テラーノベル
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なんか今日投稿した雑談のやつ
消えちゃった~、🥲
コメントしてくれた人ごめんなさい…
ニョントリ
( 予定ではタプトリも後に出て来る )
↑ 予定ですのでなくなるかも…💦
( 生贄系 、 ?? )
ジヨン 龍
( 普段は人間の姿 )美形
スンリ 高校1年生
_ start
この街には8月18日に1年に1回
龍神様の生贄 というものが
行わられている 。
噂によれば
龍様は凄く美形の女性で旦那様を
求めてこの 生贄 を行っているらしい。
1000年前から クォン家 という一族が
この村の守り神として生きておられて
その礼として男性を捧げているらしい。
だが
この1000年間生きてきて
旦那様に選ばれた人が居なかったのだ。
旦那様が選ばれたら
この 儀式 ・ 生け贄 は終了とされているのに
捧げられても選ばれなかったら
後日 山に遺体が捨てられているらしい。
血だらけで。
今まで生きて帰ってこれた人なんて
居なかったのだ。
_ そんな噂が飛び交う中 、
今日も日常は続く。
テソン 「 そういえば、明日だね 。
龍神様の生贄。」
スンリ 「 だな~ 」
オレンジ色に染まる空。
涼しい風と鴉の声が飛び交う。
テソン 「 僕たちも今年から対象だけど
選ばれたらど ー する、 ?? 」
スンリ 「 いや、俺たちはないだろ、笑笑 」
2人は笑いながら目を合わせた。
” 自分たちには関係ない “
そう思っていたから。
スンリ 「 でもさ !?
選ばれてもすっげぇ~美人なんだろ 、!?
なら、選ばれても幸せかも、 」
ムフフとニヤニヤしながら告げるスンリを横目に
テソンを引いた目つきで突っ込んだ
テソン 「 スンリらしいけどさ、
そんな縁起でもないこと言わないでよ 」
スンリ 「 ごめんごめん ~ 笑 」
2人の笑い声と話し声が遠く
また遠くへと離れていく。
スンリ 「 じゃ、また明日な !! 」
テソン 「 またね ~ 」
_ またなんてもうないかもしれないのに
テソンと別れて
スンリは気だるげに家に向かった。
_ ガチャッ
スンリ 「 ただいま ~ 」
靴を脱いでるのに
リビングから走る音がした。
母 「 スンリ !! 大変よ !! 」
ハンナ 「 お兄ちゃん !! 」
スンリ 「 え、なに ?? 」
2人に渡された手紙を見ると
「 イ・スンヒョン 様
今年の生贄として選ばれたのは貴方です。
今日の夜に裏山へとお待ちしております。 」
村の村長さんからの手紙だった。
スンリ 「 は、?? なんだよ 、これ… 」
母 「 今すぐ、この村から逃げましょう 」
ハンナ 「 お兄ちゃんが生贄なんて嫌だ、 !! 」
俺達は早くから父親をなくして
俺がイ家の父親として振舞ってきた。
なのに… 俺がこの村から離れたら、
テソンは、?? 優しくしてくれたヨンベ先生は
どうなるんだよ 、
次は テソンがターゲットになるかもしれない。
それだけはダメだ。
「 スンリヤ ~ 、 もうまた寝坊したの ? 」
あの優しげな元気な声が
脳裏に思い出された。
俺が生贄になろう。
スンリ 「 嫌 、 駄目だよ。
選ばれたなら最善を尽くす。 」
母 「 … スンリ 、 」
ハンナ 「 やだ… やだよ、 お兄ちゃん、」
スンリ 「 ごめんな、 ハンナ 。」
俺は妹のハンナとお母さんを抱きしめるように
抱き寄せて背中を摩った。
その手が震えてるなんて
俺しか分からないのに。
夜になって
裏山へと3人で向かった。
村長 「 お待ちしておりました。
スンヒョン様。 」
深々く頭を下げられて
思わず頭を下げ返した。
後ろにいたきれいなお姉さん達に
連れられて恥ずかしくなりながら
身を清めた。
山の暖かな温泉のような場所。
そこで体を洗って身を清める。
もうお母さんにも妹にもテソンにも
会えないと思うと自然に涙が出そうだった
それをぐっと堪えて
綺麗な着物に着替える 。
真っ白の綺麗な着物に袖を通して
深呼吸をした。
スンリ 「 … ふぅ、 大丈夫 。 大丈夫 。 」
そっと胸を撫で下ろして
向かった。
村長 「 ご準備ができましたね 。
ここから先は1人で行ってもらいます 」
洞窟のような奥深い入口。
立ち入り禁止の看板は外されて
暗い静かな空間になっていた。
後ろには
泣いてる お母さんとハンナの声が聞こえた。
最後くらいテソンにもっと
挨拶しとけばよかったな。
_ スタスタ
奥へ進んでも
なにも見えない。真っ暗な空間。
足が竦んでも進み続けた。
歩み続けると霧のような綺麗なくものようなものが 見えてきた。
「 … 来たか 。」
目の前には
オレンジの頭をしたセンターパート 。
鋭い目つき。
綺麗な鼻筋にはっきりとした顔つき。
スンリ ( うわ、めっちゃ綺麗な人 。 )
小柄でどこか守ってあげたくなるような
その人だった。
もしかして …
この人が龍神様かな、
めっちゃ美人やん !!
