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つうん@📚🐟💙
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#かんとりーひゅーまんず
みー
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ちゃつうんです。あの、お話の移動です。いっぱいカプがありますのでご承知あれ。不快に思われた方はブラウザバックを。何話かありますので長いです。良ければ読んでいってくださいな。
~韓国×台湾~「あったかくて、やさしい」
「かーんーこーくー!!」突然、大きな声が響いてきた。駆け寄ってくる音。
「わっ!」と僕の方に飛びつきにまにましているかわいらしいこいつは、台湾である。
「ふふ、もーいきなりはやめてよ?」笑いながらでたしなめると台湾は、
「うん……ごめんね、韓国……」としょんぼりした。しゅんと垂れ下っている耳が見えるようだ。そんなに強く言っていないんだけどな、と苦笑するが、そういうところがかわいいのだ。
「もう怒ってないから機嫌直してよね?」ぽふぽふと頭を撫でながら台湾に言う。すると、台湾はぱぁっと顔を明るくして、「うん!直した!韓国大好きっ!!」まったく無垢な笑顔で言うものだから韓国はひとり身もだえる。
(あ―――もうかわいいなこいつっ)その沈黙をどう受け取ったのか、台湾は心配そうに韓国の顔をのぞき込む。
「かんこくー?どうしたの?」こらえきれず、すっと立ち上がり至近距離にあったその体をぎゅっと抱きしめる。
「わぶっ!?」腕の中でびっくりしたようなくぐもった声が聞こえたが無視してよしよしする。
「ほんっとかわいいね、台湾は。」包み隠さずそのまま言ってみると、台湾はむぅっと口を尖らせ不服そうに言う。「かわいいじゃなくてかっこいいが良かった。」その言葉に思わず笑いが出る。
「はいはい、台湾はかっこいいね。」そう言って優しく頭を撫でる。少し不満げな様子の台湾だが、撫でられて気持ちよさそうに目を閉じる。温かな体温が伝わってきて、少し眠くなる。
「韓国はあったかいねー……」台湾がうとうとしながらつぶやく。瞳がとろんとしている。
「台湾もあったかいよ。」と、さらに抱きしめる。「一緒に寝よっか。」そう囁いた。んー、という声が聞こえてきたので肯定と受け取り、お姫様抱っこをして寝室まで移動する。布団に入り、目を閉じる。
自分の腕の中ですやすやと寝息を立て始めた愛しい生き物の、柔らかな頬を撫で、キスをする。
(ほんと、かわいいね。)
一つの部屋の中、二人の寝息が優しく、甘く溶けていくのだった。
~イギリス×日本~「傘を忘れて」
ざぁぁぁぁ……雨音が耳朶をくすぐる。今日は傘を持っていて良かった。ほっと安堵のため息を吐く。こんな大雨だとずぶぬれになってしまう。
さあ帰ろうと傘をさすと、ふと視界の端に見慣れた影が映った。傘を探しているのだろう、カバンをまさぐっているその影に、「日本さん?」と呼びかけると、ぱっと顔を上げた。
「イギリスさん!」呼ばれ、イギリスは軽く眉を上げる。
「傘を忘れたのですか?」と問いかけると、日本は恥ずかしそうにうつむき、頷いた。「はい……まさか降るとは思わなくて……」少し顔が赤くなっている。傘を忘れるくらい誰にでもあるのだから恥ずかしがることないのに、とは思うが真っ白な肌に朱の散る様子は、とても美しく感じたので、何も言わず拝んでおく。それよりも、だ。この大雨の中傘を差さずに帰るのは風邪をひく。
「なら、一緒に傘入りますか?風邪をひくと大変ですし。」と言うと、日本はその顔に花の咲くような綺麗な笑みを浮かべた。「いいんですか!?じゃあお言葉に甘えて……」うれしそうな日本を見ていると、こちらまでうれしくなってくる。
傘の中、二人並んで歩く。大き目の傘とはいえ、二人が濡れぬように歩くと自然と距離が近くなる。
そういえば、と日本が口を開く。「英国紳士は傘を差さないんじゃなかったんですか?」いたずらっぽい声だった。自分を横から見つめる視線を自分の視線と絡め、立ち止まりふふっと笑う。
「いえ、こんな雨を直接身に浴びると風邪をひいてしまいますし。何より、」そう言いつつ日本の頬をするりと撫で、キスをする。
「貴方を私以外のなにかが濡らすのは、私が嫌ですからね。」と優しく見つめ、微笑む。
