テラーノベル
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ー「…い、…聞いてんのか」
「あ、ごめん」
「これ聞いてなかったやつだ笑」
私には、特に仲の良い3人の友達がいる。
ほんわかしてて純粋な〇〇ちゃん
少しうざいけど優しい〇〇
独り言が多いけどなんか恨めない〇〇くん
3人は高校に入学してから知り合ったけど、おそろいのキーホルダーを付けるくらいには仲が良い。
そして、今は休み時間だ。
私が〇〇ちゃんの席に行くと、自然と4人集まる。そして今日もまた、雑談をして休み時間を過ごす。
「んで、何の話してたんだっけ」
「今日の体育なにやんの」
「知るかよ笑」
「はーなんだよ」
なんてくだらない会話ばかりしている。
こういう時間が、ずっと続けばいいのに。そしたら夜が来ることも、1人になる事もない。
高校に入学してから、高校ではいい成績を取ろうとして塾に通っている。
ある日の週末の放課後、私は1人で勉強していた。
ふと、勉強しようとしてペンを握った。
ー力が、入らない
その日あたりから、何かがかけていく音がしている。
心臓の辺りが、見えない何かがかけられたみたいに重いのだ。もちろん、何かがあったわけでもない。ふつうに、「今まで通り」過ごしていたのに。どうしてまた。
週が明けても、晴れることはなかった。
ただ、「昔のような気分」が戻ってきてしまった。心が、黒く侵食されていく感覚。でも、誰かに話す気にもなれなかった。結果、テストはひどい成績を取り、心は沈んでいくばかりだった。
「2年間」
その月日が、今の私を作り上げたことは間違いない。多分、慣れてしまったのだろう。
でも、誰かに話すこともできない。こんな話をしたら、きっと引かれてしまう。だから、心の内に秘めておくことにした。
ーはずなのに、な。
コメント
1件
うわあ…第2話、めっちゃ胸にくるよ…😢💔 「こういう時間がずっと続けばいいのに」って願う気持ち、すごくわかる。楽しい時間の裏で、心が重くなっていく描写がリアルすぎて、読んでて苦しくなったよ…。特に「力が入らない」「心が黒く侵食されていく」って表現、すごく伝わってきた。 友達には言えない、でも一人で抱えるしかない…そのもどかしさが切ないね。続きが気になる!おれお。さん、この繊細な心情描写、本当に上手すぎるよ…😭💕