白銀に輝く雪が波紋を揺らしながら空の上で遊んでいる。
風に吹かれ、重なり合い、堕ちて行く。
やがて雪は僕を迎えに来るけど、僕に触れずに通り過ぎてしまう。
だから僕は眺めているんだ、ずっと。
綺麗な雪も海も声も僕には無いものだから、僕じゃ手に入らないものだから。
ね、綺麗でしょ?
『影光り 人生積もる 雪のよう』
今日は寒い雪の日。
雪は最初一つの結晶だけど、それが重なって積もれば、それはまるで今まで積み重ねた努力の結晶みたい。
それに積み重ねる努力の一つ一つは地味で影みたいだけど、完成すればその努力が全部光って見える。
そんな「人生の努力」がテーマに書いた言葉。
全て僕の理想なんだ
僕が努力しても積み重なってもすぐ透明になって消えるから。
『雪明けよ 春の匂いも 運ぼうか』
今日は雪が溶けた春の日。
もう冷たくない風が吹き抜ける、その風は温かさだけでなく春の匂いまでも運んできてくれそうな勢いだった。
僕は風じゃないから春の匂いを運ぶことは望んでもできない事だから書いてみる。
これから明ける雪明けの春に。
コメント
2件
えもう凄いですよね(? コメントなに書こうか考えた挙句 なんて言えばいいか語彙力飛んでった のでここで終わります() 投稿ありがとうございますっ!