設定の注意書きを読んだ方のみお先にお進み下さい。(第11話のみやって呼び方。甘える時にだけっていう設定に変えました。)
???視点
悟)雅?今なんつったの?((・・))ブルブル
傑)私は何かしてしまったかい?あぁ、最近時間が取れなかったね。でもそれは任務が忙しくなっただけで決して雅の事が嫌いになった訳じゃ無いんだ。それどころか毎分毎秒雅に会いに行きたかったよ。それなのにどうして夏油先輩だなんて呼ぶようになってしまったんだい?誰かに何か言われでもしたかい?大丈夫。私がそいつらに生きてる事を後悔させるぐらいの((待って下さい。
雅)あの、ごめんなさい。先輩後輩っていう関係になるから一応敬語と、後先輩を名前で呼ぶのは失礼かと思いまして。夏油先輩((ウッ))や悟先輩((アッ))が何かしたとかはまったく無いです!
傑)…理由は分かった。分かったけど辞めてくれ。私達は先輩後輩の前に幼馴染と許嫁だろ?そんなに他人行儀の振る舞いは悲しくなってしまうよ。ほら、悟を見てごらん。震え過ぎて喋れなくなっている。
悟)((((( ˙ᵕ˙ )))))
雅)ごめん、なさい。悟。傑兄。
悟)!(´。•ω(•ω•。`)モギュ
傑)もう二度としないでね?(圧)ゴゴゴゴゴォ
雅)ふぁ、ふぁい。(は、はい。)
悟をどう離そうか考えている雅の所に煙草を咥えた女の人が近ずいて来る。
?)よぉ夏油。その子がお前と五条がご執心の彼岸のとこのか?
傑)あぁ。硝子か。そうだよ。悟が今隠してしまってるけど、この子が雅。雅。聞こえるかい?
雅)むふ。(うん。)
傑)ふふっ。可愛いね。この人って言っても見えないか。まぁ想像で何とかしてくれ。今私の隣にいるショートの女の人は家入硝子。私と同じ学年で反転術式を他人にも使える希少な術師だよ。
雅)ちょ、さとるはなえて!せんはいにあいはふできん!(ちょ、悟離れて!先輩に挨拶出来ん!)
悟)…クルッ
雅が硝子の方を向けるように抱き直すだけで離れてはくれなさそうだ。
雅)はぁ、…今年入って来ました!彼岸雅です。家入先輩。どうぞよろしくお願いしますね!
硝)硝子でいい。それにしても、クズ2人に愛されてるから上を行くクズが来るのかと思ったら可愛い良い子じゃないか。スタスタおいで。そんな奴らより私と一緒に高専をまわろう。
硝子は少し離れた所で両手を広げた。
傑)…スタスタ雅。硝子や悟より私と一緒にまわろう。
傑も少し離れた所で両手を広げる。
悟)…パッスタスタ雅。こっち来い。案内してやる。
悟も少し離れた所で両手を広げる。3人は等間隔になるよう広がっていた。まぁ要するにお母さんの方おいでー!お父さんの方おいでー!というどれをとっても誰かが悲しくなる究極の(本当に?)遊びだ。こういう時だけは察しがいい2人だった。
雅)え
硝)おいでー、雅ー。
傑)こっちにおいで?雅。
悟)こっちだぞー。
雅)えぇー。
雅は頭を抱えに抱える。硝子の方に1歩足を踏み出しては下がり、傑の方に1歩足を踏み出しては下がり、悟の方に1歩足を踏み出しては下がり、それを繰り返す。見てる側としてはとても愉快である。3人はそんな可愛い雅の姿を満足気に見ているが、雅が閃いたという顔をした。
雅)!!そうだ。…ヒュッ
悟・傑・硝)?!
雅が右手の人差し指を自分の方に曲げると3人は何かに押されるようにして雅に引っ付いた。雅は自分の術式で3人を近ずけた。
雅)ご迷惑じゃ無ければ、皆で、行きたいです。
硝)なんだこの可愛い生命体。
傑)それが雅だよ。
悟)…
傑)?…悟が息してないね。
雅)お悔やみ申し上げます。
傑)雅が殺.人犯に…!
悟)勝手に殺.すなアホ。
雅)というか、何で先輩方はここに?
硝)私は五条と夏油がそこまで言う子に興味があっただけだよ。
傑)…
雅)…傑兄は?
傑)雅が今日来るって聞いたからね。迎えに来たのさ。夜蛾センに言われているし。何より怪我とかしないか心配でね。悟も同じ理由なんだよ。
雅)!!
悟)ば!言うなよ!
雅)昔はあんなに素直だったのになぁ。
夜)それより、何故まだ新入生を連れて来ないのかの方が疑問だな。
悟・傑・硝)ウゲッ!
夜)お前らぁ〜。
ゴチン
悟・傑・硝)プシュー
夜)こいつらがすまない。彼岸雅だな。案内しよう。
(夜蛾学長より前の学長が何故ここに来たー!みたいな面接があるか分からないからカット!)
雅)はい。フワッ
ぶっ倒れている3人を雅の術式で浮かせて一緒に歩く。
説明中
説明終わり!
夜)という訳だ。何かまだ分からない事があれば俺かその浮いてる3人に聞くといい。知り合いのようだしな。
雅)お気遣い感謝致します。
夜)…礼儀正しいな。
雅)…当たり前では?
夜)チラッ
3人の方を見る。
雅)あぁ、すみません。硝子先輩はともかく、2人がご迷惑をおかけしました。
夜)いや、雅が謝る事じゃないだろう。構わない。じゃあ俺はこれで、硝子。寮を案内してやれ。
硝)…はーい。
自分の傷だけ反転術式で治した硝子が返事をする。
雅)大丈夫ですか?
硝)大丈夫。てか、私にも敬語いらないよ。
雅)いや、先輩ですし、
硝)私がいいって言っているんだ。
雅)でも、硝子先輩((硝子))ですから硝子先((硝子姉さん))ちょ!余計なのついてる!硝子さん、なら?
硝)ダメ
雅)硝子ちゃん
硝)…ダメ
雅)………………硝子
硝)姉さん。
雅)…硝子、姉さん。
硝)うん。それでいい。じゃあそいつらは談話ロビーに置き手紙と一緒に寝かせとけ。寮に案内するよ。
雅)あはは…。2人とも雑に扱われてんのね〜。
寮
硝)はい。ここが雅の部屋だ。隣は私の部屋だから何かあったら呼んでくれ。
雅)ありがとうございます!
硝)ん?
雅)え?ありがとうございます。?
硝)ん?
雅)…あ、ありがとう。硝子姉さん//
硝)いいよ。雅。じゃあまた明日な。
硝子は満足気に雅の部屋を出て行く。
雅)はぁ。前世までは硝子さんだったのに、何で姉さんがついちゃったの。勝手が違い過ぎるよ〜。…同級生は変わってないといいな。
つづく
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