【短編小説】からっぽの私

面倒臭いって思った時には

もう君の事をどうでも良くなった

そうかもしれない。

あんなに好きな気持ちがあって

可愛くなろうとも努力したのに

今はからっぽ。

記念日を忘れられただけで

悲しくなって

初心の気持ちを忘れられた時点で

君から離れようと決意した。

私が我慢すればいいって

自分に言い聞かせてきたけど

それももう我慢の限界。

君は優先順位を間違ってる。

仕事も大事だけど

私の事も大事して欲しかった

未来の旦那さんになる予定だった

予定は未定。

そんな事だと何処かで

きっと私は気がついていたのかも

君との未来を描けなくなった

からっぽの未来

からっぽの私達。

終わり