テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
2×7
.
.
.
夜、仕事を終えて帰宅した 太陽 を、ソファに座った 海 が迎えた。「おかえり。お疲れさま」
そう言って差し出されたマグカップからは、甘いココアの香り。
太陽が隣に腰を下ろすと、海は自然に肩に寄りかかってくる。
「こうしてくっついてるだけで、全部報われるんだよな」
太陽が微笑むと、海が満足げに頷き、そのまま唇を重ねてきた。
何度も触れる柔らかな口づけ。
言葉よりも甘い夜が、二人の間に広がっていった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!