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コナツはすごくがっかりしていた。
あんな落ち葉姉妹なんかに負けるとは。
その時彼女は知らなかった。
あの姉妹が風神であるということを。
一方、リンカは流石にこの「弱すぎる」コナツだけを連れ、魔界に行くのは絶望的だと思い、以前から
「いつかは妖を退治にしに行きたいですぅ!!」
と耳にタコができるほど話していたモカたちを連れて行こう、と考えていた。
モカはしっかり者だから、引っ張ってくれるだろう。
天界でも死神としてすごくいい成績を残しているわけだし。
今度は大死神になれるかもしれないわけだし。
妖を退治すれば、よりその確率も上がり、連れていってもらった「私」を相当あがめてもらえるだろう。
そしたら新聞の販売数を以前を上回るはず・・・
そしたら先輩にも褒められるはず・・・
色々なことを考え、モカ、ワカの双子姉妹を誘いに行った。
もちろん二人は大賛成し、コナツも賛成した。
しかし・・・
「2チームに分かれて、行動したらどうかしら。」
そんなことをコナツが言い出したのだ。
2人ずつだったら計画も立てやすい。
個人でズバズバ攻めていくよりかは2人で計画的に攻めていったほうがよっぽどいい。
そういうわけで、涼風神社の巫女特有の能力、「結界を操作する能力」で一時的に天界と魔界の結界を開いてもらい、
先に進んだ。
魔界のところで、変な人形が飛び回っていた。
魔界に初めて来たコナツ、モカ、ワカは超おどろいて、ワカなんて大絶叫も当たり前。
そんな中で、リンカは、一切驚かなかった。
理由は、リンカは毎回スクープを取るために魔界に来ているからだ。
そこでは、スクープを取らせてください、というだけで殺されそうになったり、人質事件をとったり、理不尽なんて言葉がないほど、理不尽なことがありまくるのだ。
人形が飛び回っているなんて普通だろう。
人形は手のひらサイズだったので、リンカは「妖精」として対処していた。
邪魔してくる奴は退治し、どいてくる奴は無視。
人間界でやったら相当大迷惑だが、リンカはそんなのどうでもいいらしい。
コナツも進む度、そういうものを覚えていったらしい。
ワカと、モカはどいてくれたら「ありがとうございます」まで言っていたのだが、
リンカとコナツは礼儀がなかった。
しばらく行くと、分かれ道が出てきた。右の方をモカとワカが担当し、左の道をコナツとリンカが担当した。
これから先、何が有ってもおかしくない。
それを、ワカとモカは内心わくわくしていた。