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「人魚」
rd「どちゃくそ可愛い、、、」
「あぁまじかこの人魚」
pn「はぁっはぁ、、この方が人魚っすか?」
rd「あ、はい、いかにも、人魚です」
sn「待っで、、、本当に早い、、、」ゼェゼェ
目の前には一目惚れした女の子
確か名前は、、、天乃財閥ってことは天乃が苗字か
rd「、、、天乃さん?」
pn「天乃さん、、、?」
あれ違ったか?
pn「あぁ、天乃さんだな確かにあたし」
pn「あたし名前はぺん、、、」
sn「もー!時間ないんですよ!」押
pn「ちょ、しにがみ!押すなって!!」
しにがみという人にぺん、、、ぺんちゃん?は車の中に押し込まれる
てかこの車デカいな
「じゃー乗せますねー」
よいしょ、という掛け声とともに台車と水槽が持ち上がる
rd「おぉ、」
pn「あ、ありがとうございますっ!!」
pn「よっしゃ運転手さんなる早で!!」
「あいよー」
ラーメン屋かっての
pn「てか、お名前なんて言うんですか?」
rd「ふは、ガチガチに敬語っすね」
rd「あたいはらだ美っていいます、」
sn「へー」
pn「んー、じゃあ、らだ呼びでいい?」首傾け
rd「う”っ、、、全然大丈夫、、、」
sn「なんか攻撃入ってません?」
rd「てかそこのチビはなんていうの?名前」
sn「なんだチビって」
顔を少し顰めため息をついてから口を開ける
sn「僕はしにがみっていいます、お好きなように呼んでください」
後この人の友人です、と言いながらぺん子をつつく
rd「へーてっきりぺんちゃんの従者か何かかと」
sn「従者!?」
pn「ぺんちゃん!?」
二重の意味で驚く2人
rd「あれ、さっき名前”ぺん”って言ってなかった?」
pn「あー、あれしにがみに遮られたから、、、」
sn「だって急いでたし、、、」
と、申し訳なさそうにおどおどするしにがみ
rd「え、じゃあ本当はなんて名前なん?」
pn「ぺん子、」
rd「えーかわいーん」
rd「まあ、どっちにしろぺんちゃんってあだ名になるのには違いなかったしまぁいっか」
pn「ぁあ、そうなんだ?」
「しにがみ様、着きましたよ」
運転手さんの声に思わず窓の方を見ると
どでかい家が建っていた
rd「え、これぺんちゃん家?」驚
ありがとうございます〜と、言いながら車を降りるしにがみを横目にそう聞くと
pn「あー違う違う、これはしにがみの家」
あいつ金持ちなんだよーと言う
rd「すご、、、」
全然従者って感じの規格じゃなかったわ、、、
sn「すみません遅れました!!」
しばらく雑談に花を咲かせる、、、なんて綺麗な話はしていないがくっちゃべっていると
自分よりも一回りくらい大きいのではないかと思うサイズのリュックを担いでしにがみがもどってくる
どちらかと言えばリュックに担がれていると言ったほうが正しい気もするが、、、
rd(さっきチビって言ったらキレてたしな、、、言わないほうがいいか)
いきなり初対面の人に「チビ」と言われたらキレるのが普通なのだが
そんなことを考え黙っているとぺん子が
pn「何してたんだよー」
と、聞く
sn「いやぁちょっと無くしもの探してて、、、」
話し始めるとすでに車は発車していた
pn「何無くしたん?」
sn「あれですよ!みんなでお揃いで買ったやつ!」
pn「あーあれかー」
しょうがない、けど、自分がわからない話をされるのはちょっともやもやする
あたいもぺんちゃんと喋りたいのになぁ、、、
こっち向いてくれないかな
あの綺麗な顔で笑いかけてくれないかな
そんな奴なんかと喋ってないでさ
どんどん自分の表情が曇っていくのがわかる
すると
pn「らだ!まえ友達とお揃いで買ったタオルがあるんだけど五枚入りでさ!一枚余ってるけどいる?」
振り向いてそう言う
rd「いる」
可愛いな
rd「ありがとう」
pn「ん!おけ、家着いたら渡すわ」
車の窓からポツポツと言う音がする
ふと外を見ると雨が降り出していた