ロボロ
「何かあったら呼ぶわ」
ロボロ
「その間は…なんか調べとき」
チーノ
「はーい」
チーノ
「…(K国…K国…)」
チーノ
「あ…これか…」
…紋章…か
…あれ…この紋章…どっかで…
________________
。
「貴方は逃げて、生きるのよ!!!」
チーノ(幼少期)
「でもッ!ママ達がッ!!!」
。
「いいの。私達は、貴方が生きてくれればそれでいい」
敵
「!いたぞ!!!」
。
「ほら!いきなさい!!!」
チーノ
「ッ…」
敵
「一人捕らえた!」
敵
「ガキが逃げたぞ!!」
敵
「一人残らず殺せ!!!」
________________
チーノ
「あッ…そうだ…ッ…」
そうだ…K国は…
僕の…家族を…国を…
チーノ
「あ、あぁ…」
だからだ…見たことがあると思ったのは…ッ
こういうことか…ッ
…僕のせいで、母さん達がッ…
チーノ
「…」
ロボロ
「チーノ〜」
ロボロ
「どうや?なんなわかった…か?!」
ロボロ
「チーノ!?」
ロボロ
「どうしたんや…!?」
チーノ
「へ…?」
ロボロ
「お前…泣いてんで!?」
チーノ
「ぇ…」
…ホントだ。
気づかなかった…
ロボロ
「なにか…嫌なこと思いだしたん…?」
チーノ
「…いえ。えっと…」
どうしよ…どうやって嘘つけば…
チーノ
「…ほら、K国に滅ぼされた国は多いって書いてあって…」
チーノ
「それで…なんか…泣いちゃって…」
ロボロ
「…とにかく、無理すんなよ…?」
チーノ
「はい…」
よかった…なんとか誤魔化せた…
…K国
絶対に、お前らは
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K国タヒんでくれ