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fwhr
(少しkghr、tyhr要素あり)
kidが可哀想な目に遭います。
地雷さんや、苦手な方は今すぐ🔙
⚠️ご本人様とは何の関係もありません
ここからは伏せ字なしで行きますのでご注意を
私の名前は加賀美ハヤト。
高校2年生だ。
今、私は剣持刀也という親友と一緒に、公園のベンチに腰掛けている。放課後に、こうやって公園に寄って他愛のない話をするのが日課だった。
剣「そういえばさ、最近ふわっち見てないよね」
加「あ〜…確かに、言われてみればそうかも知れないです」
1つ下の学年に、不破湊という人がいる。
私と剣持さんは生徒会に所属しており、不破さんもその仲間だ。
ちなみに、私は「2年生ながらに優秀だ」と言われ生徒会長を務めている。
剣「あ、ふわっち発見したわ」
加「えっ」
突然剣持さんがある方向に指を指した。その方向を見ると、何故かボロボロな姿の不破さんが路地を歩いていた。
加「ちょっ不破さん?!どうしたんですか!?」
驚きのあまり、思わず大きい声が出てしまった。そして、私と剣持さんは不破さんの方に駆け寄った。
不「あぇもちさん、社長!久しぶりやな」
「にゃはは」と笑いながら言う姿に私達は唖然としていた。
剣「おい!どうしたんだよ、その傷!…誰ですか?」
剣持さんが不破さんに問い詰めようとした瞬間、不破さんの後ろに人が隠れているのが見えた。
不「あー…出てきてええよ。この人達はなんもしないから」
そう彼が言うと、後ろから人が出てきた。
加「…っ!///」
その人は、
とても可愛らしく綺麗な顔をしていた。
…私は見た瞬間、一目惚れをしてしまった。
甲「えっと…甲斐田晴です、すいません!不破さんがこうなっちゃったのは…僕のせいなんです」
甲斐田晴。
彼はそう名乗ると、私達に深く頭を下げた。
剣「…どういうことですか。貴方がふわっちを殴ったりしたんですか?」
剣持さんが鋭い目で甲斐田さんを見つめる。
すると、怖かったのか…彼は目に涙を溜め始めた。
加「…可愛い…あ」
剣「え?」
しまった。あまりの可愛さに思っていた事が口に出た。剣持さんは私を「どういうことだ」というような目で見ている。…誤解を解かなければ。
加「…甲斐田さん、でしたよね?何か理由があるのでは?」
私が彼に言うと、「そうなんです!」というように目を見開いてコクコクと顔を上下に振った。…動作が何もかも可愛いのだが。
甲「…実は僕、不良達に襲われてたんです。そこで、不破さんが助けてくれて…」
不「あいつら意外と力強くてな。ちょっと時間かかったけど、勝ったんで」
不破さんの服も髪も顔も全てがボロボロで…一体何人を相手にしたのか。
不「甲斐田、もう大丈夫やからな!」
落ち込んでいた甲斐田さんを、不破さんが励ましている。すると、甲斐田さんは嬉しそうに笑って「ありがとうございます」と言った。
加「あ…」
…よくよく見たら、甲斐田さんの制服は他校のものだった。あそこの高校は、不良が多い事で有名なところだ。
加「甲斐田さんって…にじ高じゃないですよね?何故不破さんと?」
剣「確かに…!甲斐田くん他校の制服じゃん。で、何があったんですか」
そう言うと、
甲斐田さんは今までの経緯を話してくれた。
甲斐田さんは不破さんと高校入ってすぐに、楽器屋で出会ったらしい。2人ともギターが好きだという共通点が見つかり、仲が良くなった。そこからたまに放課後、一緒に遊ぶような仲になったという。
甲斐田さんは、もともとにじ高を受験する予定だったという。しかし、友達に「同じ高校に入ってくれ」とせがまれ、その高校に入学したらしい。
