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ドラマの視聴率は好調で、人気も絶好調だった。大介と雅の“恋人設定”は、ファンの間で神カップリングと話題になるほど。

雅はそれを口実に、「ファンサービス」と言って仕事現場でも大介に抱きついたり、肩を寄せたりしている。

大介はそんな雅を見て、思わず顔をほころばせる。

「ほんと…お前って犬みたいだな」

そう言いながらも、腕の中で安心しきった雅の存在に、内心では少し誇らしい気持ちさえ湧いていた。

「ワンワン♪」

雅は笑顔でじゃれつき、大介もつられて笑ってしまう。二人の間には、仕事の緊張を忘れさせるほんの少しの温かい空気が流れていた。



------

二人が付き合い始めて数週間がたった。

ドラマ撮影以外の仕事をこなしつつ、時間を見つけては食事をしたり、ゲームをしたりしている。

今日も大介の自宅で、二人で映画鑑賞をすることになっていた。


「どんな映画なんですか?」

「俺が好きなアニメ映画の監督さんが手がけてるやつ。ちょっとホラー要素があるけど面白いから」


ソファに腰をかけ、テレビに向かう大介の隣で、雅は自然と彼の方を見ていた。

「雅、テレビあっち」

「大介さん見てたいから」

「面白いからっ」


大介は両手で雅の頬に触れ、そっとテレビの方を向ける。

「えー……なら、ここに来てください。ホラーなんでしょ?怖い時は、大介さんにギューって抱きつきたいから」


雅は足を広げ、自分の前に来るようにお願いする。

「……ちゃんと観るか?」

「はい!観ます」


仕方ないな、と大介は雅の前に座り直す。

雅は嬉しそうに笑い、少しドキドキしながらも映画鑑賞を始めた。

テレビの光が二人の顔を照らし、静かな時間がゆっくりと流れていく。

しばらくの間、二人は仲良く映画を鑑賞していた。

だが、大介が少し動いた拍子に、ふわりとシャンプーの香りが雅に届く。

雅の心はくすぐられ、思わず大介のうなじに唇を落としてしまった。


「わっ!! えっ、雅っ!」

「えっ、あ……すみません。つい」

「びっくりしたー」


大介の反応に、雅の胸が小さく高鳴る。

首筋に唇を寄せ、立て続けに甘噛みを落とした。


「ちょっ……ちゃんと観るって言ったろ」

「だって……大介さんが、可愛いから」


低く甘い声が耳元に響く。

雅は止まらず、何度も大介の首筋へキスを重ねた。


「やっ……」

その声に導かれるように、雅の両手は大介のシャツの中へと滑り込む。


「くすぐったいっ……」

しっかりとした指先が、腹筋から胸へとなぞり上げた。


「っ……やっ、ちょっ……」

抵抗の言葉とは裏腹に、身体は正直に心地よさを訴える。


「もっ、やめ……」

「ここは……好きですか?」


雅の指が乳首の先をそっと撫でる。

「っ……アっ」


思わず漏れた声に、自分でも驚いた大介は、慌てて口を手で塞いだ。


「……なんで塞ぐんですか? 可愛い声、聞かせてください」

「っ……いじわる言うなよ……」


雅の指は容赦なく、優しく摘んで刺激を与える。

「アッ……っん!」


大介の身体がビクリと震えた。

「……っ、みやびぃ……」


涙目で後ろを振り返ると、視線が絡む。

その瞳の奥には、熱く、しっとりとした空気が静かに漂っていた。

「大介さん……」

「雅っ……」


お互いのシャツを脱ぎ捨てると、雅はそっと大介をソファへ押し倒した。

絡み合う舌と舌、重なる手と手。

熱い吐息が、静かな空間に溶けていく。


「……好きです、大介さん」

「……知ってるよ」


雅の唇が、首筋から胸元へとゆっくり愛撫を描く。

肌に触れるたび、大介の身体がわずかに震えた。


「あっ……っ、みやびぃ……」

こらえきれず、甘い声が漏れる。


「……っん。チュッ……」

唇が触れるたび、熱が深まっていく。

雅の両手が、そっと大介のズボンの上をなぞった。


「えっ……あっ、雅っ、待って……」

けれど、その声は雅の耳には届かない。


——聞こえている。

でも、止まれなかった。


ズボンと下着を脱がすと、震える大介のペニスが現れた。


「……は、恥ずかしっ」

「なんで?……俺は嬉しい」

こんなに感じてくれているなんて、嬉しくて興奮した。


雅は、大介のペニスにそっと右手で触れた。

「っん……ちょっと……何……」

「先から……」

感じて先から出ている液を雅の指で撫でる。


「アッ……ッンっ。そこ……ちょっと」

たまらず雅は、大介のを口の中に入れた。


「えっ……っ!!やっっ……ん!」

雅の行動を予想出来ず、あまりの気持ちよさに身体を仰け反らせた。

クチャクチャっとやらしい音と共に雅の舌がペニスにまとわりつく。


「っ…ん。アっ……ん。みやびぃっ……」

大介は、何も出来ず自分のを咥え続ける雅の頭に両手を置く。

やめてほしいけど、やめてほしくない。

快感と羞恥心の狭間で、脳が溶けそうになっていた。

「っ……はっ……みや……そこっ」

ジュボジュボと雅の唾液と大介の液が混ざり溢れてくる。

「……アッ……もっ、みやっもう……どいてッ……で、でるっ」

あまりの心地良さに、達しようとしていた。しかし雅は止めようとしない、それどころか両手で大介の乳首を優しく摘み刺激した。

「ひっ…………っ!」

大介は、我慢出来ず達してしまった。

雅は、口の中で精液を受け止めようとしたが初めての事もあり、咳き込んでしまう。


「……ごほっ、ごほっ……」

「み、みやびぃっ……!」


むせ込む雅に驚き、大介は慌てて体を起こした。

ティッシュを数枚取り、そっと手渡す。


「ちょ……大丈夫かよ……」

背中を優しく撫でながら、心配そうに覗き込む。


「す、すみません……初めてで……」

「初めてなら、無理するなよ」


「……すみません。カッコ悪くて」

「謝るなよ。……カッコ悪くなんかないし、その……気持ち、良かったから」


その言葉に、雅の胸がふっと温かくなった。


「……良かった。」


ぽつりと呟くと、雅はそっと大介を抱きしめた。

大介の胸に頬を寄せると、鼓動の音が静かに響いていた。


「雅……。」

「なんですか?」


顔を合わさる2人。

大介は、雅の股間に目をやった。


「雅の……まだ……」

スボンの下からでも分かるほど雅のペニスは大きくなっていた。


「えっ……あっ……。自分でします……」

「なんでっ!……俺だけしてもらって、返さないと。ほら、ここ狭いから、ベッド行こっ」


大介の誘いに、雅は見えない犬の尻尾を振るように勢いよく立ち上がった。

「はいっ!!」


そのまま大介を軽々と抱き上げる。

「わっ! えっ、ちょっ……なんでいきなり元気になってんだよ!」


困惑する大介をよそに、雅は嬉しそうに寝室へと向かった。


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