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取り敢えず最終的には堕とせればどうにでもなる。
若井に張り付いている女なんか僕には関係ない。
若井を堕とせば勝手に離れていく。
そうでなければ若井から離れていく。
簡単 なこと。
それに、その気になったら別に犯罪にだって手を出せる。
でも、まだその時ではない。
いつもよりも早くスタジオに入って机に伏せる。
メンバーが来るのはまだ数十分後のことだから、少しだけ仮眠をする。
目を閉じるが、1人の何も響かない部屋は逆に眠れない。
眠いくせに眠れないこの体が嫌になってくる。
若井が隣にいてくれたら、安心して眠れるのかな、
優しく話しかけてくれるのかな、
何をしていても若井のことしか頭にない僕が心底嫌いだ。
勝手に期待をして、
実現しないことに傷ついて
そんな妄想は現実になると無くなるんだと分かってるから…、
最初から考えたくもないのに……。
若井は僕の気持ちを知ったらなんて言うかな、
若井は僕のこと嫌いになったりするのかな、
……そんなことないはず、♡