かぁっとさっきよりも赤くなった日本が、「ちょっ……貴方のそういうところがほんとにっ……」と何故だか悔しそうに言った。
また歩き出す。そこからイギリスと日本は、いろいろな話をした。会社の話、趣味の話、最近楽しかったこと……楽しい時はあっという間だった。
日本の家に着く。
「送ってくださりありがとうございました!本当に助かりました……!」そう言って笑った日本の首筋に、キスをする。
いきなりのことに日本の瞳が大きく見開かれる。「私もですよ。」とからかうように微笑み、日本に背を向ける。「では、またお話しましょう。」
「ちょっ、イギリスさん!?」日本が叫ぶ声が聞こえたが気にしないふりでイギリスは歩みを進めるのだった。
~アメリカ×日本~「すれ違いから」
私はある国をずっと目で追ってしまう。明るく、快活にふるまうあの国。意思の宿り輝く瞳を持つ彼こそがアメリカである。仕事もできて、頭もよくて、人間関係も良好。私は自分が持っていないものを持つ彼が本当にかっこよく、尊敬すべき人物だと思う。
そんな彼が最近よく私に毎日話しかけてくれる。「Japan!大丈夫か!?顔色が土気色だが!!!!」とか「今日のバーガーは美味かった!!」など私への心配から日々のどうでもいいことまで、沢山のことを話す。それがとてもうれしくて、少し期待してしまう。でも、どうせ彼は私のことなど眼中にない。だって私と話したあとすぐにほかの人のところへ行って楽しそうに笑っているのだから。(きっと、結ばれることなんてないんでしょうね……)そう、諦め交じりにため息を吐いたのだった。
ただ、ずっと何かに見られているような気がしてならない。(気のせいだったら良いのですが……)と日本は少し不安になっていた。
今日もきれいだなぁ…仕事場で日の丸を見つけるたび思う。柔らかな瞳の輝きや、優しく下がった眉、控えめに上がる口角。話してみても、気遣いが見て、聞いて取れ、すごく話しやすい。その温かな笑顔が、自分の心に触れるたび、きゅぅっと胸が痛くなる。
だって彼はいつも、ほかの人にも自分に見せる態度と同じように話して笑っているのだ。きっと、自分を好きになってくれることなどないのであろう。そう思うと悲しくて、みじめで、胸が苦しくて、寂しくて、どうしようもなく__嫉妬してしまう。どうすれば自分だけを見てくれるのだろう。そしてみんなの前では絶対にしないような顔をしてくれるのだろうか。
__ならば、自分だけに見せてくれる顔を探しに行けば良いではないか。そう思ったのが始まりだ。アメリカは、盗聴器と小型カメラを買い、日本につけた。すると、プライベートの時の無防備な一面や一人でいる時特有の息遣いなどなどが全て手に入った。アメリカは微笑む。さぁ、後は日本にアプローチするだけだ。日本が俺を好きになってもらえるように……アメリカの目は、今や異常なほどの愛欲で輝くのだった。
~ロシア×アメリカ~「ある喫煙室にて」
あぁもう……嫌になる。こんな糞みたいな社会で生きていかなければならないなんて。アメリカは煙草を灰皿に押し付けた。黒く焦げたその先端から、白い煙が漂っている。もう一本、と取り出し火をつける。そして口にくわえた瞬間、隣から声がした。
「おいアメリカ、ライター貸せ」自分が忘れたくせにえらそうに言ってきたこの巨体はロシアである。
「んでだよ……めんどくせぇな……」とは言いつつ仕方なく貸してやる。ほらよ、と半ば投げつけるように渡すと相変わらず無表情に受け取った。かちりと音が鳴り、煙草に火がつけられる。赤い光が薄暗い喫煙室の中でやけにはっきりとした色彩を放っていた。
無言だった。双方ともが喋らず、ただ自分の世界に浸る時間。なんとなく、ロシアの方を見てみる。白銀の睫毛、アイスブルーの瞳、形の良い唇。こいつは顔だけはいいんだよな、と苦笑する。こいつは寡黙な男である。こいつに全て話してみたらどうなるだろうか。きっと何も言われずへぇ、だけで終わるのだろう。それが一番楽だ。言ってみようか。
「なぁロシア。」ロシアはこっちを向かず、ただ平然と煙草をのんでいる。アメリカは続けた。
「この世界ってさ、なんでこんなに生きるのがつらいんだろうな。どうして仲良くできないんだろうな。どうして嫌われたり好かれたりするんだろうな。」アメリカは微笑む。「なんで俺ばっかりこうなのかな。俺は何か悪いことでもしたのかな。俺は誰かに必要とされてるのかな。俺が生きてる意味が分からないんだよ。」
