【もし潔が色覚異常だったら】
※色覚異常などに対する知識はくそ程浅いです。水溜まりより浅いです。気分を害してしまう方がいたらすみません。
※謎ストーリー、オチがない・意味不明
※微カイ潔
※少しネスの思考止まってます
なんとなくで読んでください!!!
俺の世界はモノクロだ。
病んでるから、とかじゃなくて病気で。
だから空は『青』、りんごは『赤』、芝生は『緑』だと知っていても、それがどんな”色”なのかがわからなかった。
「ん~!ステーキおいし~!やっぱさ、唐揚げといいステーキといい、茶色いものはなんでもおいしいと思わない?」
「そうだな笑」
ステーキも唐揚げも、茶色いんだな、
「そういえば黒名くんと糸師冴って髪色似とるよね」
「そうか?糸師冴は小豆色って感じがする。俺はどっちかというと黒茶」
「千切くんとかも赤くて綺麗やよね」
「、だな笑」
色ってたくさんあるらしい、見てみたいなぁ、
「へー、凪はレモンティー好きなのか」
「うん。潔飲んだことない?午後ティーとか」
「レモンティーって黄色いやつだよな。あるある」
「?レモンティーは茶色だけど」
「、!そうだっけ?飲んだの結構前だからな~!」
「ふーん…?」
レモンティーって茶色なのか。レモンは『黄色』だって聞いてたのに。
全部知らない。ただ話を合わせてばれないようにしてるだけ。
誰か助けてほしい。俺の知らない世界をみせてほしい。そう思っても、見捨てられたり、拒絶されるのはこわい。
でも、叶うならいつか俺も皆みたいに――
「世一ィ~」
「あ?んだよ」
めんどくせぇやつが来た…
「不敬な態度ですね!カイザーが来てくださったんですよ!」
こいつも来たのかよ、うるせぇな、
「てかわざわざワイングラスで水飲むなよな」
「は?何言ってるんですかあなた」
「これは赤ワインだぞ?」
「は?」
こいつ未成年だろ、ワインだと思わないじゃん。なんで飲んでんだよ。
「なんで未成年なのに飲んでんだよ」
「ドイツでは俺の年でも飲める」
「ここは日本だけどな、郷に入っては郷に従えって言うだろ」
「治外法権ですよ」
「…そんなことよりお前、」
「そんなこと??」
「お前、色が識別出来ないんだろう、」
「は、」
「さしずめ色覚異常ってとこか。どこまでなら判別できるんだ?視力は低くないみたいだな」
「何言って、何を根拠に、!」
「今ワインと水を間違えたのが証拠でしょう。それに、くそピヨたちも言ってましたよ」
「凪たちが…?」
「『潔は色が話に出てくると顔色が悪くなる。時々色がわからないんじゃないかって思うくらいに色を間違えてる時がある』って。」
「そんなこと…凪たちの勝手な妄想だろ、俺は正常だ」
「じゃあ俺の髪の色はなんだ?」
外人でありそうな色でこいつっぽい色…
「…赤」
「カイザーの髪は緑ですよ!それだとクリスマスカラーじゃないですか!!」
「、そんなの分かってたし!わざと間違えただけ!てかクリスマスカラーってなんだよ」
「…やっぱりお前、色がわからないんじゃないか。俺の髪は金だ。それとネス、「ごめんカイザー!!」」
「はっ?お前、カマかけやがったな!」
「世一が素直じゃないからいけないんだろう」
「そうですよ!」
「……あーもう、!はいはい、俺は正常じゃねえよ!…色がわからねぇ異常者だ、」
「?何言ってるんだ。なぜ世一が異常者なんだ?」
「そうですよ。あなたは脳味噌がつまっていないんですか」
「別に色が見えてないからって異常者なことはないだろう。まあ、サッカーの面では異常者かもだけどな」
「まあサッカーの面ではそうですね、カイザーに不敬な態度ですしね。レッドカードものですよ。素直に従えばいいのに」
「ネス、黙れ」
「ごめんカイザー…」
「…嘘はつかなくていいよ。お前らもどうせ、」
あいつらと同じなんだから。どうせお前らも、俺を拒絶する。
「全く。人の言うことを素直に受け取れないのねぇ、世一君は。ツンデレか?」
「カイザーが異常でないと言っているんですよ!カイザーの言うことは絶対です。これだから脳味噌がつまってないクソ世一は…ハァ」
「そ、んなわけ、そんなこと思ってるわけないだろ…」
「はぁ、俺は好きなやつに嘘を言うような男じゃないが?」
「は、」
「は、え、カイザー??カイザー世一が好きなの??え????」
「何ふざけたこと言って、」
「お前は人の告白を無下にするのか」
「それで告白かよ!てかドイツに告白の文化はないだろ」
「郷に入っては郷に従え、だろ?ともかく、俺は好きなやつには嘘をつかない主義なんでな。お前は異常じゃねぇよ。普通の人間だ」
「…」
「…分かったか?じゃ、告白の返事考えとけよ」
「ちょ、おい、!」
「カイザー??カイザー、ヨイチ、スキ??ゑ??」
チュ。
は、
カイザーに、キスされた??
「はっ、え、…ッ!!!//」
「ゑ」
「キスくらいでうぶねぇ、世一くんは。じゃあなぁ~」
「//おい!!」
「世一ィィィ!カイザーになにしてくれてんですかァァァ!」
「あいつがしてきたんだろ!!/」
「ネスうるさい。行くぞ」
「!カイザー…、うん…」
なんなんだよ、好きとか、異常じゃないとか。意味わかんねぇ、けど。
少しだけ、色がみえた気がした。
終わりです!見ればみるほど謎!なんだこのオチは。会話もかなりこじつけだし。全然うまく書けん…
潔くんを拒絶した『あいつら』はご想像におまかせ!
ばいちゃ!
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