テラーノベル
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軽い首絞め
わからせ?(ナムギュの勘違い)
今日は、2人にとって大イベントの日。
ナムギュの誕生日だからだ。
自分自身が歳をとる日、恋人が歳をとる日で両者とも楽しみにしていた。
が、仕事で車を走らせていたナムギュがたまたまサノスが居た。そこまではいい、外出禁止など言った事も思った事もないから。
問題はその隣だ。
紫頭の真隣に金髪の男がいるではないか。しかも、ガタイ良しでタッパありのいかにも経験豊富というような男。
仕事があったのでその時は無視したが、家に帰ってからナムギュはサノスに問いただした。
な「兄貴。昼に居た男だれですか。」
さ「は?男?なんのこと?」
携帯片手に間抜け面。真剣に聞く気がないのか、それともヤクの影響で聞けないのか。今はどっちでもいい。
な「とぼけるんですか、ねえ。」
さ「なに言ってんだお前、薬キメすぎた?」
な「キメてないです。」
さ「Hmm…?男……あっ、ヨジュンの事?」
な「名前出されてもこっちはわかんないんすよ。金髪の、タッパあってガタイ良いやつ。」
さ「それ、ヨジュン!あー…それがどーしたんだ?」
な「…。今日なんの日か分かってます?」
さ「ナムギュのたんじょおび!」
な「俺の、誕生日。特別な日なんですよ。」
さ「うん!分かってる!」
ぴき、とナムギュの額に青筋が浮いた。
そんな変化にも気付かずサノスはにこにこと能天気に話を聞いている。
な「分かってんなら、他の男となんで居たんですか。ねえ。」
さ「えーー、別になんでもない!」
な「は?」
さ「なんでもねーの!!お風呂入ってきて!」
な「いや、言い訳にも程があるでしょ。 」
あまりの無理やりさにナムギュも呆れて笑いが漏れた。ふ、と1度笑ったら立て続けにふふ、くはっと、雰囲気とは場違いな笑いが部屋に 残った。
さ「……な、何笑って」
な「浮気っすか?」
ガシッとサノスの口を片手だけで覆った。質問をしているのに答えさせる気がない。
さ「んむ!」
な「俺、兄貴の事信頼してたんすけどね。 兄貴がしたいこともさせてあげて、欲しいって言った物も買ってあげて。俺はただの金づるですか、ねえ。」
さ「ん、ぐ…んんん!」
な「…………。」
さ「……、んん!」
な「…兄貴を他のやつに合わせなかったらいいんだ。」
さ「……むぁ?」
な「ふ、ははっ、なーんだ…めっちゃ簡単じゃないっすか、はははっ」
さ「ナムギュ?なぁ、なに勘違いしてんのか知らねーけど、あれ友達!」
な「だから、もう嘘なんか聞き飽きましたよ」
さ「嘘じゃねーって、ほんとに友達!」
な「…はあ。」
さ「ほんと!ナムギュが筋トレ好きだからさ、ダンベルとか買おーかなっておもって、でも売ってる場所わかんなくて教えて貰ってたの!!」
な「は」
さ「……重いから玄関置いたままにしてる。見てこいよ」
言われるとすぐにナムギュは玄関へ直行した。確かに、ビニール袋が雑に置いてあり10kgほどのダンベルが覗いている。
な「…………まじだ。」
さ「言ったじゃんかよ!!」
な「、すいませんでした。」
さ「俺嘘つかねーもん、ばかっ」
な「ダンベル。ありがとうなんすけど、俺普通に10kgいけるんすけど…。」
気まずそうに目を逸らしながらナムギュが言った。そりゃーそうだ、この筋肉でダンベル10kgが持ち上げれなきゃどうする。
さ「……。」
な「……。」
さ「この、っ…!筋肉ばか!!!!」
な「ああああああ、すいません!!」
さ「先に言えよ!!」
な「誕プレがダンベルだとは思わないじゃないですか!!!」
さ「せっかく頑張って運んだのに…。」
ナムギュは、ダンベルを運ぶサノスの姿が容易に想像できた。それで少し笑ってから、サノスを抱きしめた。
な「疑ってすいませんでした。」
さ「…ばか。プレゼント台無しになった…、」
な「台無しじゃないです。」
さ「だって筋トレになんないじゃん、」
な「なります。それ以前に兄貴が考えて、選んでくれたっていうのが嬉しいんですよ。」
さ「……けーきも買ってるから食べろ。」
な「兄貴ってケーキ買えたんですね。」
さ「馬鹿にすんな馬鹿」
な「はいはい、お風呂入ったら一緒に食べましょうか、ね」
さ「…ん。」
コメント
1件
あ〜読んだ読んだ!😭💞 もうね、最初の「浮気っすか?」からの流れ、ちゃんとハラハラしたよ…!でもダンベルプレゼントってオチで全部ひっくり返るところが可愛すぎた。サノス、嘘つかないタイプなんだね、そこ好き。 「筋肉ばか」って言いながら仲直りして、一緒にケーキ食べる流れ、なんかもう尊すぎてにやにや止まらなかったです…🫠❤️ 2人の温度差がいいんだよなあ…次も読みたいです!
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あぢゃ狂
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