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ワシントンDC




「アメリカ!!」

バンッと大きな音と共に部屋に入る

「ゔッ……うぁ゛ぁ゛ッ……!」

「そッ……祖国様ッ……えぇっと……な、泣き止んでくださいぃ!」

「……えっ?」

部屋の中の光景は余りに衝撃的なものだった。アメリカが泣き叫びそれを米海軍が泣き止まそうとしているという中々にカオスな状況

「あ、ソビエト様!?」

「ゔぁ゛あ゛ぁ゛ッッ!!!」

「わああッ!?祖国様!?」

「……」

あまりのアメリカの尊厳破壊……口が全く開かなかった

「あわ、あわわわわわ……ど、どうしよぉ……」

「ゔッ……ヒグッ……あ゛ぁ゛ッッ……」

この泣き方は多分……

「アメリカ、お腹すいた?」

「へ?」

米海軍が驚いた様な顔でこちらを向く

「海軍君はミルクさん用意してきて?」

「!?!?は、はぁ……」

米海軍がキッチンに行くのを見届け、アメリカの方を向く

「ゔぅ゛……う゛ーッッ……」

目が少し赤くなっている。そりゃそうだ、こんなに泣いてるんだから

「フフ……♪」

可愛いなーと思ったら負けと分かっている。母性が抑えきれなくなるのはわかっている。でも……

「ん゛ッ……ふッ゛……ちゅぱちゅぱ……」

こう、親指ちゅぱちゅぱしてるのを見ると……可愛くて堪らなくなる

「可愛い……」

「う゛ぅ゛……あー……」

そういえば赤ちゃんは心臓の音を聞くと落ち着くらしい。前にお父さんに教えて貰ったんだ。「ドイツ君のお嫁さんになるなら赤ちゃんについてお勉強しようね!」って言ってもらって……いっぱい教えて貰ったんだ……

「アメリカ……」


ギュッ


「ゔー……?」

ちょうどアメリカに心臓の音が聞こえるように抱きしめる

「ん゛……ぅ゛……」

少し安心したような顔をするアメリカ。可愛い……

「フフ……」

俺が小さい時、お父さんはこういう気分だったんだ……!そう思うと、凄く……気分がいいや……














数時間後













「ソビエト様……申し訳ございません大分遅れっ……あ……」

僕の目の前には祖国様とソビエト様が幸せそうな表情で抱きしめあって寝ているのが入った

「……フフ……」

本当に……仲良いんだな……

何か適当に書くところ

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