ロシアは相変わらずの無反応である。「これからどうやってうまく生きていったらいいんだろ?」ゆっくりとロシアがこちらを見た。そして、口を開く。「お前は酒だ。」意味が分からなかった。「は?」聞き返すと、ロシアは「つまり俺に酒がなくてはならないように世界が俺だとしてお前は酒だ。」軽く眉を上げそう言っている。なるほど。分かりにくいにもほどがあるがつまり、ロシア自身が酒がなくては生きていけないように、世界がロシアだとすれば俺は酒であり、この世界は俺がいないと成り立たないということだろう。こいつがこいつなりに不器用ながらも編み出した答えなのだろう。一応の敵国からそんな言葉が聞けるとは思わなかった。ロシアはそれ以上続けようとはせず、また黙って置きっぱなしだったライターで煙草に火をつけた。
また沈黙が下りる。だが、それぐらいがちょうどいい。アメリカももう一本煙草に火をつけた。吸って、吐く。一人の国に認められている。それだけなのに、心が落ち着いた。
喫煙室の二人。白い煙が宙を漂う。二人、ただ存在するだけ。それだけが、二人を結びつける糸になるのだった。
~ソ連×アメリカ~「酒煙草」
あーやめらんね。体に悪い?知ったこっちゃねぇ。飲み込む酒煙草。熱くて苦くて煙を吐き出し体が熱を持つ。苦しいそれが何故か心地よくて安心する。慣れ親しんだそれらの味。こうやって中毒になるのだ。こんな俺を誰か受け入れてくれないか。馬鹿みたいに都合の良い思考回路に苦笑する。誰も受け入れてくれるはずがない。
そう、一人やけになっていたある日のことだった。
俺の前に現れた異様なほどの敵意を孕んだ瞳を向けてきた国。そいつはアメリカである。その深い海のような美しい瞳には、強く光る意思と力が宿っていた。俺はその目を見た瞬間あっという間に__堕ちた。どうしてこいつはこんなにきれいな目をしているのだろう。その深い海の中に吸い込まれ、戻ってくることができなかった。浮世との輪郭があいまいに溶けて、宙を彷徨う。そんな感覚。泳ぐうちに、光を見つけた。その光を掴もうと手を伸ばした。でも、届かなかった。それが俺とこいつとの距離のような気がした。泣きたいほどに力強く生き生きとしたその目に見惚れる。俺は、こいつのことが気になった。というか好奇心がわいた。それから、夢現なままで一日を経て、俺はようやく戻ってきた。
一度個人的に接触してみた。すると、俺に対して敵意を向けながらも、会話に応じてくれた。敵国との個人的な会話を受け入れてくれるなんて。俺はなんとなくうれしかった。なんとなく、だが。こいつにだったら話せそうな気がする。話してみてもいいだろうか、なんて思うくらいにはこいつのことが気に入っていた。
こうやって、俺が無理矢理押しかけて強制的に会話をするうちにあいつも砕けた態度になってきた。「ソビエト」呼ばれた瞬間どうしようもないほどに高揚した気分になった。酒煙草。量も頻度も相変わらずだ。だが、飲むときの気持ちが前より軽くなった。それがなんとなくうれしかった。
俺もそろそろ滅ぶのだろう。アメリカという救世主によって。ぴきりと生まれた亀裂。相も変わらず綺麗なあいつの目。にっと笑い、俺は意識を手放した。
赤い肌に、ひびが入った。そして、はらはらと落ちていく。こいつは結局、何を求めていたのだろうか。にっと笑ったこいつを見下ろし、俺は首を傾げたのだった。
さて。いかがでしたでしょうか。五組ですね。過去作なので……わりと黒歴史掘り返した感じです。今は大分成長したのではないでしょうか……どうでしょ……では。
コメント
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過去作品も最高すぎますね😇 それと凄く成長していますね!! 過去は視覚的な表現👀と 心情表現が多い気がけど 今は五感の全てが多く 書かれていると思います!!✨️ 個人的な意見ですが 成長してると思います!!
ほんとに凄すぎだよ…!!!!😭💖💖ぜんぶ尊すぎたっ、それぞれのペアに個性出ててえぐいっ…!!💕💕✨️てんさいすぎる😇💖
読み終わりました!五組も収録されてて読み応えありましたね。 特に「ロシア×アメリカ」の喫煙室のシーン、静かな空気感が伝わってきてよかったです。「お前は酒だ」という不器用な答え、なるほどなって思いました。あと「ソ連×アメリカ」の最後のひび割れていく描写が切なくて印象に残ってます。 つうんさんが過去作って言うけど、どのカプもキャラの関係性がちゃんと感じられて、今も十分素敵だと思いますよ〜!