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2023年03月18日

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桃青のnmmnとなってます。

御本人様方とは全く関係ありません。




はわーーー!!めっちゃ久しぶりすぎるこの感じ😭 鈴木無事受験受かりましたー!!やっと小説かこうっていう気になったので今日はみんな大好き甘々から結婚まで持ちかけます。こいつらまじ早く結婚しろって言う気でかき綴りました。俺はあんまり3次元の方々でBLを考えるのが得意では無いので表記は2次元の方がベースになってます。桃髪、青髪等ですね。性格はもろ本人様を表現してるので表現出来てると嬉しいなあ。

ではここまで大丈夫な人だけどうぞ!!








僕は幼い頃から可愛い子と結婚するんだって思ってた。可愛い子と結婚して式を挙げて、それから子供ができて…。そんなことを考えてた。でも、僕が選んだのは、僕には勿体ないくらいの素敵な男性。僕のことを大事にしてくれて、愛しいものを見る目で僕を見てくる。いつしかこんな僕でいいのかって問いかけたことがある。でも彼は、お前じゃなきゃダメなんだって、熱心に僕に投げかけた。

そんな彼ともお付き合いを始めてから2年の月日が流れた頃、いつもなら行かないような僕らに似合わないイタリアンのお店に誘われた。最近お互いに忙しくて中々会えずにいたこともあって、心が踊る。久しぶりに彼と会えるんだ。服もちゃんと選んで、軽いメイクも。彼の好みに合わせた香水の中をくぐったら、よし、完璧。

待ち合わせの時間5分前にお店に着くと、ウェイターさんに個室へ案内される。既に彼は座っていて、髪をかっこよくセットしてあって服装もとても整っている。かっこよすぎてずるい。そんなこと声に出せないけど。そして、その個室は窓から東京の街並みを一望できる特等席だった。

「わぁ、きれい…」

「ずっところんに見せたかったんよ、この景色」

「気に入って貰えた?」

「うん、もちろん」

目を輝かせる僕にふっと笑ったさとみくんと目を合わせ笑い合う。そんな一時が僕は好きだ。大好きな深い青色に見つめられ少し小っ恥ずかしい。

「そんな見つめんな、そろそろメニュー…」

あんまり僕を見て嬉しそうな顔をするもんだから軽く小突いてやった。

「…綺麗で見とれてたわ」

「ん?あ、景色めっちゃ綺麗だよね」

「ちげぇよ」

「景色よりも花よりも何よりもさ、ころんが1番綺麗だよ」

「っな…」

さとみくんがあまりにも綺麗な顔で微笑むから、嬉しそうに笑うから、きっと僕の顔は今茹でダコよりも真っ赤だろう。顔が熱い。こういう所に惚れてく。一つ一つの言葉に行動。さとみくんの全てが大好きで、

「ころぉん、そんなに嬉しいの~」

「ふはっ、顔真っ赤」

「いやぁ、さとみくんのこと大好きだなぁって………ん?」

「こ、ころ…」

「あっ、ちょ、まままって…!今のなしっ!」

口から、勝手に漏れだしてしまったぁ~…。口の端から漏れだした普段は言わない素直な言葉。そんな言葉に彼は珍しく目を見開き、動揺して顔を朱色に染めている。こういうの見れるならたまには素直になるのも悪くないかも。


ある程度食べてお腹も溜まってきた頃、ウェイターさんが雰囲気ピッタリなプレートに乗ったドルチェを運んできた。

「頼んでおいてくれたの?」

「せっかく2人で出かけられたし、まあ、記念?」

「らしくないじゃん」

「好きだろ?」

「、ばあか」

運ばれてきたドルチェはティラミス。チョコ色のスポンジに挟まる赤色のジャムは甘酸っぱくて、その酸っぱさを中和する甘いスポンジはふわふわで。言葉には表せない幸福な気持ちに包まれる。

「めっちゃ美味しい」

「んふふ〜、だろ」

「うん…あのね、さとみくん」

呼ばれると思っていなかったのかきょとんとした顔で食べているティラミスからこっちに目を向ける。

「ん?」

「僕ね今めっちゃ幸せ、くふふ」

「さとみくんと居られる時間が全部幸せ、いつもありがとう」

「なに、いきなり。かしこまっちゃって」

「ん〜、なんとなく」

「俺も幸せだよ。愛してる」

「っ───」

いくら僕から話を振ったと言ってもその顔で、その声でその言葉は反則だ。どうやってもやっぱり彼には敵わないみたいだ。


ドルチェも食べ終わりそろそろ帰ろうと準備をしていたら、なんだか少しさとみくんがソワソワしてる。

「なんかあった?」

「あ、いや…」

何かがあるといつもはっきり言う彼が口篭るのは珍しい。やっぱり何かあったのだろうか。そんなことを考えているとさとみくんが口を開いた。

「ころん、帰るの少し待って」

「渡したいものあるから」

「なあに?」

真剣な顔で見つめてくるものだからこっちまで緊張が走る。さっきまでとは違う少し張り詰めた空気が付きまとう。

そんな空気のまま2、3分、さとみくんが覚悟を決めたように一度深く、深く深呼吸をした。何が起こるのかさっぱり分からず空気に呑まれ、緊張している僕の横に来た彼は、床に片膝をつきポケットの中から小さな箱を取りだした。

「…え?」

「ころん、愛してる。これからもお前の笑顔をずっと隣で見たい」

「俺と結婚してください」

温かいものが頬を伝う。さとみくんの手が小さく震えている。きっとここまでずっと、こんな僕のために準備をしてくれていたのだろう。ほんとに僕は幸せ者だ。

「っこんな、僕で良ければ、」

「ころんがいいんだよ、ころんじゃなきゃだめ」

「よ、ろしく、お願いします…っ」

「ころんッ!」

「くふっ、さとみくん痛いよ」

きっと僕の顔は涙でぐちゃぐちゃだろう。強く抱きしめられて苦しくて、痛いはずなのに全然嫌じゃない。それも全部君だからなのかな。

普通じゃない、許されていない愛かもしれない。社会的に結婚はできないかもしれない。それでも僕はさとみくんが好きなんだ。この気持ちに変わりはないし、それ以外の何物でもない。これからも君とずっと一緒に歩んでいく。

「さとみくん大好き」

「俺も、愛してるよ」

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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ユーザー

受験合格本当におめでとう!!!!!!!🎊🎊 いままで本当にお疲れ様だ!!! 本当におめでとう!! こっちが泣けてきちゃう😢❤

ユーザー

お久しぶりです! 最高な作品ありがとうございます 僕もそろそろ書こうかな...

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