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FGO クー・フーリンの夢です
ぐだ🚺×クー・フーリン
not エロ、恋愛
あの敵はランサーが弱点だから…カルナさんと…ブツブツ
「どうしたんだ 嬢ちゃん。浮かない顔して」
『ひぎゃっっ!?!?』
考え事をしながら歩いていた私に話しかけてきたのは 青髪の男、ランサーのクー・フーリンだった
『どうって別に…強いて言うなら考え事?』
「ははっ まーたなんかくだらねぇことでも考えてたんだろ。今日の夕飯とか。』
「クーフーリンには関係ないよ」
笑いながら見下ろしてくる彼に、私は呆れた目で返した
(まったく、私のことをなんだと思ってるんだこの人は。
「フーン、まぁあんまり根を詰めすぎんなよ」
彼はくるりと翻って後ろ手を振る。綺麗な青い髪が揺れて小さくなっていく。1度彼は振り返ったが、私はそれに気がつくことなくまたゆっくり歩き始めた。
﹏﹏﹏マイルーム﹏﹏﹏
「んーーー…うーーん…やっぱりなぁ…」
私はまだ、サーヴァント編成に迷っていた。
誰にも怪我しないでほしいし、死なないでほしいし、無事でいてほしい。
帰ってきたらただいまー!ってみんな笑顔で…
(…その願いを叶えるには、きちんと考えた作戦を立てることが必要不可欠だから仕方ないことだけど。
「はー…ちょっと休憩しよ…」
マイルームのドアを開ける
『よう、マスター』
「うぉぎゃっ!!!」ドサッ
『ははっ相変わらずすげぇ声』
なんで部屋の前に立ってるのこの人!?変態なの!?不審者なの!?!?どういうこと!?
声にならない声を出しながら口をぱくぱくさせていると
『いやぁ…昼間なんか悩んでただろ?夕飯の時も心ここに在らずって感じだったしな』
『部屋から出たってことは休憩か?ちょっと食堂まで行こうぜ』
いたずらっ子のような笑みを浮かべた目の前の男に、私は何かを言う気力もなかった
﹏食堂﹏
ガチャッ
『ちょっと座って待ってな』
と言ったっきり、彼は数分キッチンに行ったまま帰らない。
連日の疲れとさっきまでずっと考え事をしていたせいでかなり眠い。
時計を見ると午前1時を回っている。普段の彼なら自室で眠るか槍の手入れでもしている時間だろう。
などくだらないことを考えていると
『ほらよ、マスター。できたぜ』
クーフーリンがマグカップを二つ持って向かい側に座る。
目の前に差し出されたのは、ホットミルクだ。
やさしい匂いと湯気でなんだか泣きたくなってくる。
にしても、彼は普段料理をしないのにホットミルクなんて作れたのだろうか。
どうしてホットミルクミルクなのだろうか
(…ああまた、変に考え事が
思考を切り替えて目の前の彼に視線を向けると、優しい優しい紅い瞳で見つめられていた。
クーフーリンから向けられる慣れない視線にドギマギしながら目の前のマグに手を伸ばした。
「い、いただきます…」
ゴクッ
「…!!!」パアッ
(はちみつ入りだ!
『美味いか?誰も盗らねぇからゆっくり飲めよ』
「ふー…ごちそうさまでした!美味しかった!」
『ははっそりゃ良かった。』
空になったマグを持って席を立とうとする
「ねえクーフーリン」
『ん、どうした?マスター』
(ああ、やっぱり
わざわざ目線を合わせて話を聞く姿勢を取ってくれた。
それを再確認して、嬉しくなる。
「どうしてホットミルクなんて…?」
『んー…』
少し考え込んだ様子を見せる、が すぐに
『マスター、疲れてただろ?ちっと休憩とか入れさせねぇとなって!』
にぱっと歯を見せて笑いかける。
疲れきった体に、脳に、心に、クーフーリンの優しさがじわじわと染みていく
「ねえ、クーフーリン」
『ははっ、なんだよ立香』
「ありがとう。大好きだよ」