この作品はいかがでしたか?
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『』→LINE
smside.
~放課後~
kn『それで、今日のデートのことだけど……』
kn『行く場所は相手に任せて、お前は相手に好きになってもらえる言動をしろ』
……好きになってもらえる、言動……?
それって、手を繋ぐ……とかだろうか……
それとも、ハグ……?
いやいやいや!!そんなこと出来るわけないだろ!!
sm『その、好きになってもらえる言動って、何?』
kn『スマイル経験ないからわかんないか〜w』
sm『うるさいな』
kn『……俺、付き合ってる人がいるんだけど……あ、男ね』
kn『……そいつに、一緒にいると楽しいって言われて』
kn『それで俺、見事にそいつに落ちたからさ』
kn『あと、これは友達の話なんだけど』
kn『友達も、「お前と一緒にいると落ち着くし楽しい」って言われて好きになったみたいだから』
kn『意外と単純かもよ?wそれだけ出来れば合格だろ』
……そんなこと、出来るわけ……
恥ずかしいし……!!///
kn『そんなこと出来るわけ……って思っただろ』
sm『なんでわかった』
kn『友達だから。まぁでも、スマイルならできるよ』
kn『……きっと全ての記憶がなくなってしまうのも、時間の問題だから』
kn『頑張って』
sm『……頑張る。ありがと』
✧• ───── ✾ ───── •✧
br「スマイルとのデートだ〜!嬉しい♡」
sm「だから……デートって言うな……//」
br「スマイル照れ屋さんで可愛いねぇ♡」
可愛いとか言われたら、期待しちゃうだろ……
br「それで……今日行く場所、勝手に考えてきちゃったけど……大丈夫?」
sm「うん。大丈夫」
Broooockを好きにさせられる言動……!!
あ……!
sm「その……Broooockと一緒なら、どこでも、楽しいから……///」
br「……!……もぉ〜!///嬉しいこと言ってくれるじゃん♡」
sm「う、うるさい!///抱きつくな!///」
br「あはは〜!スマイルが可愛いのが悪い〜!」
✧• ───── ✾ ───── •✧
br「……ここ、前に1回だけ一緒に来たんだけど……覚えてる?」
こんなゲームセンター、来たことあっただろうか……
……記憶の糸が、繋がらない。
もうこの場所のことも、Broooockとの思い出も……
sm「……っ……覚えてる」
br「よかった〜!ね、あのゲームやろうよ〜!」
sm「おい、待てよ!」
br「早くしないとおいてくよ〜!」
✧• ───── ✾ ───── •✧
br「楽しかったね〜!次の場所、行こっか!」
sm「うん」
その後行った場所は、全て記憶の中から消えてしまっていた。
前に一緒に行ったらしいバッティングセンターも、カラオケも。
俺の頭の中には、それすらも残っていなかった。
Broooockとの、思い出も、Broooockのことも……
もう全て忘れる日は、近づいてきているんだ────。
sm「……っ、頭、痛い……」
補足
きんときが付き合ってるのはシャークん(kn×sha)
きんときが言ってた『友達』はきりやんとNakamuのことで、ここ2人も付き合ってる(kr×nk)
コメント
3件
あっ...knさんリア充でしたd('∀'*) せっかくのデーt...、だったのにすぐ忘れてしまうなんて... 恐怖でしかない😱
もう…smさんにとっては幸せなのにこんな不穏な感じ.........ずるいわァ
ヤーーーーーーバイヨヨヨヨォォォ 続き楽しみにしてます!✨