テラーノベル
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ありがとうございます😚
地雷の方は⚠️ご注意下さい⚠️
意外と早めに着いてしまった。
特別やることもない俺はそこら辺を歩いている人を何となく眺める。
と、走っている人に目が留まる。
足、速いな…、なんて思いながら眺めているとこっちに近づいてくる。
気のせいだろう、そう思いながらもその人を眺めているとこっちに向かって手を振ってきた。
目を凝らしてその人を見てみると霧矢さんだった。
「…っスズキさーん!!はぁ、っ待たせちゃいましたか?!」
と、霧矢さんは顎から汗をぽたぽたと垂らしながら申し訳なさそうに俺に言ってくる。
「……文句言おうとしたけど、…なんでそんな汗だくなんですか…?」
霧矢さんが思ったよりも汗だくでビックリする。
霧矢さんに汗だくな理由を聞くと、
「あー、走ってきたんで!!」と返される。
「…そんなの分かってますよ……。」
俺は軽くため息をつきながら言う。
「あ!店入っちゃいましょ!!ここの店めっちゃいいんスよぉ。」
と、言いながら霧矢さんが楽しそうに居酒屋に入って行く。
「スズキさん個室がいいっスか?俺はどっちでも良いっスけど…。」
霧矢さんは個室を指差しながら俺に尋ねてくる。
「……個室で、お願いします……。」
これから大事な話をするんだから個室がいいに決まってる。
俺は居酒屋に来たことはあるけれど、それにしたって数えるほどだ。
あまりの騒がしさにだんだんと猫背になってくる。
「了解っス〜……っと。」
霧矢さんが手を挙げてお店の人に声を掛け、個室に案内してもらう。
手慣れてるな、そんなことを思う。
俺は霧矢さんと、対面になって座る。
「…ふぅ、スズキさんは何飲みますかー?」
霧矢さんにメニュー表を見せてもらう。
「…ぁー、ウーロン茶で…。」
俺はメニュー表を見ながら言う。
「えー?ビール飲まなくて良いんスか?」
「……俺、ビール弱いので、いいです…。」
嘘、ビールは結構強い方。
でもこんな得体の知れない人に酔った姿を見られるなんてあり得ないから嘘をついた。
「へー、意外っスねー。」
霧矢さんは、聞いているのか聞いていないのか分からない適当な返事をしてメニュー表を見ている。
「俺はビール頼んでいいっスか?」
「……良いですけど、酔って吐かないでくださいね…。」
俺はサテツと前に居酒屋に来た時、酔ったサテツに吐かれた記憶がある。
だから、酔って吐かれるのだけは勘弁だ。
「安心してください!俺ビール強いんで!!」
と、霧矢さんは胸を叩いて自慢げに言うけど不安だ…。
霧矢さんはビールを飲み、ヘロヘロになりながらも俺の知りたかった事を色々と教えてくれた。
しかし、霧矢さんの瞼がだんだんと下がってきて、しまいには首をかっくり、かっくり、と明らかに眠そう。
だがここで霧矢さんに寝てほしくない俺は必死に霧矢さんに質問を投げかける。
「だぁら…そぃけn……ヒック…らってぇ……。」
…解読不明の言葉しか出てきていない。
俺の頑張り虚しく、霧矢さんは酔い潰れて寝てしまった。
「…はぁ……そうなると思ってましたよ……。」
どうしようかと考えていると、
霧矢さんの目が薄らと開き、またすぐに閉じる。
「…ぁ、霧矢さん…?起きましたかー…?」
霧矢さんの体を軽く揺さぶると
「…ん、……おきました……。」
机に突っ伏していた体をだるそうに起き上がらせながら霧矢さんは言う。
「良かった…。なんで寝ちゃうんですかね……。」
俺は呆れながら霧矢さんに言う。
「でも大丈夫だったっスよね?俺、酔ったけど吐いてないし…」
と、霧矢さんに反論されるがどっちにしろ俺に迷惑がかかるのは同じだ。
「…酔って寝ちゃったなら同じです……。」
「でも、俺まだ飲むんで…!」
霧矢さんの目がだんだんと開いてきた。
この状態でまだ飲むつもりなのか。
「…俺、もう帰って良いですか…?」
と俺は言うが霧矢さんはそんな俺にお構いなしでまたビールをぐびぐひと美味しそうに飲み始める。
そんな霧矢さんを置いて行くわけにもいかず結局朝方まで霧矢さんに付き合った。
帰り際に霧矢さんはまた飲見に行こうと言ってきた。
俺も意外と気持ちがリフレッシュできたし、いいことが聞けたので「ぜひ。」と快く了承をした。
これはこれは……?!
だんだんとお二人の仲が深まってますよ!!
鈴木さんも霧矢さんに懐かれて満更ではないようです…笑
冬橋さんと桐山さんも、もっとお話に登場させたいんですよねー。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回も楽しみに〜👋🏻
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