コメント
6件
あの〜もしかしたら違う小説アプリ入れてますか? 似たような作品を見た事がありまして💦
最高でした👏✨
⚠️ストーリー閲覧の前にご確認下さい⚠️
当ストーリーはBL(Boys Love)です
桃╳水(🌸╳🦈)
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水side.
「あ」
リビングのソファに投げられているらんくんのパーカーが目につく。
見渡すとらんくんがいない。お風呂にでも入ってるのかなと思いつつもパーカーを手に取る。
普段はキモイだのうるさいだの、恋人ながらに恋人らしくないこさめは、このパーカーを見て普段しないことを思いついてしまった。
「……すぐ脱げばええし」
そう思い自分の部屋に持っていき、らんくんのパーカーに袖を通す。
チャックを上まで閉め、いつものらんくんのように着てみる。ぶかぶかで、らんくんみたいにきっちり着れなかった。
パーカーを着るとらんくんに抱きしめられてるみたいで、少し安心する。らんくんの匂いが心地いい。
「やべ、早く脱ご〜──」
「こさめ〜」
すると突然部屋の扉が開く。声の主は紛れもないらんくんだ。
「俺のパーカー知らない?リビングに置いてあったんだけ、ど………」
「あ、えーと…」
珍しく上がTシャツのみのらんくんと目が合う。そしてらんくんにガン見される。
どうしようどうしようどうしよう。
らんくんの事だから怒りはしないだろうけど、こさめがいきなりこんなことしだしたら気持ち悪がるかもしれない。
そうしたらこさめは生きていけない。
「…誘ってる?」
「…は?」
あまりに唐突すぎる言葉に間抜けな声がでる。想像した言葉と180°違って混乱する。
「ふふ、こさめどうしたのいきなり。可愛いなぁ〜、パーカーこっそり着てるとか、俺のこと大好きじゃん」
にやにやしながら寄ってくるらんくん。嫌な予感がして後退りする。
「らんくんキモイ!!あっち行って!!」
「やだ。てかパーカー取り返さなきゃいけないから」
「返す!返すから!!」
「やーだっ!」
らんくんにがっちりホールドされる。あー終わった、逃げれない。
「ちょ、や、離して…むぐ?!」
らんくんに唇で口を塞がれる。何度も角度を変えてされるキス。優しくて溺れてしまいそうになる。
「ん…ふっ、んぁ…ッ」
舌を捩じ込まれて口内も乱される。上顎を撫でられてくすぐったい。身体が跳ねて恥ずかしい。
「…ながい」
「ごめんごめん。こさめ可愛すぎて」
悪気もなくにこっと笑う。爽やかなその笑顔にときめいてしまったのは内緒。
「ね、こさめ、今日パーカー着たままでいいよ」
「え、でも…汚れちゃうで?」
「いいよ別に。洗濯すれば」
「……じゃあ、ええよ…?」
「ふふ、やった」
短くなりましたが…。
メモにあったので引っ張り出してきました。
読んで頂きありがとうございました!