この話は人々から忘れ去られた。四人の選ばれし者達も大切にされなくなった。逆に四人に卑劣な事をする者も出てきた。ただ、たった一人の老人はこの話は本当だと信じていた。この話はきっと本当だと。きっとこのままでは、私が死んだとき本当の本当に忘れてしまうだろうと考えた老人は本を書いた。そして孫に言い聞かせた。
「もうすぐ人々に罰が下る。そして人々を苦しめるだろう。その時私の家の地下室に行ってある一冊の本を読みなさい。そこに全て答えが書かれている。」
孫一人にこの話を忘れず感謝を忘れないよう言うことは難しいと考えた。だから本を書いたのだ。どうかこの世界が助かりますようにと願いを込めて。
コメント
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えっと、単刀直入に言います。ソノです。実はアカウントがきえまして……今はメラと名乗ってます。多分、急に更新が無くなったから不思議に思うかなと。これからも連載頑張ってください!では。