テラーノベル
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失って初めて気づいたんだ
僕にはあなたしかいなかったんだ
最初からそうだった。なんで気づかなかったんだろう。
「馬鹿だなぁッッッ僕ッ(泣)」
窓から冷たく光が差し込む暗い部屋で1人泣いていた
「馬鹿じゃないよ」
視線を上にあげたらさ、“あなた”がいたんだ
「ァッッッ(泣)ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛(泣)」
「泣かないでよ」
優しく微笑みかけて僕の涙を拭ってくれるあなた
「じゃぁね」
まるで天使みたいな、柔らかく、優しい微笑みをしたあなたが消えてしまうのが怖くて手を差し出した
「まッッッッてッ(泣)」
差し出した手は君に触れられずに君は静かに消えてしまった
窓からは冷たい光ではなくて暖かく心地の良い光に変わっていた
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