女の子にしては声低くて特徴的だけど
ジヨン 「 … なに見てる 。
このくそぱんだが。」
スンリ 「 え、 ?? 」
毒を吐かれた ??
んん??聞き間違えか??
ジヨン 「 … 聞こえなかったのか??
耳も悪いようだな。 垂れ目野郎 。 」
スンリ 「 … はぁぁあ !?
なんなんだよ !? お前 !!
俺が大人しく生贄として来てやったのに
その ” くそぱんだ “ ” 垂れ目野郎 “ って !! 」
ジヨン 「 別に俺はお前を生贄になれなんて
頼んでない。 」
スンリ 「 そりゃそうだけど、ってえ ?? 」
ジヨン 「 なんだよ 」
目の前の女性は
面倒くさそうに頭をかきながら俺を睨む。
え、?? 今この人 俺って言った ??
俺系女子 ?? いや、そういう子もいるよな。
スンリ 「 … 俺系女子ですか?? 」
ジヨン 「 あ ?? ×すぞ 。
俺は男だ 」
スンリ 「 … はぁぁあ !? 嫌嫌嫌 !!
ちょいちょいちょいなんですけど !? 」
ジヨン 「 … ほんと騒がしいやつだな 。
なんだよ ?? まさか 美人の龍神様が来る
なんて唆されて来たのか ?? 」
スンリ ( いや、少しは期待したけど … !! )
苦虫でも噛み締めた顔をしながら
膝をつけて絶望体制に突入した
ジヨン 「 ふッ 、馬鹿だな … 」
男はスンリに歩み寄って
顎を掴み強制的に顔を上げさせた
ジヨン 「 俺には選択権がある。
俺が妻として選ばなければ
お前は死ぬことになる。 」
スンリ 「 … そうして下さい。 」
ジヨン 「 は?? 」
スンリ 「 いやいやいや、まじですんません!!
俺は女の人だと思ってこの儀式に参加した
んすよ !! なのに、男って !!
ホモじゃあるまいし、 」
愚痴愚痴と語るスンリに
ジヨンは呆れ顔。
ジヨン 「 … お前死にたいの?? 」
鋭く低く冷たく告げられる。
スンリ 「 … そういう訳じゃないすけど、
つか、貴方 ホモ なの ?? 」
ジヨン 「 あ” ?? 」
スンリ 「 やべッ、地雷 !? 」 ( テヘペロ
ジヨン 「 … 俺だって言わせてもらうが
ボッキュンボンの自立した吊り目の
猫のような女性が好みなんだ。
お前は垂れ目の自立を対してしてない、
パンダみたいな男って !!
俺だってなぁ …
お前みたいなやつ受け入れようとなんて
してないっての。 」
スンリ 「 … なんですかそれ !!
俺だってボッキュボンが好きなのに !!
こんな男とか嫌です~、」
ジヨン 「 はぁあ!? 絶対×す !!
逃げんな !! くそぱんだが !! 」
スンリ 「 ×れるもんなら×ってみろ~ 」
ジヨン 「 … 俺を怒らせたな、お前。
まじでぶっ×す !! 」
追いかけっこの始まりだ。
そして走り回った末に
2人は地面に寝転ぶように空を見上げた
スンリ 「 つ、疲れた~…
て事で俺帰してもらってもいいかな?? 」
「 おーい、ねぇねぇ 」
「 聞こえてるんだろ~ ?? 」
「 龍神様~ 」
隣にいる龍神様に
いくら声をかけても返事がなかった。
目はバッチリ開いていて
空を見つめているというのに。
スンリ 「 俺、帰りますよ ?? 」
ゆっくりと立ち上がって
龍神様を背後に洞窟へと向かった。
_ シュルルル
すると長い蛇のようなものに
足を巻き付かれて思わず転んだ
スンリ 「 うわッ、 ッいてぇ~ !! 」
振り返ると
そこには真剣な目をした龍神様 。
ジヨン 「 … なぁ、 スンリだっけ、 」
スンリ 「 は、はい …
ちょッ、 近い近い近い~、!! 」
必死に顔を背けようとしたら
龍の男は ニヤリ と笑って更に顔を近づけた
ジヨン 「 … 俺、お前気に入ったかも 」
スンリ 「 … え、は?? ん?? なにそれ 、」
_ ストッ
そこから記憶は無い。
眠らされたのだろう。
( 続く … )
コメント
2件
え、もう本当に天才ですね?? 大好きです🥰
設定がすきすぎる……続き楽しみにしてます、!✨️