いざ入学すると、
最初は入学してもなお、今まで通り甲斐田さんと仲が良かった友達は、後々裏切り始めたのだ。
なんとそいつは一切甲斐田さんと話さなくなった。しかも入学して数ヶ月後、話さなくなったと同時に、不良の先輩に甲斐田さんの事を売ったのだ。
甲斐田さんの友達は、もとから先輩に気に入られるため…可愛く、可憐な甲斐田さんの事を利用するつもりで入学させたというのだった。
それから甲斐田さんは、
不良の先輩の玩具にされた。
毎日毎日、体育倉庫の中で隠れて…甲斐田さんに性行為を行っていたらしい。
しかも、一対一などの話ではなかった。
先輩は大人数で、8人以上はいたそうだ。
甲斐田さんは
無理矢理キスされ、挿れられ、いろいろなところを弄られの繰り返しだったそうだ。
限界になった彼は、周りの生徒や教師に相談したらしい。…だが、みな不良が怖く取り合ってくれないという。
そこで、
最終手段として不破さんに相談した。
すると後日…まあ、正しくいうと今日、
不破さんは甲斐田さんの学校に不法侵入し、甲斐田さんがいつものように襲われているところに乗り込んで、不良を次々と倒していったらしい。
甲「…そして、今に至りま…」
加「許せません」
本当に許せない。
甲斐田さんの事を利用した奴、レイプした奴、全員をボコボコに今すぐ殴ってやりたい。話を真剣に聞いていたが、流石に酷すぎる話で、怒りがわいてくる。
それに、私が一目惚れした人だ。放っておけるわけがないだろう。
剣「…僕も許せません。その話、放っておけるわけないし。警察に訴えるべきだろ」
甲「お2人とも…」
甲斐田さんは泣きそうになりながらも、必死に涙を止めていた。
不「んーまあ、証拠はいくらか撮ったんで。さっき俺らで警察に届けに行ったんよな、甲斐田」
甲「あ、はい…でも不破さん///僕が挿れられ、てるところ!ピンポイントで撮るから!僕の…繋がってるとこ見えちゃってるんだってぇ…///」
そう言って、甲斐田さんは真っ赤になった顔を両手で覆った。…正直、凄く見たかった。
ごくりと喉を鳴らすが、流石に我慢だ。
こんなの変態と同じだからな。
加「…ま、まあ!解決したなら良かったです」
剣「甲斐田くんこれからどうなるの?」
甲「甲斐田…もう、あの学校には居たくないです。だから、転校するつもりです」
甲斐田さんはそう言うと、にっこりと可愛らしい笑みを浮かべた。
加「それってどちらに…?」
甲「にじ高に!!」
1週間後、
甲斐田さんがうちの学校に転校して来た。
あの事はニュースで報道される程にまでなっており、甲斐田さんは転校先でも心配されるような存在になっていた。
私はまだ、甲斐田さんとお会いできていない。これらは全て、不破さんから聞いた情報なのだ。どうやら不破さんは、甲斐田さんとクラスが同じらしい。
しかし、今日はご対面の日なのだ。
いつも私と剣持さん、たまに不破さんで一緒に昼食をとっている。だか今日は不破さんの誘いで、甲斐田さんも来るというのだ。
私と剣持さんはクラスが同じなので、
一緒に屋上まで移動する。
剣「何、そんなに甲斐田くんと会えるのが楽しみなわけ?」
加「え”!?顔に出てました!?」
剣「うん。ニコニコ過ぎて怖かったわ」
…私は、それ程楽しみなのだな。
階段を登り屋上のドアを開けると、
もう不破さんと甲斐田さんがいた。
加「…っ甲斐田さーん!!!」
大きな声で彼の名を呼ぶと、こちらを振り返ってにこりと笑ってくれた。
相変わらず可愛らしい。頭のアホ毛がぴょこぴょこ揺れていて本当に可愛い。撫でたい。
甲「社長にもちさん!!」
…待て、今あだ名で呼ばれたのか?
