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神々は100年に1度必ず
感染症を流行らせたり
世界を不安定にさせたりなど
「人類のために」100年という周期で
災害などを起こしていた。
ただそれを哀れに思った神がいた。
慈悲の神だった
慈悲の神は人類が災害に
対抗できるように聖なる力を人の子に与えた。
だがしかし、打ち消し合うように与えられた
その力は人によっては悪用し
欲望を叶えるためだけの道具となりはて
犯罪に使うような人も現れてしまった
そこで政府はその子供たちを保護し
政府のためだけに働かせた
政府もこのようにしか子供達を
守ることができなかったからだ
神々から力を授かった子供たちは
言われるがまま、身を定して働き
不自由な世界で死んでいった
子供達はついに疑問を抱いた
「なぜ、私たちは狭い不自由な世界で過ごさなければならない?」
神々の力を持った子供たちは
ついに反乱を起こすことを決めた
一見、子供を守るように見えた政策は
子供達の精神を少しずつ蝕んでいったのだった
彼らは世界中で反乱をおこした
大統領から一般の成人の人まで
全てを殺した
まさに弱肉強食の世界だった。
その日は世界が淀んでいた
また神の目には真っ赤な世界が出来上がっていた
その時彼らは天に向かって言った
「あぁ神よ!
なぜ私たちに力を与えたのでしょう?
政府は私たちを保護と言う名目で
精神を壊し
世界は一方的に良くならない!!!!!!
もはや私たちが持っているこの力のせいで
不幸な子供たちが生まれている。
なぜそのようなことをなさるのでしょうか??
私たちのこの先は何も変わらないのでしょうか?」
「、、、私たちはただ守り死んでゆくだけ
そんなの命の無駄だ
ならば、私たちは政府と神々に反乱を起こす。
そして自らの力を証明し、この世界を正す。
新たな世界を作る前には
破滅を起こさなければならない。
世界を壊してしまおう。
神々が修復できないほどに
そして私たちは神々から解放されて
正しき世界を作るのです。」
それを聞いた神々は呆れた
そして、世界は神々の怒りに触れ
人類は抹殺された。
神々はこの事の原因の神を探し出した
神々は慈悲深き神を捕らえ質問した。
「なぜ彼らにそのような力を与えたのだ!」
慈悲深き神はこう答えた
「彼らは世界の敵になってしまうならば
それと対等に戦える位の力を与えるのが
慈悲深き神の仕事だと思ったから」
だが、全知全能の神は言った
「世界の調和のために必要だからこそ
戦争が起こり
その過ちからなぜそのようなことが
起こってしまったのか道徳的価値観を育み
次の世代へと紡いでいく架け橋を作れるように100年に1度最悪なことが
起こるように仕組んでいる
だが、お前はそれを壊してしまった
慈悲と言うものは周り回って
最悪の結果を起こしかねない
その結果がこれだ
お前は大罪を犯した
お前を天界から永久に追放したいところなのだが
慈悲の働きを補う神はいない
よって、特例とし
調和の神に取り込まれることを命ずる
お前は永遠に調和の神の意識の中で
生きながらえることとする。」
慈悲の神は調和の神に飲み込まれ
調和の神の中に意識だけ存在することになった
調和の神の耳元で慈悲を
乞うだけの元神さまになった。
いまから始まるこの物語は
与えた力によって変わった世界が
崩壊するまでの話
次回予告
第二話 とある国の研究機関にかんする話