今一番好きなボカロ曲はなんですか?
という問いに今日の私は『深海シティアンダーグラウンド/鏡音リン』と答える。
好きな理由は個人的にかっこいいと思うからだ。
どこがいいかなんて聞かれても困るが
ギター、調声、ドラムの絶妙な力の抜き方、
洗練された歌詞、MVのリンレンのデザイン
その他色々めちゃくちゃ好きである。
ボカロとはクソデカ感情である。
クソデカ感情を持ちすぎると実生活にものすごい支障が出る。
そこで私は冷静になるために曲の自己解釈
及び考察をする。
私はテラーノベルという小説投稿アプリを
クソデカ感情置き場だと解釈している。
これはあくまで私の自己解釈なのであまり
あてにならないことをここに注記しておく。
では自己解釈していこう。
『深海シティアンダーグラウンド』は片思いをしている精神的女の子のプロポーズの曲である。
私はそう解釈している。
私がそう解釈した理由は最後の歌詞
『狂ったふりで手にしたダイヤ、深海シティアンダーグラウンド、嘘つき好きゾフレニア』
という文である。
私の住む国ではダイヤは基本プロポーズの時に渡すものである。
どっちからプロポーズしたのかは判断が難しい。
この曲はそこら辺曖昧でもどかしくなる。
歌詞を順番に解釈していきたい。
『あだ花すっかり舞い散る季節』
という低温度な歌詞からこの曲は始まる。
つまり季節は秋の終わりで冬に近づく季節、
もしくは冬である。
そしてあだ花を国語辞典で調べた所
《咲くだけで、実を結ばない花。》
と書いてあった。
国語辞典は残酷である。
きっと彼女はこのプロポーズ、負けると踏んでいたのだろう。
話を戻そう。
『踏切の向こう側で泣いてる。』
この子泣いちゃってる。
なんてことをするのだろうか。
踏切の向こう側で女の子が泣いちゃうとドラマが生まれてしまうのだ。
ここら辺でこの筆者うっせーなと思った方はこの文を読むのを辞めることをおすすめする。
次の歌詞を読んでいく。
『プラスチックベルゼブブの羽音、愛想笑いで今日もやり過ごす。』
このプラスチックベルゼブブとはなんだろうか、判断しかねる。
これは推測だが、彼女のまわりに口煩い理系の知り合い、あるいは恋人でもいたのではなかろうか?
そして彼女はそれを愛想笑いでやり過ごすタイプだ。
ものすごく生きづらそうである。
『この薄汚れた街角の果て、埴輪シンドロームに犯された汽笛の音色をちょっとずらして外野から空かしてガム噛んでた』
ここら辺はちょっと何言ってるか分からない。
埴輪シンドロームに犯されたとはどういう意味であろうか?
これは恐らく列車の中の乗客の様子であろう。
そして彼女は列車の窓を開けて透かしてガム噛んでるタイプだ。
そんな子がプロポーズでてんやわんやしてるんだからまぁ大変なことである。
こいつをここまで惚れさせた人物はどんなプラスチックベルゼブブなのだろうか?
話を戻そう。
『真夜中の四時に見つけた四葉のクローバー
焼き付いた。』
ここは一人で見つけたのか二人で見つけたのかで意味が大きく異なるので判断が難しい。
少なくとも彼女は四葉のクローバーを見つけた程度の思い出が焼き付くほどのピュアな存在だったのだろう。
『三つ足のカラス屋根の上で不気味に見つめる。』
ここはまあいいや、次の歌詞。
『双子はいつまでも石油で身体を清めてほのかに香る有機モノソミー一人きり』
めちゃくちゃ理系な歌詞である。
そしてこの歌詞は4→3→2→1と数が減っていき最終的に一人きりになるという中~上級レベルの歌詞スキルが使われている。
この歌詞を書いたボカロP様はめちゃ賢い
理系の精神的女子である。
そしてボカロPとしての才能があった。
少なくとも私はそう解釈している。
ここからサビだ。
『ここは深海シティアンダーグラウンド
最果ての島、蝦の楽園。深海シティアンダーグラウンド姫は未だパラノイア深海シティアンダーグラウンド煌めくダイオードの星砕く深海シティアンダーグラウンド嘘つきスキゾフレニア』
この曲のサビはリズムの取り方が丁寧で聞いてて気持ちいい。
疲れた時とかなんかする時の前にしょっちゅう聞いてる。
蝦の楽園がどこなのか気になるが特筆すべきは姫は未だパラノイアという歌詞だ。
多分彼女は自分の恋を病気だと判断している。
そういうタイプの子だ。
実際、恋はほぼほぼ病気で恋をしている人間は恋をしてない人間に比べて事故を起こしやすい傾向にある。
データはとってないからあくまで主観ではあるけどね。
深海シティアンダーグラウンドの歌詞は難解すぎて正直よく分かんない。
理系ってなんで難しい言葉いっぱい使うんだろ?
筆者は文系なのでもっと簡単な言葉で言ってくれないとわかんないんだけど。
そんなことより2番の歌詞だ。
『廻る廻る金縛りの蝸牛殻の中から鶏の声。
まるでまるで鋳型に流し込んだあなたのセルロイド。』
ここはあくまで自己解釈だが蝸牛は彼女を表現している。
そして人を鋳型で表現するタイプだから彼女は夏目漱石とか好きなタイプの無自覚型ロマンチストである。
プラスチックベルゼブブは文系なのか理系なのか判断が分かれる。
おそらくガチ勢の体育会系ではないと筆者は推測している。
ちょっと歌詞を割愛する。
『真昼の発熱、四角い金貨、幻から目が醒めた。』
ここのリズムめっちゃ好き。
そして筆者の推測では真昼の発熱は恋、四角い金貨はおそらく電車の乗車券である。
多分目的地に着いたのだろう。
三つ足のカラスもなんかトリソミーしてる?らしいし。
二階建てのバスも彼女を降ろしてさようならしたみたいだし。
『一秒間際、塞ぎ込んでもう、黒に熔ける。』
ここはマジでどういう感情なのか分からない。
少なくともポジティブな感情じゃない。
でサビ、ここも激エモだが割愛する。
激エモって今頃死語だろうな。
私は年を取りすぎた。
次の歌詞が特に激エモなのですよ。
『あと少しだけ側にいさせて。あなたのことが好きなの。毒の砂浜。二人だけの。』
ピュアすぎるぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんだけごちゃごちゃ難しい言葉並べてたやつが急に小学生みたいな告白してるじゃんかさぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
オイオイオイオイどうなるんだこれ!!??
………って感情に筆者はなる。
それにしても二人きりになる場所が毒の砂浜かぁ。
当時も今も水質汚染は問題だったんだなぁ。
で、なんやかんやあって最終的に彼女達は
煌めくダイオードの星の下でなんか踊って
その勢いのままダイヤを手にし嘘つきスキゾフレニアするのである。
個人的にめちゃくちゃエモいと思う。
二人の恋がどうなったのかは分からない。
そもそもこれ二次元だし。
長文失礼しました。
(最後まで読んでくださりありがとうございました。)
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