剣「はぁ!?おい、もちさんって…」
不「俺が甲斐田に教えたんよ。ええやろ、そっちの方が仲良くなれそーやし!」
甲「…だっダメでした?」
加「ダメじゃないです!!!!」
「うぉっ」と驚いた声を出した一同。
仕方がない。上目遣い+涙目はズルいだろ。
甲「なっなら良かったです!さ、お昼食べましょ〜!!」
剣「そういえば、元気戻ったんだ甲斐田くん」
皆で弁当を食べている中、剣持さんが言った。確かに、前よりも元気が出ている。
甲「はい!不破さんのお陰で随分…ほんとに助かりました!」
不「まあ、コブンの面倒は見てやらんとな!」
加「コブン…?」
いつの間に甲斐田さんは不破さんのコブンになってしまったのだ。
不「アニキとコブン!クラスの人達が付けたあだ名で、俺と甲斐田は1年の間で結構人気なコンビなんすよ。アニコブなんて呼ばれて。特に女子が湧いてます」
…そういえば、新聞部が毎週書いている新聞に、「アニコブ大注目」という項目があった気がしたが、そこまで人気なのか。
何故か、凄く悔しい。
甲「あ、社長!それ美味しそうですね」
いつの間にか隣に甲斐田さんがいた。
指は、私が持っている卵焼きを指している。
甲「食べてみたいなぁ…なんて、///」
チュドーーーーーーーーーーーーンッ
私の心の中が爆発してしまった。
なんなんだ、本当に可愛い、可愛すぎる。
甲「…なっなんて!冗談で…」
加「あげます。是非食べて下さい。ほら」
私が「あーん」というと、甲斐田さんは照れるように口を開けた。そして、卵焼きを口に運んであげた。
加「…っ///どうですか?」
自分で作った卵焼きだ。
料理のプロなどではないので、味は…保証できない。
甲「んんっ!ん〜!めっちゃ美味すぎです!」
目を輝かせてこちらを見てくる。
…よかった。
これで不味かったら、どうしたものか。
剣「…おい、イチャイチャすんな!」
甲「いっイチャイチャ!?///」
剣持さんが嫉妬心を孕んだような目でこちらを見ている。それを見て少し、誇るような気持ちになってしまった。
不「…甲斐田ぁ、もちさんは媚びに厳しいから気を付けろよ〜。それと、お前のおかず食わせろ!」
…不破さんは相変わらず甲斐田さんと距離が近いな。
そう思いながらも、楽しい時間を過ごせた。
今日は生徒会活動がないため、すぐに帰宅する事ができる日だ。
剣持さんといつもの公園に向かう途中、
私は失言してしまった。
加「甲斐田さんって可愛いよなぁ…」
また思っていた事が口に出てしまった!!!
今回は確実に聞こえてしまっているはずだ。
剣持さんに引かれるかもしれない。
加「あ、いえ、ちが…」
剣「僕も思いますよ」
加「え…?」
どういうことだ。
剣持さんも私と同じ事を思って…?
剣「僕も甲斐田くんに惚れたんだよ、社長」
は?
僕の名前は甲斐田晴。
高校1年生。
今は放課後で、教室に残って不破さんに少し勉強を教えていた。
甲「今日…加賀美さんにあーんしてもらえた…夢かなんか、?」
不「まだ言ってんのかお前」
そう、僕は今日加賀美ハヤトに昼食中、あーんして卵焼きを食べさせてもらえました。
…嬉しすぎるよ!!!
甲「だっだって…社長、顔が良過ぎて…///」
本当に顔がイケメンで美しすぎる。僕は正直面食いなところがあるので、社長の顔に惚れてしまっていた。
不「…甲斐田ぁ、そんな社長イケメン?」
甲「あんなイケメン今まで見た事ないよ!?」
前の学校で散々嫌な目に遭って来たが、この学校に来てからは本当に良い事ばかりだ。
そう、加賀美さんや剣持さんとの出会いもあったし!
甲「もちさんも本当にイケメン…だけどちょっと可愛いんだよね///」
こんな本音信頼してる不破さんの前でしか言えないけれど。本人達の前で到底言えない。
不「…」
甲「…あれ?不破さん?」
急に不破さんが下を向いて黙り始めた。
…あまりの熱量に引かれてしまっただろうか、流石の不破さんも。
甲「あ、えっとすいません!勉強の続き…」
がしっ
甲「へっ」
いきなり不破さんが僕の腕を掴んだ。
そして僕を椅子の上から引きずり下ろした。
そのせいで、僕は床に倒れるような形になってしまった。
甲「いたぁ…何するんですか、不破さ…」
甲「え、」
不破さんは倒れた僕の上にまたがった。
そうして、顔を段々と僕の顔のある方へと沈めていく。
ぶつかる…っ、
そう思っていたら、
不破さんの顔は僕の耳元に来ていた。
不「…ふぅ、」
甲「ひゃ、あっ…!」
いきなり不破さんが僕の耳元に直接、静かに息を吹きかけて来た。吹きかけ方がやらしく、かつて不良の先輩達によって調教された体がびくりと反応する。
不「…なぁ、晴はさ…俺の顔、好きじゃないん?イケメン…やろ?」
不破さんがわざと吐息を含めて言葉を発するせいで、僕の体はびくびくと反応してしまう。
甲「あぁ…んっ、やめ…はぅっんん…」
不「っ…なぁ、どうなん?はぁーる♡」
そう言うと、不破さんは僕の服のボタンを外そうとしてきた。
その瞬間、僕のトラウマが頭を襲ってきた。
甲「やっやめて!!!」
ドンっと音を立てて、僕の上に乗っている不破さんを突き飛ばした。
不「っ…てぇ」
はっと我に返る。自分は今何をした。
甲「あ、ぁ…ごめんなさい、」
不破さんは僕の恩人なんだぞ。
僕をあの地獄から…救ってくれた…。
でも、今…僕は何をされようとしていた?
