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2話目です
マフィアじゃなくて極道に変えました。
すいません(;_;)
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?「着いて来て」
『…うん』
そいつは着いてこいと言って無駄にでかい車に乗せられた。
?「君の名前教えてくれるかい?」
『そっちから話すのが礼儀なんじゃねーの』
前はこんなこと言って殴られたっけ、そう思って構えていると
赤「そうだね、俺の名前は赤司征十郎それからそこにいる奴らは……」
緑「緑間真太郎なのだよ」
紫「紫原敦よろしく〜」
黒「黒子テツヤです」
青「青峰大輝だ」
黄「黄瀬涼太っす!」
赤「俺達は名乗ったよ君の名前を教えてくれるかな?」
『何のために俺を買ったんだよ』
どうしても気になって聞いてみた。普通の人間は大体ただのいたぶる為だけの奴隷かそれか性奴隷か大体この2択、そういうのは見た時になんとなくわかる。今迄がそうだったし、でもこいつらはどんだけ見ても分からなかった。
赤「質問を質問で返されるとはね…」
『いいから早く応えろよ』
赤「理由か、……一目惚れ、かな」
『はぁ?』
意味が分からない俺の何処に惚れる要素が有るんだ?そう思い他の奴らの顔を見ると同じような表情をしていてますます意味がわからなくなった。
でも一目惚れというならこの後何がされるかは大体予想がつく。そう、俺はきっと性奴隷にされるんだ。今までもそういうことが何度かあった。そして今は売れ残ってきて値段も安くなっているから手頃の値段なのだろう。そう思うとやはり期待はもうしない方がいいと確信した。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
赤「着いたよさぁ、下りようか」
『……』
着いたところは日本特有の屋敷という感じでとにかくでかかった。
赤「早速着いたところ悪いけどお風呂に入ろうか」
『…綺麗な方が良いのか?』
赤「君のために服を買っているから着替えるついでに入って来てくれ」
『わかった』
この人間は綺麗好きらしい。家に入った瞬間襲われると思ったが、そこはしっかりしていた。
ぼーっとしていると動きやすそうな格好をした女性が俺に近づいて来た。
女「では参りましょう」
とりあえず俺はこの女性について行く事にした。女性は俺に
女「シャンプーとリンスーボディソープこちらに置いておりますので用がありましたらお呼び下さい。」
『……』
そう言ったきり何処かに消えて行った。ここの人間はみんな綺麗好きらしいしキチンと身体を綺麗にしておくことにした。
『…ちゃんとしっぽも洗わなくちゃ』
他の奴らに比べて俺はしっぽがデカくちゃんと洗わないとすぐにゴワゴワになってしまう。
風呂に入るのはいつぶりだろうか…、
〜数分後〜
洗い終わり着替えは出てすぐ傍にあった。それを着てあの女性を呼んだ。
『…すいません』
女「はいお呼びでしょうか」
『終わった』
女「承知致しました。では赤司様の元へ戻りましょう。」
赤司様って、あの人間の事か。長い廊下を歩きある部屋の前に止まった女性
女「こちらの部屋に皆様がいらっしゃるので」
そう言い女性はさっさと何処かへ行った。これは、開けるべきなのか。少し不安になり自分のしっぽを掴んで甘噛みしていると。
ガチャ
黒「お風呂入って来たんですね。」
『……』
黒「そんなに警戒しなくて良いですよ皆さん良い人なので」
そう言い人間は俺の頭を撫で手を引いた。
赤「スッキリしたようだね」
黄「しっぽがふわふわっす!」
俺を見るなり人間は俺の頭からつま先までじっと見たかと思えばそう言った。
俺はやるなら早くやってしまいたいのでここの1番偉そうな赤髪の人間のとこまで行き自分のしっぽと耳を触らせた。
赤「…ふわふわだね」
黄「赤司っちズルいっす!!」
赤「急にどうしたのかな?」
『やるんなら早くやれよその為に俺を買ったんだろ』
俺はそう言いさらにしっぽを触れせた。
赤「……君はなぜそう思ったんだい?」
赤髪の人間は少し怒った雰囲気を出しながら俺にそう言ってきた。その雰囲気に少し怖気付きながらも答えた。
『だって、今までがそうだったしそれ以外に俺を買うなんてありえないだろ』
赤「…なるほどね」
『なんだよ違うのかよ』
赤「俺はね君と家族になりたくて君を買ったんだ」
『意味わかんね』
赤「狭い檻の中に閉じ込められ周りの人間凄く恨んでるように見えた。その姿を見ているとすごく痛々しくて、気づけば声を掛けていたんだ」
『ただの同情じゃねぇか』
赤「今そう思うのは普通の事だからね。これから仲良くなって信じてくれればいいさ」
真っ直ぐ俺のことを見てそう言った。その後俺の頭を撫でてくれた。ここにいる奴らはみんな撫でるのが上手いようでなんだか心地良かった。俺は少しコイツらはいい人間なのかなと思った。
黄「赤司っちまだこの子の名前聞いてないっすよ!!」
赤「あぁそうだったね、嫌じゃなかったら教えてくれないか?君の名前」
『俺の名前は、降旗…光樹』
赤「光樹…いい名前だね」
『うん、』
俺はまた頭撫でて貰おうと思い赤髪の人間に頭を差し出した。そうすると、そっと優しく撫でてくれた。なんだかとても心地よかった。
赤「(しっぽを降ってるな)」
黄「(めっちゃ喜んでる!!俺もなでなでしたいっす!!)」
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今回は黄瀬と赤司と黒子しか出せなかった!!次はみんな出します!