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3話目なのよッッ!
連続投稿だけど楽しんで欲しいのよッッ!
※米露要素有りアメリカとロシアがメインなのよっ!決して国を侮辱しているわけではありませんのよ〜!
誤字脱字有り
苦手な人は見ないでください!
そう言えばアメリカはもう来ないのだろうか……
まぁ気力も起きなかったんだろうな……どうせこんな俺だし…)
あれからスマホの電源はずっとオフにしたままだった。スマホの電源を入れて仕舞えば連絡が大量に押し寄せてまた俺を呆れさせるだろうと考えた結果だ。俺がここに住まわせてもらってから数名の友人がやってきた。基本的に毎回やってくるのは変わらない顔触れだったが元々友人と呼べる相手が少なかった俺にとっては「当たり前だよな」と思い、そのまま彼らの話に黙って耳を傾けることしかできないのだった。
「…そう言えばロシア、クソ米が病になったのは知ってるアル?」
「………は?何て?」
「アメリカが病になったと言ったアル。ここにずっと居続けて外にも出ないから知らないと思って今教えてやったネ。まぁアメリカは知られたくないと思ってるはずヨ。」
そう言いながら少しだけ暗い顔を見せたが、このままでは不味いと思ったのかすぐに顔色を戻し俺に一通の手紙と袋を手渡した。中国の顔を見つめると中国は笑顔で「開けてみて欲しいアル」と言って来たので、俺は遠慮なく袋の中身を開ける事にした。
袋の中に入っていたのは美しいと思えるほど輝いている“青色の宝石“が付いたチョーカーだった。俺の趣味に合わせるように工夫あれているようで、これを作ったやつとは気が合いそうだな、なんて馬鹿げた事を再び思ってしまった。「つけてあげようカ?」と子供のように無邪気に笑う中国を見て「頼んでも構わないか?」と微笑み返して俺はその親切さに答える事にした。中国が後ろに立ち、俺の首にチョーカーをはめてくれた。宝石が首に少し触れた時なんだか冷たく、寂しいなと失礼ながらも感じてしまった。失礼なのは十分承知しているがそれにも増して美しさが際立つ宝石に何だか嫉妬深いななんて感じてしまったのは何故だろうか。
「やっぱり似合ってるネ!いつもの赤色も素敵だが、アクセントとしてすごく似合っているアル!」
「そ…そうかぁ……?」
褒めてくれる中国に少しだけ恥ずかしくなってしまったが、中国はそんな俺を面白がってさらに褒めてくる。それでも悪い気はしないな、通れは少しだけ口角が上がってしまった。そんな風に話していると、突然イギリスが後ろからやってきた。
「楽しそうですね。」
「イギリス、いたのネ。」
「ここは私の家ですからね。」
静かに睨み合う2人を顔がよく変わる豊かな奴らだな。と呑気に考えていた。お互いがお互いを嫌いあっていても、彼らはどうも関わらないと気が済まないタイプのようだ。お互いが譲り合わないその光景がバカらしくて幸せで、俺はつい声を出して笑ってしまった。そんな俺に少し驚いた様子を見せた彼らはお互いを同時に見つめ合い、それにさらに声をあげて笑う俺に釣られて彼らも珍しく声をあげて笑っていた。
「あはは!いきなり笑うなんて失礼アルヨ!」
「いきなりどうされたんですか…ふふ。」
2人が仲良く話す姿を見て、世界平和が実現するのはお互いに笑い合えば意外に簡単な事なのかもしれないと初めて思った。そんな日々が続き、更に1カ月が過ぎようとしたある日の事。
「ロシアさん、あなた宛に手紙が来ていますよ?」
「手紙?」
「えぇ、先日真夜中に手紙が届きましたがお疲れのようでしたので今日渡そうかなと…」
そう言って俺に手紙を渡した。青色の装飾がされてあり、薄く青薔薇のような絵柄に金色の縁で囲ってあるようなその手紙に何となく嫌な予感がした俺はイギリスに手紙を読む間一緒にいて欲しいと頼む事にした。イギリスも何となく嫌な予感がしていたようで、俺の頼みも2文字で了承してくれた。了承してくれた事に少し安心しつつ、 早速手紙を開いた。
〈拝啓ロシア様〉
いかがお過ごしでしょうか?先月アメリカさんが病気にかかったことはご存知でしょうか。
見舞いに来られていないため少し心配して連絡をとらせていただいた次第です。
数日前、あなた方のご自宅に伺いましたが誰も出て来ず、周りの者に聞きまわりやっとの思いで
あなたの場所を調べることができました。会いに来てはみてはいかがでしょうか。
ロシアさんが病院に訪れる事を心からお待ちしております。 日本
手紙は日本から送られて来たものだった。手紙の柄からおそらくアメリカからだろうと感じていたが日本だったとは少し驚きだ。どっちにせよ嫌な予感は当たってしまった、行きたくない思いの方が強かったが俺は諦めて病院へ出向こうと決心をした。イギリスは横で複雑な顔をしているが、病院へ出向くならと少しだけ高そうなコートを俺に着せて背中を軽く叩かれた。
「行って来なさい。残念ですが私はついていく事ができません、私の分も会って話して来てくださいね。」
と苦笑いをして俺を送り出してくれた。
止める場所がいつもクソ微妙なのは気にしないで欲しいのよッッ☆
次で最後だからぜひ読んでくださいなのよッッ……
見てくれてありがとねッッ!