥なに?」
「綺麗だなって」
「うん?‥‥そうだけど‥‥」
一際大きな花火が上がり、視線を花火に戻す
「綺麗だね」
「うん、あ‥‥またおっきいのが上がった!」
「葛葉が」
「‥‥は?」
叶が俺の頬に触れる
いつもの笑顔ではなく妙に真剣な顔で‥‥
「明けましておめでとう」
「‥‥おめでとう」
「ずっとよろしくね」
「‥‥叶?」
「ん?」
俺が不思議そうに叶を見ていると顔が近づき唇が触れた
「叶‥‥まだ花火が‥‥」
「花火より葛葉がいい」
「‥‥んっ‥‥ぁ‥‥」
窓際に置かれた大きなベッド
何も纏わない俺の身体を叶が手のひらで触れていく
「‥‥なんだよっ‥‥」
「今年初めて触れるから」
「いつもと変わらねーよ‥‥」
「知ってる?昔、年の初めに交わる事を姫初めって言ったんだって」
「姫初め‥‥ふーん‥‥」
「イヤらしいって思ったろ?」
「思ってねーし‥‥だからいつもと変わんないって」
「僕は毎回特別に感じてるけど」
「‥‥そうかよ」
「なに‥‥照れてんの?」
「照れてねーし‥‥」
合わせた太ももの間に叶が手を入れる
膝にキスをしながら俺のものに指が触れた
「んっ!‥‥‥‥っ‥‥」
「もう我慢できなさそう?」
「お前がっ‥‥あちこち触るから」
「ここも触って欲しい?」
「んんっ!‥‥叶っ‥‥」
「ここ‥‥指でしてあげるから‥‥ここでいく?」
「‥‥‥‥っ」
「他に欲しいものある?」
「‥‥ぁ‥‥っ‥‥いいから早く来いよ」
「新年だし許してあげよっか」
叶が中に入ってくる
俺の顔を見つめながら
互いの表情でまた快感が昂っていく
「んぁっ‥‥あっ‥‥あぁっ!」
「葛葉の声‥‥一生聞いていたい」
「あっ‥‥!叶っ‥‥やっ‥‥もっと‥‥」
「名前呼んで‥‥葛葉‥‥」
「っ‥‥叶っ‥‥あぁっ、叶ェ‥‥! 」
「葛葉、起きて‥‥葛葉!」
「‥‥ん?」
「起きてよ葛葉!」
「今‥‥何時?」
「10時だよ」
「まだ早いじゃねーかよ‥‥」
目を開けると叶が髪の毛を結んでいる
結び終わると俺の腕を引っ張り体を起こした
「なんだよ‥‥」
「時間ないよ‥‥午前中にこや迎えに行かなきゃ行けないのに」
「小柳?」
「今日初詣行くって約束したでしょ?」
「‥‥リスケしよう」
「出来ないだろ!来年じゃ遅すぎる」
俺達は急いで着替えて車に乗り込む
「着物取りに行ってこや迎えに行って着付けしてもらわんと」
「間に合うだろ」
「ギリギリね」
「俺着物着るの嫌だなぁ」
「みんなで和装しようって約束したんだから我儘言わないでよ」
「‥‥分かってるよ」
先月3人で着物を作りに行った
みんなが選び終え、帰り際に小柳の長襦袢だけ色を変えた
なんで赤に変えたのか聞いてきた小柳に俺達は声を揃えて言う
「赤は邪気を祓ってくれるし縁起物だから」
今日セラフさんが帰ってくるのは知っている
だから俺達からの新年の贈り物
気に入ってくれるかな
END.
コメント
4件
好きすぎて滅 相性完璧だろ😎笑 最高です!
サイコーです😭 続き楽しみに待ってます‼️😊