一次創作・捉え方自由
にーらめっこしーましょ!あっぷっぷー!
私はあなたとするこの遊びが大好きだった。
いつも面白おかしくて、笑いが止まらないこの遊びが大好きだった。
でも、今はもうしない。年齢的にも、そんなことができるような歳じゃないからだ。
この遊びをやりたいと思うことも無くなったし、楽しいと思うことも無くなった。
こんな遊びを忘れてから数十年、あなたは病気になった。
癌だといい、発見が遅くもう助からないとのこと。
私は何度もお見舞いに行った。その度に彼の前で涙を零す。
そんな私を見てあなたは私にこういった。
「なぁ、にらめっこしようぜ!泣いたらアイス奢り!」
やっぱり私、そんなあなたが大好きで、笑えなくて、泣いちゃうかもね。
コメント
4件
中人)ほわぁぁ……、……笑わせたかったのかなぁ……