コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
視界が白黒と点滅する
そして、クリアになっていく
顔をあげようとした途端、ズキッとした痛みが襲う
夜「ぅッ…」
これはしばらく頭は使い物にならないか…
しかし…監禁なんて何時振りだ
一年は最低でも経ってるか…?
ポートマフィアの時はしょっちゅう監禁されてたからな…
そう思っている束の間に誰かがやってくる
依「お目覚め?」
夜「……元依頼人か」
彼女はケタケタと笑う
依「元って、ひどいじゃない…ちゃあんと、依頼をしたのに_
その瞬間
依「ねっ!!」
ドカッ、と腹を蹴られる
夜「かはっ……ゲホッゴホッ…」
その勢いに思わず吐血する
依「あんたを誘拐したのは何の為だと思う?」
コツコツとハイヒールを鳴らしながら歩み寄る
夜「知る、か……」
突然、顎をクイッとあげられ
依「ねぇ…”元ポートマフィア裏幹部”さん?」
その時、息が止まったかのようにヒュッ、と風切り音が部屋に鳴り響く
依「私はポートマフィアの事だったら何でも知ってる。ポートマフィアに所属はした事無いけどね」
その時_
夜「……何でお前が知ってる」
無意識だったかもしれない、こんな量の殺気を出したのは。
相手は少し狼狽えていたが、
依「流石‥と云った処ね」
夜「………」
手をひらひらとさせる
依「まぁ、あんたにはいずれ要求をするから口を滑らせて置く事ね」
夜「……喋らなかったら」
彼女は頭の横に銃のようなポーズを構えて
依「どうなると思う?」
と、撃った素振りを見せた
コツコツとハイヒールの音が遠ざかっていく
その時_
夜「ゴホッ……」
口から血がぼたぼたと垂れてくる
口の中に血の味が広まって気持ち悪い
夜「あいつ、性格‥悪すぎ、るだろ……」
腹には深くナイフが刺さっていた
腹を蹴られた時に刺されたのだ
夜「…これ、抜かれ、たら‥終わりか」
そう思いながら天井を見上げる
・
太「先輩遅いね」
国木田君が時計を見る
国「確かに…騒音問題だけなら時間は掛からないと思うんだが…」
まさか監禁…?
と、太宰は考える
太「先輩がねぇ…」
と、携帯を開く
その連絡先は_
ピッ
太「やぁ、蛞蝓」
中「お前ッ!??」
ポートマフィア五大幹部_中原中也
太「本当は中也をいじりたいのたけど、今はそれ処じゃないのだよ」
中「本当の用件はなんだよ」
呆れ声で聞いてくる
少しムカつく
太「最近、ポートマフィアの近場に引っ越してきた民間人を知らないかい?」
中「…数人いるぜ。珍しいと思ってマフィアがマークしてるんだ」
太「そのリストをすぐ送って、それじゃ」
ピッ、と電話を切る
太「これで手を打てるか…」
下手になっとるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
やばすぎめん…(????)
まぁ…ほんとに気長に待っといて下さいな☆