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ゆあです。

今回乱モブ♀が少し、少し出てきます!!

多分短めです。

それではどうぞ。

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︎︎ ︎︎なにから話せば良いのだろう。なんと言えば良いのだろう。

︎︎話したい事は沢山ある。最近あまり話せていなかったですねとか、今日の貴方はどこかいつもと違いますねとか。それ以外にももっと、ちゃんと食べていますかとか、夜はしっかり眠れますかとかも、聞きたい。

︎︎彼には幸せでいて欲しいのだ。笑って過ごしていて欲しいのだ。どうか苦しまないで欲しい。

︎︎これは、愛。恋とは異なるもの。恋愛感情では無いもの。恋愛感情にしてはいけないものだ。私の愛は、恋になってはいけない。一度は、終わったのだから。

︎︎波の音が煩かった。風が吹く音も、それで揺れる草の音も、何もかもが私にとっては邪魔で、彼にとっては都合のいいものだった。

「お辛い事が、あるんですか」

︎︎私は何故か開口一番にこの言葉を口にした。彼にぎりぎりとどいているかいないかくらいの声量で、独り言のように、彼の身を案じる言葉を漏らしていた。彼は柔らかく微笑んだ。

「別に!寧ろ幸せ」

「え、?」

︎︎予想外。

︎︎私の声量の三倍程の声で彼が発したのは、私の想像とは真逆の言葉だった。

「⋯⋯っじゃあ何故、そんなにも痩せているのです、?食べる量も少なすぎますし、言動も以前の貴方とは異なっています、よね。どうして、」何故か私の視界は揺れていた。瞬きをすると、水が頬を伝った。どうやら私は泣いているらしかった。「すみません、こんな、云うつもりじゃなかったんですけど、すみません、ごめんなさい」

︎︎次第に弱々しくなっていく私の声を聞いてか、乱歩さんは私に近づいて無言で頭を撫でてくれた。謝らないでよ、と悲しげに云う彼の声に、更に涙が込み上げた。

「太宰は事実を述べたたげだ。謝る必要ない。泣かせるつもりじゃ、なかったんだけど。ごめんね」

︎︎どうして貴方が謝るんですか、貴方は何も悪くないのに、そう口にしたが、既に私から離れていた彼の耳にこの言葉が届くことはなかっただろう。

︎︎灯台の光が、彼を淡く照らす。回りながら光を放っているからずっとは照らしてくれないのがもどかしい。彼の表情が、よく見えない。

「えっとね、うん。そうだよね。客観視したら僕かなりやつれてるかな?」

︎︎「⋯⋯はい」

「はは、そっか。うーん、何処から話そうかな。まず、僕今恋人がいるんだよね」

己に呆れているような笑みと、その⋯⋯恋人が愛しくて堪らないという表情と声色。

嗚呼、今日は乱歩さんの言動の全てが、苦しい。もう別れているのだし彼が恋人を作っていたって何もおかしくないのだけど、それでも、苦しい。

「⋯⋯⋯⋯え、と、おめでとう、ございます」

︎︎そう言うと彼はまた己に心底呆れる、というような自嘲を含んだ笑みをみせ、私と別れてからの四ヶ月間に起こった全てを語りだした__。

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とりあえずここまで!誤字脱字等ありましたらすみません🙇‍♀️

かなり時期が空いてしまいました……ごめんなさい。しかし乱モブ♀を少し出せました!次の話で全てわかるかなぁと、思います。

これ以上乱歩さんの違和感発見を続けるとちょっと疲れるのでここで出せてよかった……

久々に小説を書いたので文章がおかしかったらすみません、!推敲もあんまり出来ていないので…

ここまで読んで下さりありがとうございます!それではまた次の話で。

この作品はいかがでしたか?

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