初投稿です
・ドイヒー作業してるあたり
・口調迷子
🃏side
最近気がついた事が2つある。
1つ目は、俺の恋愛対象は3700年もの間に女性から男性になっていた事。
そして2つ目は、俺が好きなのは今目の前で化学に唆っている彼だという事。
みんなびっくりっしょ?
まぁ俺自身が1番びっくりしてるけどさ~笑
石化前の俺は、口が軽くなければ誰でも良くて、胸がデカくてかわいい子だったら尚更ってかんじだったのに
今目の前にいるこの子はかわいいけど、かわいいけどさ!!
男だし。
でも、全人類救おうとして、1人で危ない目に遭っちゃう彼を放っておけないし、いつの間にか惹かれてたんだよね。
きっと千空ちゃんが知ったら惹かれるんじゃなくて引かれるんだろうけど!!笑
そう思いながら千空ちゃんの近くに行く。
🚀「なんだメンタリスト。てめーまだ作業終わってねぇだろ」
🃏「やっほ~千空ちゃん。まぁ確かに終わってないけどさ~」
いつも通りの彼。
でも
千空ちゃんはいつか宇宙に行ってしまう。
千空ちゃんは宇宙に行くのが夢だから。きっと嬉しいだろうし、千空ちゃんが嬉しいことは俺だって嬉しい。
でもさ、宇宙だよ?
石化前に飛行機で簡単にマジックの修行しに海外行くのとか、千空ちゃんが白夜さんの面会に行くために飛行機に乗ってアメリカまで行くのとかの次元じゃない。
無事に帰って来れるのかも分からない。
だから俺は怖くて仕方ないんだ。
千空ちゃんが宇宙に行くのはまだまだ先の事だと思う。
でもそのまだまだ先っていうのは俺だけかもしれない。
少なくとも千空ちゃんは違うだろう。
だって3700年もの間秒数を数えていたんだから。
「案外はやかったな」なんていう彼が想像できる。
その頃にこの想いを伝えるのは遅すぎる。
きっともうすぐこの想いを伝えることになるだろう。
千空ちゃんは優しいから、嫌ったりとかはしないだろう。
でも化学が大好きな彼だ。それこそ嫌ったりもしないし恋人をつくるなども絶対ないだろう。
好きになる相手、間違えたな 、
🚀「……い!おい!ゲン?」
🃏「ん、?あ、ごめん!
ちょっと考え事してた~♪」
🚀「……ったく、大変な作業やらせてる身としていうのはあれだが、てめぇ最近ずっとそんな感じだし、隈すごいぞ?しっかり寝ろ。」
心配してくれてるんだな。でもね千空ちゃん
🃏「あはは~、でも、千空ちゃんの方が寝てないよね?みんなが寝てる時も千空ちゃん1人でずっと起きてて、最後に寝たのいつよ?」
🚀「……」
ほら図星。千空ちゃんはみんなの為に頑張ってて寝てないんだよね。俺は千空ちゃんの事で悩んでて寝不足なだけなのに笑
🃏「ほら~千空ちゃんおねむでしょ、?もう夜だし今日はもう寝よ?」
🚀「いや、まだ終わってねぇんだ。ここで辞める訳には……」
🃏「いいから、!!ほら、俺も寝るから一緒に寝よ??」
口にして我に返る
何言ってんの俺。
そんなの千空ちゃんはきもちわりぃとかいう以外ないでしょ
🚀「……そうだな、ならいいわ。はやく寝るぞ。」
え?
千空ちゃん?
どうしちゃったの??
あ、きっと何日も徹夜してるからだ!うん!
そうに決まってる!!
でも、
流石に意識しちゃうよ。
部屋に入ると千空ちゃんが隣に布団へ入ってくる。
すると千空ちゃんは驚くほどすぐに寝てしまった。相当疲れていたんだろう。
じっと前を見ると、そこには綺麗な顔立ちをした彼が静かに寝ている。
え、まってこんなバイヤーな状況で俺寝れなくない??
🚀「ん……」
寒いのか、俺のほうによってきて、俺にくっつきながら寝ている。
心臓が破裂しそうなのが自分でもわかる。
ああ、化学が大好きな彼の恋人になれたらな。
なんてね笑
そんな有り得ない願いを期待しつつこの上がりまくってる心拍数を落ち着かせる為にそっと瞼を閉じ、気がついたら眠りに落ちていた。
なんとなくその夜、手に、体に温もりを感じた。
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