「春輔…、俺、この気持ちどうしたらいいのかわかんねぇよ…」
艶やかに潤んだ瞳を僕に向け、答えを待っている琉真。その頬は発情という文字をそのまま刻んだかのように赤らんでいる。
「琉真はどうしたいの?」
そっと彼のソレに触れ、手中で転がす。
「このまま、僕とシたい?それとも、もうやめたいの?」
彼の体は自我を失ったようにビクンと痙攣している。
「……ッ続けたい…」
僕の求めていたベストアンサーをくれた彼が愛おしい。さっきまで、どうしたらいいのかわからない、なんて言っていたのにちょっと背中を押したらこれだ。僕にそう言ってほしかったのかな?
「よく言えたね、えらいよ。」
僕達2人の太ももがぶつかり合って、高く重たい音が響く。
「んっ…んっんっ……」
「そんな声出せるんだね、琉真。」
気づけば、彼からも腰を振って僕を求めている。仮初のプライドはすっかりと消え去ったようだ。
「あッ…春輔…また出るぅ…」
「出しちゃいなよ、琉真。」
ピシュッ…パラパラパラ…
「あれ」
琉真から出たのは、精子とは違う別のもの。僕でさえなんとなく察しがついた。精子よりももっと水っぽくて…。
「あっ…違う…違う…」
琉真から出たそれは一向に止まることなく、彼の顔を更に赤くするだけだった。
「ふーん、漏らしちゃったんだ。」
琉真の足元がすっかりと濡れて、地面の色が変わっている。
「大丈夫、僕と一緒にイこうね。」
腰を振るスピードを早め、彼のもっと奥の方を激しく突く。
「アッ、アッ、オゥッ…」
正直、綺麗だとは言えない声で彼は跳ねる。
そして、
「あぁっ…」
僕達2人は、校舎裏で射精した。
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