不「……………………..すまん、甲斐田!俺ちょっと妬いたんよ。甲斐田がずっと2人の事ばっかりやから」
甲「…え、あ、すいません…」
さっきの不破さんは何処に行ったのか、いつもの不破さんに戻っていた。
無邪気に笑ってはいるが、目に光がない。
不「…甲斐田ってさ、トラウマなん?セックスとか、そういうの」
…明らかに声が低く、機嫌が悪い。
甲「はい、どうしてもそういう事をされそうになると…思い出して、」
僕がそう答えると、「へぇ、そうなんや」と言い、急に立ち上がった。
不「俺なぁ、甲斐田の事…社長達に話した事後悔してるんよね。あの時、公園がある道通ってなかったらさ、良かったのに」
甲「なっ何言って…?」
不破さんは暗い顔をしているのにも関わらず、不気味な笑みをずっと浮かべている。
不「調子乗ってるよな。特に社長さ…ずっと甲斐田に会いたいとか言ってたから…いざ合わせてあげたら、ああだし…マジで笑える」
…不破さんが怖い、
突然性格が変わってしまった。何故だ、
僕が突き飛ばしたりなんかしたから、
甲「ふっ不破さ…」
不「いやぁ…上手くいくはずやったんだけど」
不「わざわざお前の友達脅して、俺のダチの先輩にお前のことレイプするように頼んだのにさぁ」
え…今、なんて….?
不「そこでさぁ、俺がお前の事助けたら…お前は俺に惚れてくれると思ってたんやけど…今んとこ、お前のお気に入りは社長やろ?」
甲「何…いっ、て…ねえ、不破さん、嘘…でしょ?」
不「でもそうかぁ…セックスがトラウマとか終わってんな…今度は俺がお前の事調教してやるから安心しろよ」
不破さんの言葉を聞いて、僕は震えた。
そういえば、不破さんとの出会いがあった後から…友達は僕の事を裏切って、先輩から無理矢理ヤられるようになって。
…全部、不破さんの計画だった…?
ポロポロ…
僕の目から自然と涙が溢れ出てきた。
あぁ、この人と出会っていなかったら、あんな辛い目に遭っていなかったのだろう。
僕の友達も本当に一緒の高校に行って、一緒に楽しい高校生活を送りたかったのかも。
不「…なあ、甲斐田は俺の事好き?」
もう僕の心はボロボロだった。
ここで間違った選択をしてしまったら…また酷い目に遭う。そして、また誰かが巻き込まれてしまう。
答えは1つだった。
甲「…好きですよ、不破さん」
私は剣持さんと公園にいる。
今日、甲斐田さんと連絡先を交換した。
その事で…2人で悩んでいた。
加「剣持さん…恋のライバルとして言いますよ!最初の一言目は本当に重要です!」
剣「わかってるよ!!…まあ、僕は社長より好印象を持たれるメッセージを送れるんで」
剣持さんも甲斐田さんが好きという事が分かってから、お互い協力し、蹴落とし合う事を先程約束した。
まあ、ライバルというものだ。
加「…そういえば甲斐田さん、今何しているんだ?」
剣「確か、ふわっちに勉強教えてるとか」
勉強を教える…か。
不破さんは甲斐田さんに距離が近いから少し気になっている。
何ともないといいが…。
加賀美と剣持は知らなかった。
知るよしもなかった。
甲斐田が今、誰もいない放課後の教室で不破と、気を抜くと気絶しそうになる程激しい性行為をしている事を。
そして、不破の重い重い愛を
必死に体で受け止めているという事を。
end
すいません!
今シリーズの続き書いてるので、この話を見て待ってくれると助かります!
コメント
2件
( ゚∀゚):∵グハッ!!鼻血が止まりませんわ〜( ˙ii˙ )
え、待ってやばいちょー好きです😭 何食ったらこんなに良いストーリーを生み出せるんですか!?羨ましいです!! fwっちが黒幕だったんだ、、、めっちゃ斜め上でした!!私あの、無理矢理プレイみたいなの凄く好きなのでなんか助かりました🙏💕︎︎マジでありがとうございます疲れた時見ます👀✨