テラーノベル
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しゃーく「ここだな」
そらま「わ〜、意外とちっちゃいな〜」
もちねこ「ここからは静かに行こう」
アリス「了解!」
ひより「ここから入れそう…」
そらま「わっ、あっちに研究の人いる!ちょいうちらが見てくるな〜」
アスカ「そっか!そらま達幽霊だから見えないのか!」
ひより「便利〜」
アリス「なんかあった?」
そらま「あっちに管理室?があるみたいだよ」
ランプ「なんか保管してそう!」
ひより「今誰もいなさそう…行こ!」
ひより「うわっ!狭!」
ランプ「なんか見つけた?」
アスカ「ここに…脱走資料っていうのがある…」
ランプ「3枚ある…」
そらま「ちょっと読んでみよ」
1枚目
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hohoziro-1028
通称 shark
由来 無し。
脱走日 6月28日
種類ホホジロザメ
メモ
研究所で1番力が強い。記憶も良さそうだ。
だが、知能が足りない。
mochinekoと手を組めば、丁度良い。
追記
近くで死亡しているのを発見。(mochinekoと一緒)
原因は不明。
ーfrom ー ███ (第1研究班員)
研究長からコメント
研究員のみんな、めっちゃ悲そうだった…まぁ私も悲しかったですけど…😢
まさかmochinekoと一緒とは…
いい個体だったのに。
sharkも損してます。ここにいれば、イカの役に立つのに残念です。
まぁ、研究員の皆はまた新しいホホジロザメを連れてくるようよろしくお願いします。
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アリス「これ、しゃーくくん?」
しゃーく「…」
ひより「ちょっとつっこんでいい?」
ひより「何このコメント!?学校の感想文かよ?!」
もちねこ(イカの役に立つ?どういう意味?)
そらま「2枚目読むよ」
2枚目
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neko-0321
通称 mochineko
由来 連れてきた時、なんかもちもちしてたから。
脱走日 6月28日
種類 ネコザメ
メモ
個体が少し他より小さいようだ。
そしてめっちゃくちゃ弱い。
これでは廃棄となってしまう。
しかし、sharkと手を組めば強いと思った。
合成してもいいかもしれない。
追記
目を離した隙にsharkと逃げ出された。
しかし、sharkと同様死亡を確認。
原因は不明。
from ███(第1研究班員)
研究長からコメント
mochineko、貴方はとても知能があったので他のと合成したら良かったのに残念です。役に立てば良かったのに。
研究員の皆さんは何してたのですか?
また、脱走されたら許しません。全員の魂を取ります。
また新しい個体を連れてきてください。
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そらま「めっちゃ怒じゃん…」
アリス「もちねこちゃん…」
もちねこ「…」
ひより「あ、メモがある」
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大1へ
この死亡の原因は大1様ですよね?
勝手にしないでください!!
大事な個体だったのに…
ちなみに、大2さんと大4さんは順調だったでしょうか…
報告お願いします。
悪い、知らないと殺してしまった。申し訳ない。
だが、抜け出したのは彼らだ。自分は何もしてない。
ちなみに大2達は大丈夫だ。問題ない。
もう少しで計画が動きそうだ。その時はよろしくたのむ。
大1
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そらま「あいつら…?いや、関係ない…たまたまだよね…」
ランプ「3枚目、ラストいくよ…」
3枚目
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torahu-1214
通称 kai
由来 貝を好んでいるため。
脱走日 3月11日
種類 トラフザメ
メモ
最年少で、現在15歳。
体が弱っていたので、保護した。
が、我々でも治せないようだ。
2年持つか持たないかていうとこだ。
追記
いつの間にか脱走していた。
ちゃんとみてたはずだったのに。
しかし、あの子は2年も持たないから、廃棄予定だったので良かった。
今、その子は██学校の生徒になってるようだ。
吹奏楽部で、ホルンをやってる。
楽しそうだ。
もう少ししたら死んでしまうと考えると、胸が痛くなってきた。
