こんにちは!
続きです!遅くなったごめん!
凪玲、花吐き病、凪は全然出てこないし千切の方が出てきます!地雷の方逃げて!
それではどーぞ!
なんだ…これ、薔薇か?でもんなんで俺の口から花なんて…とりあえず医務室…
「嘔吐中枢花被性疾患、花吐き病って言うやつですね。」
「花吐き病…?」
「片思いを拗らせた時に発症する病気です。名前の通り花を吐きます。治らないとそのまま死に至ります…。」
「…何か、治療法は…?」
「明確な治療法はありません、」
「そんな…」
俺のつまんない人生はここで終わるのか…
「ただ…ただ一つだけ、方法があります。…それは好きな人、まぁ片思いしてる人と両思いになると治るといわれています。」
「それだけ…ですか」
「はい…私に出来ることは今の御影さんの状態をお伝えするまでです。」
俺の好きな人…凪…でも凪は潔が好き、こんなの…
「勝ち目…ねぇじゃん」ボソッ
「?どういう意味ですか?」
「いえ、なんでも、ありがとうございます」
「御影さんが回復されること心から祈っています」
「…!ありがとうございます!」
お医者さんはあんなこと言ってくれたけど、無理だな…。勝ち目なんて…ないよ。
「お、玲王」
「千切、」
「そっちには医務室しかないけど、大丈夫か?」
「お〜なんか足が痛むなと思って、湿布貰ってきた。」
人に心配かけるな、これは俺の問題…
「そっか、俺脚のケアは得意だからな、後でいいストレッチ法教えてやるよ」
「まじ!ありがとな千切!」
千切優しい…、泣きそう…
「ん?どうかしたか玲王?そんな脚痛かったんか?」
「なんでもねぇよ!一緒に食堂行こーぜ!」
「そうだな…!」
「それでさ、その後國神が目の前でコケてさ〜!」
「國神どうしたんだよwww」
「な〜w」
「…あ」
「凪と潔じゃん」
「―――!」
「―――」
「――――――www」
「―――笑」
「…玲…王?」
「…どうした?千切」
「なんかすげえ顔色悪いぞ」
「…え?そんなわけ…」
ドクン、ドクン
「…!わりぃ千切ちょっと席外す…ッ」
「大丈夫か…(後つけてみるか)」
千切side
玲王とはライバルリーの時同じチームになり、短い間だったけど同じチームで戦った戦友だ。ライバルリーの時仲良くなって、ネオ・エゴイストリーグも同じイングランドを選んだ。玲王はあの御影コーポレーションの御曹司で顔も頭も運動神経もいい、欠点の無い人間。…でも少し違った。
それは凪との関係だ。
凪とは同じ高校でサッカーをしていた。玲王曰く凪は宝物らしい。
チームVの時はめちゃくちゃ仲がよくてこいつらずっと一緒にいるんだろうな〜と思ってた。
でもライバルリーでチームを組もうとうろうろしてたら紫色の長身が部屋の隅っこに縮こまっていた。
凪に捨てられたんだろと勝手に解釈した俺は玲王にチームを組まないかと持ちかけた。
あの時の玲王はだいぶ荒れてたな〜…。目を話したら歯ブラシ毟ってるし、急に独り言始まるし、夜はちょくちょく泣くし。
大変だったけどサッカーの質は落ちないんだよな、落ち込むことがあっても努力は怠らないところにはなんか尊敬した。
最近凪と玲王はまた仲良くなり始めていた。どちらかというと凪が玲王に前より甘え始めているのか?
でもまたなんか拗れはじめている。特に玲王。
しかも最近、玲王は突然顔色が悪くなることがある。
今も、さっきまで普通に話していたのに急に顔色が悪くなっていた。凪では無いとはいえ心配。
「おーい、玲王大丈夫か?」
「ゔぇッ、おっ、おぇ…」
「!?玲王!気持ち悪いのか?」
「ち…ちぎり?ぅっ」
今すぐ助けてやりたいが鍵がかかっていて入れない
それにしても吐瀉物が落ちる音がしないな…
「玲王?上手く吐けないのか?」
「だいッじょぉぶ…もう大丈夫だ。」
「本当か?一応医務室行った方が…、俺付いてくよ」
「ありがと、でも大丈夫、俺1人で行けるから。」
「…わかった、お大事にな」
「うん、わざわざ心配してくれてありがとな…じゃあ…」
「おう、」
…なんだこれ…
玲王が入っていたトイレには何枚かの赤い薔薇が落ちていた。
今回はここまで!
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次回♡100
それではまた次回!
バイバイ!
コメント
4件
続きが気になるうーダメ元でお願いしますうー
つづきがみたぃぃぃぃぃ