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家庭教師のイケメン先生。
先生と会った日の次の日、学校で数学の小テストがあったの。
そしたら悪い点取っちゃった。
落ち込みながら学校の帰り道、電車に揺られながら家に帰っていたの。
そしたら偶然先生を見つけたの。
〇)せんせい!!!!
阿)わっ!
先生はまたビックリして上にはねた。
阿)偶然だね、学校帰り?
〇)うん!あ、今日小テストがあったんですけど、、
阿)、、悪い点取った?笑
〇)な、なんで分かるんですか、!
阿)わかるよ笑 顔が暗かったから。
〇)うっ、、
阿)んー、そうだなぁ、、そこのカフェ行って、小テストの振り返り、一緒にしてあげよっか?
〇)じゃあ先生の奢りで!!!
阿)えぇ、、まあ、〇〇さんだから特別ね?
〇)やったぁ!
阿)親御さんには内緒だよ?
そう言って私の唇に人差し指を立て、優しく微笑む。
〇)は、はい!
二人で横顔並びで歩く。
先生は私に歩幅を合わせて歩いてくれる。
道路側を歩いてくれる。
車が通ったら手を前に出してくれる。
〇)先生、やさしいですね。道路側歩くなんて。私に気なんて使わなくてもいいんですよ?笑
阿)気は使ってないよ。
阿)ただ、守りたいって思ったから、、
その言葉に反応して私は勢いよく振り返る。
そんな私を見た先生は手を横に振り、
阿)あ、じゃなくて!!どういたしまして!笑
〇)え、あ、そうですよね笑ありがとうございます!
2人の間に静かな空気が流れる。
でも私はちっとも気まずいなんて思わなかった。
だって、大好きな先生にそんなこと言われるなんて思わないでしょ?
・・・あれ?
「守りたいって思った」って教師が生徒に抱く感情なの?
この前だって、わたしの頭撫でてた。
ていうか、その思わせぶりな態度、『普通の生徒』にする?
私は歩く足を止めた。
すぐ目の前にカフェがあるのに。
阿)ん?〇〇さんどうしたの?
〇)、、先生って、私の事好きなの?
阿)えっ!?( 先生が高い声で驚く。)
阿)ど、どうしてそう思ったの?
先生の目がうろうろしてた。
チャンスだと思ったから、言おうと思ったの。
勇気をだして。
〇)私も好きですよ。先生のこと。
〇)…もちろん、恋愛的に。
真剣な眼差しで先生を見つめた。
でも、このままカフェに入ったらドキドキして隣になんていられないと思った。
だから、
〇)今日はやっぱやめましょ笑ていうか用事あったの思い出したので!!
〇)明日の家庭教師の授業で一緒にやりましょ!小テストの振り返り!
先生は何かを言いたそうだったけど固まったままで、私は足早に先生の近くから去った。
亮平side
〇)私も好きですよ。先生のこと。
〇)…もちろん、恋愛的に。
えっ、?
いま、好きって言った?
聞き間違えかな、
女子高生の意地悪?
信じていいの?
〇〇さんの言葉。
阿)おれもっ、
って言おうとしたら言葉が口からでなくて、そのまま〇〇さんは何かを笑顔で話して去っていっちゃった。
阿)やばっ、、
*阿)*ずるいなぁ、、、〇〇さんも。
明日、絶対に気持ちを伝えよう。
って決めた。
俺だって男だよ?〇〇。
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