しかし、学校に行ってないで、イカの役に立てっと思ってしまう。
悲しいなぁ…
研究長からコメント
学校羨ましいです…じゃなくて!なんで逃がしてしまうんですか…
まぁ、どうせ死ぬのですから意味ないですね。
この研究報告も意味無いですね。
新しい個体を用意お願いします。
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そらま「これって…!ゆう…?!」
アリス「ゆう?」
そらま「あ…えっと…実は…昔から幽霊が見えてた…」
▫年前
うちは吹奏楽部で、トランペットやっていた。
でもその日はノー部の日なのに、吹きたくて音楽室の前にいつの間にかいた。
その時、音が聞こえた。
ホルンの音。
先輩だと思いながら音楽室に入った瞬間、霊気を感じた。
ホルンを吹いてたのは幽霊だった。
背が平均より低く、マッシュゲソのボーイ。
そっちもうちに気づいたみたいで、
幽霊「あれ、今日ノー部だったような…?」
うちは少し怯えながら
そらま「うん、だけど吹きたくなって…コソ練ってやつ!」
幽霊はびっくりしてた
幽霊「えっ?!お、俺の事みえるの?!」
そらま「うん、昔から幽霊がみえる…」
幽霊「わーい!初めて生者と話したー!キミ!名前は?」
そらま「そらま…キミは?」
幽霊「そらま!えっと…俺、生きてた頃の記憶無くて…名前が思い出せない…」
そらま「うーん…じゃあつけてあげる!えっと…幽霊だから…ゆうとか…?」
ゆう「わっ!可愛い!ありがとう!」
それから仲良くなった
ゆう「そらま!そこリズム違うくない?4分の2だから…」
そらま「ほんとだ!あっぶな!ありがとう!」
放課後は毎日ゆうと練習
とても楽しかった
しかし、異変が起きた
そらま「やほー、今日もみっちり練習付き合って…ってゆう?!」
ゆうの身体がバラバラに崩れていた。
ゆう「そ…そら…ま…俺もう無理…かも…」
そらま「そんな事言わないで!きっと助ける方法があるはず…!」
ゆう「そらまのソロ…聞きたかったなぁ…」
そらま「なんで、なんでこうなっちゃったの?!」
ゆう「ごめんね、そらま…最後まで、そばにいられなくて…」
そらま「ううん…ゆう…やだよ…消えないでよ…最期みたいに言わないでよ…!」
ゆう「ありがとう…」シュウウウ
それからの学校は楽しくなかった。
毎日、屋上でゆうと食べていたのに
今は1人。
ある日、目の前にガールが降りたった。
大きな鎌、頭にひとつダイヤのような髪飾り。
「突然だが、お前は今から死ぬ運命だ。残念だな」
そらま「誰?」
大1死神「自分は死神だ。大1死神。1番力が強い死神だ。」
そらま「ふーん…」
うちにとってそれは好都合だ。
死ねばゆうに会えるかもしれない。
でも、今のチームを抜けて、新しいチームでトレンド入りして、遊んだりするのもやってみたかった。
トランペット、まだ吹きたかった。
頭の中で後悔もよぎる…
大1死神「じゃあな」
ザシュッ
そらま「うーん…ここは…天国…?」
大1死神「違う。学校の屋上だ。説明する。」
大1死神「今お前の状態は、魂と身体が切り離された状態だ。実質、死んだと同然だ。」
大1死神「そしてお前に能力が与えられた。**生者のフリができる。**この能力は、お前が死ぬ直接に願った事ができる能力だ。お前は何を願ったのか?」
そらま「チームを作って、遊んで、バトルして、それから…トレンド入りしたい。後、まだトランペット吹いていたかったとか…」
大1死神「なるほど、色々考えていたんだな。大丈夫だ。その能力ならできる。まぁ、頑張れよ。」シュッ
そらま「…能力…か…」
そらま「てか、ゆうを消したのは…アイツ?」
そらま「て事。」
アリス「へ〜、つまりそらまの初恋の人って事ね!」
そらま「は?💢べ、別に…す、好きでは…ないし〜///…てか、もうゆうは死んでるし〜…///」
そらま「てか、ゆうの本当の名前ってカイだったんだ…」
ランプ「ねね〜あっちまだ続いてるよ〜行ってみよー!」
アスカ「ち、ちょっと待ってよー!」
ジーーーーー
???「侵入者発見…です!そらまだっけ…?あ、後mochinekoとsharkもいます!」
研究員「どうしますか?」
???「そうですね…お手並み拝見という事で…優秀なあの個体出しちゃいましょうか。」
研究員「いいんですか?壊れてしまっても」
???「大丈夫、その時は私が直すから」
???「さぁ、どうなるのでしょうかね…もうすぐ皆死んじゃいますよ〜?あぁ…考えるだけで悲しいですぅ…」
小ネタ?
実験体名の後の数字はその誕生日。
例、-1028,-1214など
ちなみに、脱走日の6月28はうちの推しグループの結成日!
めっちゃ長くなった!
ごめん!!
コメント
5件
なんかもちもちしてたから?!その人なんか可愛ええな?!
学校の感想文!?で笑ってしまった((